0歳ひよこ組2016年度8月のまとめ

食事

今月より、3名が完了移行食になった。初めは介助を待っていることが多かったが、しばらくするとスプーンと手を使い、嬉しそうに食べる姿が見られた。後期食の3名も、手掴み食べをするようになり、食事への意欲が高まってきたように感じた。中期食の2人は、口をモグモグとよく動かししっかり食べている。スティック野菜をつけてもらい、感触に慣れていけるように配慮していった。

睡眠

夏の暑さや、水あそびによる疲れが見られ、午前中に眠くなってしまう姿も時々みられたが、少しずつ体力がついてきたので、食事中に眠くなることも少なくなった。
まとまった時間しっかり眠れるようになり、寝起きで泣いたりする姿もなくなった。
体調を崩し、鼻水により睡眠中の咳で苦しそうにする姿が目立っていた。

排泄

体調を崩し、下痢をする子が多かった。薬によるものだったり、原因のわかっているものがほとんどだが、保護者とのやり取りを密に行い、家庭との連携を図った。また、食後にしっかり排便することも増えてきた。オムツ替えの際に名前を呼ぶと、高月齢児は交換台に自ら横になる姿も見られた。

健康

感染症はなかったが、夏風邪による咳・鼻水が出ている子が多かった。また中旬あたりから、下痢症状が長く続いている子も数名いたので、こまめなオムツ替えをして清潔に保ち、ワセリンなどで荒れがひどくならないよう対応していった。

身体発達

高月齢児は歩行がしっかりしてきて、走ったりする姿も見られた。中には両足ジャンプをする子もいる。
歩行が安定していなかった子も歩きだし、高月齢児と低月齢児の差がはっきりと出てきた。低月齢児は寝返りをし、座位も安定してきた。発達の差もあるので、活動を分けるなどして配慮していった。

情緒面

人見知りも落ち着き、クラスに入る担任以外の職員に対して泣くことがなくなってきた。しかし、今まで泣かなかった子が朝の受け入れ時に泣くようになり、周りの色々な環境の変化を理解してきているように感じた。
友だちの存在もはっきり理解出来るようになり、トンネルで友だちと一緒に遊んだり、保育者以外と遊ぶことの楽しさをわかるようになってきた。

言語

「わんわん」「にゃー」など、動物を指差し言葉が出てくるようになった。また、知らない動物を指差した際に、保育者が言葉で伝えると、繰り返し発し喜んでいた。「まんま」「パパ、ママ」などもはっきり言えるようになり、保育者への要求がはっきり伝わるようにもなってきた。

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