5歳ひまわり組2023年度5月のまとめ

健康

活動に見通しをもって取り組むようになり、一日の予定や次の活動を考えて行動するようになってきた。特に当番活動では、やりがいを持って活動する姿があり、自分から進んで給食の準備や植栽の水やりを行う姿が見られた。また、食育の活動ではお米研ぎを通して、作ることや食べることの大切さを感じることができた。自分たちで研いだお米はより一層おいしく感じたようで、よく食べる姿があった。

人間関係

友だちと一緒に室内ではカードゲーム、戸外では鬼ごっこや虫探しなどをして関わり合いを楽しんでいた。気の合う子と合わない子がいる中で、互いに折り合いをつけようとする姿も見られるが、ぶつかり合うことも多かった。自分がされて嫌だったことや、相手に対して言いたいことがあるときはまず自分で伝えるよう促し、状況を整理しながら伝え方を提示したり、やり取りを仲立ちしたりしつつ見守っていった。春の遠足では、4歳児との関わりを深めながら一緒にスタンプラリーをしたり、縦割りの活動を楽しんだりして交流した。

環境

室内の玩具の使い方やゲームのルールなどが分かるようになり、友だちや保育士と楽しんでいた。カードゲーム(UNO)では、子どもたち同士でルールを教え合いながら遊ぶ姿が見られた。戸外では、過ごしやすい気候の中で思い切り体を動かせるよう、遠足や散歩、野菜の苗を植えるなどして、自然と触れ合う機会を多く作った。特に昆虫を見つけるのが好きで、友だちと一緒に虫の種類を確認したり、知っている子に聞いたりして、興味を深めていた。

言葉

読み書きが出来るようになったことで活動の幅も広がり、本を読んだり手紙を書いたりして楽しんでいた。
当番活動では各クラスに回って出欠確認を行うことで、数字への興味や関心に繋がっていった。友だちとの関わりの中では、円滑な人間関係を築くための言葉の使い方や伝え方がまだ難しいため、保育士が状況を整理しながら仲立ちし、どんな言い方だったら喧嘩にならないか、嫌な気持ちにならないかなどを考えられるよう、具体的な言葉で代弁したり、子どもたちから言葉を引き出したりしていった。

表現

空き箱や折り紙を使ってロボットや人形を作り、ままごと遊びのようにして友だちと楽しむ姿が見られた。また、ぬいぐるみの洋服を画用紙やリボンなど様々な画材を使って作り、完成したものを見せ合って満足感をえていた。遠足後には、遠足で楽しかったことをクラスの皆で報告し合い、友だちの話を聞いたり、自分の話をしたりすることで思い出を共有し、絵を描いて表現した。

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