健康
3歳児、5歳児と共に、ホールでリズム遊びを行った。5歳児を手本とし、保育者と共に動きのポイントを確認してから取り組んだ。すると、つま先を立てたり、腕をきちんと伸ばしたり、曲調に合わせて動きの速さを変えたりするなど、保育者と確認したことを意識しながら、楽しく体を動かすことができた。また、音楽にしっかりと耳を傾け、集中してリズム遊びに取り組み、3歳児の手本となれるよう努力する様子も見られた。
人間関係
週に1度、5歳児と一緒にお店屋さんごっこの制作を行っている。4グループに分かれ、5歳児を手本とし、看板や品物の制作に一生懸命取り組む様子が見られた。また、グループ内で「夏祭りまだかな!」「楽しみだね!」など、夏祭りへの思いを伝え合い、待ちきれない気持ちを共有している姿も見られた。1つの大きな目標に向けて協力し合うことから、今まで以上にクラス内や5歳児との関係が深まっていると感じた。
言葉
旅行先で目にしたものや祖父母との思い出など、連休中の楽しかった出来事を多くの語彙を用いて自分なりに語り、友達や保育者と共有し合う姿が見られた。それにより、いつも以上に心と言葉の交流が盛んとなり、自分の思いや考えが伝わることの喜びを感じあっている様子が見られた。
環境
子ども達が育てたきゅうりとなすを使い、馬と牛を作って保育室に飾った。すると、子ども達はとても興味を示し、不思議そうに飾りを眺める様子が見られた。その後、子ども達に何の動物を表しているかクイズを出し、お盆の風習を伝えた。初めて知る日本特有の文化に関心を抱き、真剣に保育者の話を聞いていた。それから、他の保育者に「これは馬なんだよ」「これは牛なんだよ」と嬉しそうに伝え、知識が増えたことを喜んでいる姿が見られた。
表現
夏の風物詩である花火を制作した。丸い画用紙に黒と白以外のクレヨンを用いて色塗りをするように伝えると、好きな色を1つ選んで塗りつぶしたり、カラフルにしたり、思い思いの色合いが生まれた。また、黒のクレヨンで塗りつぶした後、割りばしで引っ掻いて花火の模様を作るときは車やハートなど、様々な模様を描く姿が見られた。個性豊かな花火が出来上がり、友達同士で「僕のこれ!」「これ私が作った!」など、満足げに自分の作品を紹介し合う様子も見られた。