5歳ひまわり組2023年度4月のまとめ

健康

進級してから2週間ほどたつと、疲れや季節の変わり目から風邪が流行し、休む子が多かった。体調管理に気を付けながら、手洗いうがいの徹底や、換気や湿度の調節などを行っていった。
進級したことで、身の回りのことを自分でする姿も増え、身支度など生活に必要なことをやろうとしていた。また、ほとんどの子が給食時に箸を使えるようになり、食事のマナーや食材などにも興味を持ち、楽しんで食事をしていた。

人間関係

生活や遊びの中でのルールや約束の大切さに気付き、守ることで楽しく遊べたり、気持ちよく過ごせたりすることを感じられるようになってきた。その中で、自分の意見や正しさを強くアピールしたり、相手を指摘したりすることもあり、そこからトラブルになることもあった。状況によって保育士等が仲立ちしたり、子どもたち同士で話し合ったりして解決に導けるようにした。

環境

進級したことで保育室も変わり、目新しい玩具に目を輝かせていた。年齢や子どもたちの様子に見合った玩具を用意し、遊び方や片付け方を全員で確認した。使ったものはもとに戻したり、足りないものを補充したりして気持ちよく生活できるよう心掛け、子どもたちにも伝えていった。過ごしやすい気候になったため、散歩や戸外遊びの機会を増やし、春の自然に触れたり、思い切り体を動かせる公園に行ったりした。

言葉

字を読み書きできるようになった子も多いため、生活の流れや予定を掲示し、見通しが持てるようにした。友だちとの会話では、語気が強くなったり、相手を不快にさせたりする言葉を言ってしまった時は、言い方や言葉の選び方について考えられるよう声をかけ、どんな風に言えばよかったか、相手はそういわれてどんな気持ちだったかなどにも気付けるよう仲立ちしていった。

表現

子どもの日の制作では、画用紙を使って兜を作った。折り紙と違って、画用紙だと折る際に力が必要なことを伝えると、子どもたちなりに工夫しながら折り進めていた。出来上がった兜を実際に被ってみたり、友だちと見せ合いっこをしたりして、完成を喜ぶ姿が見られた。障子紙と絵具を使って染め紙遊びをした。染まった紙を広げると様々な模様になっていることに気が付き、「きれいだね!」と口々に言い合っていた。子どもの日の集会では、自分たちで作った作品を紹介し、こいのぼりの歌を歌って季節の行事を楽しむことができた。

育児あれこれ