健康
室内、戸外共に体をよく動かしてあそぶ姿が見られた。人や玩具に興味を持ち、自分から手を伸ばして探索する姿も多く見られた。2週目以降、熱や下痢の子が増えた。室内の清掃、換気、玩具の消毒をしながら、子どもたちへの感染が拡大しないよう努めた。
人間関係
初めの2週間くらいは、入室時に泣く子が多く、それにつられて泣いたり、大人を求めたりする姿が多かった。日々の関わりの中で、スキンシップをとったり、傍であそびを見守ったりする内に、落ち着いて過ごせる時間が増えた。
環境
大人が落ち着いて過ごすことで、子どもたちも自然と落ち着いて過ごせるようになっていった。コットでの昼寝はすぐに慣れた。コットの場所を決めることで、食後、自分のコットまで行き、横になる子もいた。
言葉
高月齢児は、「これは?」などのやりとりを通して、大人が言った言葉を真似したり、知っている言葉を言ったりする姿が見られた。低月齢児は大人が話しかけると喜んで声を出したり、あそびの中で「ぶー」「うんうん」などの言葉を発する姿が見られるようになった。
表現
大人の歌に合わせて、一緒に歌ったり、手をひらひらさせたりする姿が見られた。終わると拍手をするので、「上手、上手」と大人が言うと喜ぶ姿もあった。快、不快を全身で表現する姿もあり、それを汲んで大人が「○○なの?」とやりとりするようにした。