健康
子どもの健康状態を確認し、4名から6名ずつで無理なく水あそびを行なうようにした。蒸し暑い日が続き、こまめな水分補給や十分な休息、シャワーで体を清潔に保つことを心がけていった。また一人一人の体調を見ながら、室内の空間を分け、グループで無理なくゆっくりと活動ができるようにした。
人間関係
友達への関心や興味が少しずつでてきて、見て真似をしたり、隣り合って同じ玩具を持つなど、並行遊びの姿が多い。大人があそびの中に入り、仲立ちしたり、一緒に楽しむようにして、友達と遊ぶ楽しさを感じられるようにしている。また他クラスの子に対して興味深そうに近付いたりする姿が見られた。
環境
水遊びでは、十分楽しめるよう、水温・外気温・湿度に気を配りながら、玩具の数・種類を揃えるようにしていった。遊び方がわからず周囲の遊ぶ様子を眺める姿が見られたが、しばらくすると嫌がらずに水に触れて遊ぶようになり、水をすくって撒いたり、じょうろで花壇に水をかける等楽しんでいた。シャワーは、頭や顔にかけず足元からお湯をかけるようにしたり、一人一人のペースでゆっくりとする内に、少しずつ慣れてきている。
言葉
高月児は、気になるものを指さして「これは?」と保育者に尋ね、保育者の答えを復唱し、言葉でのやり取りをする姿が多く見られた。また自分で「これは○○だよ」「△△したい」と話したり、保育者や他児を名前で呼ぶ姿も出てきている。低月児は、自分の気持ちやして欲しい事等を身振り手振りや簡単な言葉で伝えようとしている。欲求や気持ちを受け止め、「○○したいの?」等言葉で表現し、返すようにしていった。
表現
絵の具の感触を指や手のひらで確かめながら、台紙に好きな色をのせて表現していた。絵の具をたっぷりと使って、台紙に大きく手を動かして塗る姿や、初めての絵の具に、指先だけを使ってなぞるように色をつけたり、スタンプのようにポンポンと跡を残したりと、様々な表現の仕方がみられた。