4歳ゆり組2022年度2月のまとめ

健康

新たに給食でも当番活動を始め、子ども達に配膳をお願いするようにした。おやつの当番活動でも配膳を行っているため、給食もスムーズに配膳することができていた。更に、子ども達同士で「ゆっくり運ぶよ」「こぼさないようにね」と声を掛け合い、慎重に配膳する姿も見られた。当番活動後は自分で白衣をたたみ、袋へ戻すように決め、身の回りのことを丁寧に行う習慣付けも取り入れた。

人間関係

退職する保育士や人形劇をしてくださった地域の方に花紙を用いた花束をプレゼントすることにした。初日は作り方を知っている子ども達が中心となり、グループ内の子ども達に優しく丁寧に教える姿が見られた。2回目になると作り方を覚えた子ども達も教える側に回り、友だち同士で協力しあいながらプレゼントを完成させていた。完成したプレゼントを見て「きれい」「かわいい」と口にし、友だちと一緒に喜ぶ姿も見られた。

言葉

劇ごっこを通して言葉をただ覚えるのではなく、自身で考えながら演じ、体験的なイメージに基づいた言葉を増やすことができた。更に、本番では保護者との距離が近く、子ども達の緊張感も高まっていたが、しっかりと台詞を言い、相手に伝えようとする姿が見られた。その他、劇を作り上げる中で保育士との会話も増え、人の話を聞く力が高まり、本番直前の変更点にも臨機応変に対応することができた。

環境

暖かい日が増え、散歩中に綺麗に咲いた花を見かけることが増えてきた。子ども達も季節が春に移り変わろうとしていることを感じており、保育士と一緒に花の名前クイズを楽しんでいた。公園では花や木の実を使ったままごとを楽しみ、豊かな自然と触れ合っていた。更に、虫の姿を見かけると、子ども達は大喜びで草木の間や地面に目を凝らし、他にも虫がいるのではないかと一生懸命探していた。

表現

2月は生活発表会で行った劇を絵で表現する「経験画」に挑戦した。すぐにイメージが湧き上がり制作に取り掛かる子ども達もいれば、何を描けばよいのか戸惑っている子ども達もいた。しかし、保育士と言葉を交わしながらイメージを膨らませたり、友だちの絵を見て良いアイデアが浮かんだりしたことで全員が制作に取り組むことができた。自分自身や友だち、中には物だけを描く子どももおり、それぞれが印象に残ったシーンを個性豊かに表現することができた。

育児あれこれ