健康
大きく体調を崩すことはないが、季節の変わり目で咳や鼻水が出る子が多かった。
ズボンの着脱を自分でしようとしたり、食事をスプーンで食べようとするなど、その子なりにやってみようとする姿が多く見られるようになった。保育者に誘われてトイレでの排泄に成功したり、友達の姿を見て便器に座りたがる子どもも増えている。
人間関係
友達のまねをして同じ玩具や絵本を持ってきて隣で遊んだり、手を繋いだり後ろに連なって歩き、友達と一緒にいることを楽しんでいる。それぞれの自己主張も強くなってきているが、保育者が仲立ちとなって「かして」「ちょうだい」「やめて」などのやりとりの仕方を知らせていった。
環境
散歩や園庭での遊びを通して身近な秋の自然に触れ、どんぐりや落ち葉、蝶やとんぼ、蟻といった虫に興味を持つ姿が見られた。見つけると「あった!」「いた!」と他の子にも知らせ、数人で集まって観察したり、触れてみようとしている。
言葉
高月齢児は、「どうぞ」「ちょうだい」「おいで」等の言葉を使って見立て遊びをしたり、見つけたり感じたことを「○○だねー」と話しながら、言葉のやりとりを楽しんでいる。
低月齢児も自分の思いをしぐさや表情、喃語で伝えようとし、保育者が言ったことを理解してうなづいたり首を振ったりして答えている。
表現
歌や手遊びを好み、どんぐりを拾いながら「どんぐりころころ」を歌ったり、保育者とやった手遊びを子ども同士でやってみようとしている。音楽に合わせて思い思いに身体を動かして踊ることも楽しんでいた。