5歳ひまわり組2017年度4月のまとめ

健康

天候にも恵まれ、園庭で十字オニやひょうたんオニなどで思い切り身体を動かしていた。ボール転がしやボール送りリレーなどのゲームにも意欲的に挑戦していた。4月後半からは竹馬の練習も始まったが、「足にまめができた」「タイヤの上から進むといいよ」など友達同士で会話しながら頑張っていた。緑地公園への散歩も実施した。

人間関係

入園・進級を祝う会では「あの子知ってる」「かわいいね」など、新しく仲間入りしてきた子どもたちとのハイタッチを楽しんでいた。園庭では段ボール箱の中から飛び出す「ビックリ箱おばけ」が流行り、「こうしたらもっと驚くね」などアイデアを出し合っていた。砂場で大きな穴を掘ったあと「赤ちゃん組が来たら危ないかも」と思いやる言葉が聞かれた。

環境

衣類かごの中身が少なくなっていることを話題にすると「これからは自分で用意する」など、身支度に対する意識が高まっているようだった。梅里中央公園でツツジのつぼみに触れて「ツノみたい」とつぶやいたり、アリやテントウムシを見つけたりして喜んでいた。「昨日つぼみだったチューリップが咲いた」と感動する子もいた。図鑑類を用意すると、自分たちで調べて春の自然をさらに楽しむ姿が増えてきた。

言葉

言葉あそびの本が大好きな子が多く『あいうえおうさま』を読み聞かせると元気な声で復唱していた。また「ふざけるって、どういうこと?」と尋ねたら「大声を出すこと」「立って走り回ったりすること」など、様ざまな意見が出た。何気なく使っている言葉の定義を、みんなで確認し合うことも大切だと感じた。お話しの会では『3匹の子ぶた』の素話を聞き入り、言葉だけで物語のイメージを広げて楽しむ姿が見られた。

表現

「春が来たんだ」「世界中の子どもたち」をピアノ伴奏で歌ったり、曲を聴きながらリズム打ちをしたりした。カスタネットや鈴を用意すると、さらに元気よくリズムを鳴らしていた。こいのぼりの制作では絵の具やクレヨンでの絵描きと同時に、ボンド・のり・スティックのり・両面テープなど様ざまな接着剤を試した。これらの活動が、今後の自由制作などにも活かされると良いと思った。

食育

楽しく食事しているが、時に大声で友達に話しかけたり横を向いて食べたりする子もいる。さりげなく声かけしながら自分で直していけるようにしたい。「子どもの日 会食」ではいろどりのきれいな食事を異年齢で楽しんでいた。かしわ餅を子どもの日に食べる由来について話すと興味を持ち、お迎え時に保護者に話しをする子もいた。食を通して行事や伝統の話を伝えた。

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