食事
中期食から後期食、あるいは完了移行食から乳幼児食への移行の準備として家庭への食材試しを進めてもらう。
高月齢児は、手づかみ食べからスプーンに興味を示し口へ運ぶ姿が見られる。味の違いがわかり、好き嫌いも
見られるようになる。
睡眠
午睡は2~3時間程とれるようになる。お迎えが遅い子は夕方30分程眠れる環境を整えるようにする。自分の
布団がわかり、自ら入眠できる子もいる。保護者が側につきトントンでねむる。
排泄
汗をかくことが多いせいか、排泄量が少なかった。こまめに水分補給をするように心がけた。立位がとれる子は
立った姿勢で紙オムツを替えるようにして、自分で足を上げるように促していく。
健康
胃腸炎や熱発・発赤等が多く見られた。気温に合わせて下着を着せたり、衣服の調節をしていく。保護者と連携を図り、こまめに検温を行うなど体調管理に努めた。
身体発達
高月齢児は、坂道・丘等の斜面もバランスをとりながら上り下りを楽しむ様子が見られる。低月齢児はつかまり立ちから一人立ちが見られ、一歩ずつ歩を進めていく。手足を動かして自由にあそぶ姿が見られる。
情緒面
低月齢児に人見知りが見られ、見慣れない保育者の姿を見て泣いたり担任に抱っこを求めてくる。気持ちを受け止めて安心して生活できるように心がけた。
言語
高月齢児は「まんま」「にゃんにゃん」「ばいばい」等の簡単な言葉が出るようになる。低月齢児は「へーへー」「あう」
「おう」等の喃語が出たり、声が出ることを喜び「あーー」と長く伸ばしてみたりする。絵本の読み聞かせに集中して、絵に合わせて「ばあ」と言ったりする。