健康
月の後半になるにつれ、季節の変わり目や環境の変化への疲れが出てきて鼻水が出る子が見られた。進級後のクラスでの生活の流れに少しずつ慣れ、戸外あそびの後、食事の前後のうがいや手洗いの習慣、食後の片付けや持ち物の始末など、自分でできることはやろうとしている。
人間関係
友だち同士で誘い合うことや相談しながらあそびを進めることが増えた。3びきのこぶたやおおかみと7ひきのこやぎのお話からイメージしたごっこあそびやおいかけっこが流行し、園庭のログハウスや公園の遊具を家に見立てたり、「せんせいおおかみになって」と頼み、簡単なルールを作って楽しんだりしている。関わりが増える一方で、思いが違うとトラブルになる姿も見られた。
環境
園庭や散歩先で草花をビニール袋いっぱいに集め、春の自然に触れることを楽しんだ。数や文字に興味を示し、物の数を数えたり自分の名前のひらがなを見つけたりして保育者に知らせる子もいる。また、少人数で過ごせる環境も整えた。
言葉
友だちのあそびに興味を持ち「なにしてるの?」「いれて」と言って仲間に入ったり、わからないことや間違っていることを教えようとしたりする姿が見られるようになってきた。言葉が足りないことやうまく伝わらないこともあり、保育者が仲立ちしていった。
表現
保育者とやった手あそびや歌を友だち同士でも楽しんだり、音楽をかけると体を動かして踊ったりしている。こいのぼり制作では、のりを使ってじっくりと取り組み、完成を喜ぶ姿が見られた。普段の活動からのりやクレヨンを使って自由に表現することを楽しんだ。