食事
中期食の子どもたちは食具に興味をもちはじめてきた。後期食の子どもはスティック野菜が入っているお皿に手を伸ばし手づかみで食べ、補助されながらスプーンを使う姿もある。完了食の子どもたちはスプーンを使いながら食べているが手掴み食べになることもある。保育者が食事の準備を始めるのがわかると柵のところに並んで待っている子もいて、食べ始めると皆意欲的に食べている。
睡眠
午前寝をする子が少なくなっている。高月齢児はまとまった睡眠がとれている。咳が出ていてたびたび起きてしまう子が多い。
健康
鼻水や咳の出る子がいたが、一人一人の健康状態を把握し、玩具の消毒をする等、保育室を常に清潔な状態に保てるよう留意した。換気を多くして空気の入れ替えをしていった。
身体発達
高月齢児は歩行が安定してきて少しずつ保育者と手を繋いで歩けるようになった。歌や音楽に合わせて体を動かし、振付けや歌詞を覚えて積極的に参加していた。また、指先を使う玩具に興味を示し遊ぶようになった。低月齢児は這い這いや掴り立ちで遊んでいる。友だちに興味を示して近づく姿があった。
情緒面
担任との信頼関係が深まり安定して遊べるようになってきているが、まだ保育士の姿が見えなくなると不安になる子もいる。高月齢児は友だちと関わるようになり、帽子や靴下を渡してあげたり、泣いている子の頭を撫でて慰めたりする姿があった。
言語
高月齢児は友だちの名前や自分の名前が言えるようになった。「かして」「どうぞ」と伝えることもできるようになった。低月齢児も「ばっば」「ぶぶぶ」と喃語で思いを伝えようとしている。