健康
暑さが厳しくなってきたので、プールが始まると子ども達はとても気持ち良さそうな表情をしていた。また「きもちいい!」と爽快感を表現する声も聞こえてきた。更に「急に入ると体がびっくりしちゃうからね」と声をかけると、遊びたい気持ちを我慢して準備体操をきちんと行ったり、足からゆっくりプールに入るルールを守る姿が見られた。他にも子ども達が体調を崩さないように水温管理に気を配り、外気温を考慮しながらプールを行った。
人間関係
中学生が職場体験に来た。初対面の中学生に緊張することなく、嬉しそうに遊びに誘ったり、作った七夕飾りを「みて!」と自分から見せにいく姿が見られた。また、中学生が休憩時間に入ると「どこに行ったの?」と保育者に尋ねたり、帰る時間になると「明日も来る?」と中学生に尋ねたりするなど、普段関わることのないお兄さん、お姉さんの存在に喜び、心から受け入れている姿が見られた。職場体験の最終日に感謝の気持ちを伝えると、中学生との別れを惜しむ様子も見られた。
言葉
友達から「入れて」と言われたときに「ダメ」「いやだ」と言う様子が見られた。理由を尋ねると、他の友達と遊んでいる最中、またはこれから遊ぶので今は一緒に遊びたくないということだった。しかし、拒否された側は自分と遊ぶことを嫌がっていると感じてしまうため「ダメって言われたらどう思う?」と相手の立場になって考えるように促した。更に「〇時になったらいいよ」や「後で遊ぼう」など、相手を傷つけない表現方法を伝えた。
環境
育てていたきゅうりが1本収穫できるようになったので、保育者が収穫する前に子ども達と一緒に観察した。新鮮なきゅうりはイボがごつごつしているので、子ども達は口々に「ちくちくする」「ちょっと痛い」と言いながら、嬉しそうにきゅうりを触っていた。きゅうりと一緒に育てていたレモンバームも大きくなっていたので喜んで摘んでいた。更に、鼻の近くにレモンバームをもっていき「良い匂い」と、自然の香りに癒されていた。
表現
朝の会の挨拶や今月の歌を大きな声で乱暴に叫んでいる姿が見られた。乱暴に叫んでいると嫌な気持ちになったり、耳をふさぎたくなる気持ちになったりすることを伝えた。更に、綺麗な声や優しい声で挨拶をしたり、歌ったりするように伝えると、翌日から少しずつ挨拶の声や歌声が変わってきた。また、その他の場面でも声の強弱を状況に合わせて使い分けることが難しいので、その都度声をかけ、その場に適した声の大きさを伝えた。