5歳ひまわり組2022年度9月のまとめ

健康

まだ残暑があり、気温が高い日が多かったので、戸外では積極的に水分補給を促した。給食の時間の流れを変え、おかわりをする時間を長くとるようにしたこともあり、少しずつ食べる量が増え、残量が以前より減った。自分たちで食べる時の姿勢を正し、濡れティッシュを用意することで食後に自分の机と床を拭くようになった。また運動会の個人種目を見据え、鉄棒や縄跳びなど様々な運動に触れる機会を作るため、運動カードを取り入れた。カードを片手に、園庭に出ると一生懸命に練習する様子が見られる。

人間関係

夏祭りのお店屋さんで、幼児3クラスの仲良しグループで買い物をした。買い物の様子を見ていると、ゆり組・すみれ組の2人をお世話することが大変そうであったが、「何にする?」「〇色のお金を出してね」と優しく伝えながら、一生懸命にリードする様子が見られた。今回の異年齢での関わりを通し、より年長の意識が高まり貴重な経験となった。今後も年下の子に限らず、相手との関係性を考えながら言葉や接し方を考えられるように、日常の中でもさりげなく伝える機会を作る。

環境

本棚の本が横になっているとなおすことや、床にゴミが落ちていると拾って捨てるなど、子どもたちから気付いて行動に移せるようになってきた。今後も、身のまわりをきれいにすることや整理整頓することを心地よく感じる気持ちを大切にし、継続していけるように配慮していく。また、必要な道具があれば準備し、その際、適切な数や大きさを揃えることに留意していく。

言葉

友だち同士の会話の中で、乱暴な言葉遣いが聞こえることもあり、その都度子どもたちに「その言い方はどうかな」と投げかけることにより自分たちで考えさせ、他の言い方を知らせるようにしている。日々の活動の中で、あえて難しい言葉を使い、知識を増やすことや興味を集めるようにしている。また世界の文化に興味・関心が見られ始めたので、世界地図を部屋に貼り、世界のニュースや食べ物などを朝の会で伝えているが、来月も引き続き行っていく。

表現

夏祭りに飾るちょうちんをはりこで制作をした。風船を膨らませ、まず新聞紙を全面に貼ったあと、障子紙を3周ほど貼り、最後に絵の具で絵を描き完成させた。子どもたちは風船を割ることを楽しみにしていて、割ったあと綺麗に丸くなったのをみて、歓声が起こった。障子紙を貼る過程で、風船が大きいことで、何日もかかってしまい、途中で飽きる子もいたのだが、保育士が手伝いながら無事に終わらせることができた。この制作の中で、完成した時のイメージをしながら、丁寧に行うことと、辛抱強く頑張ることと大切さを繰り返し伝えた。ちょうちんをホールに飾ると、夏祭りの雰囲気になり、当日も楽しめた。

育児あれこれ