4歳ゆり組2022年度12月のまとめ

健康

胃腸炎が流行したので、戸外活動後や食事前の手洗い・うがいの大切さを再度子どもたちに伝えた。すると自発的に手洗い・うがいを行う子どもが増え、数か月前に始めたガラガラうがいも定着し始めている。また、食事中は子どもたち同士で「黙食だよ」と声を掛け合い、落ち着いて食事をする風景が見られた。その他、給食前と午睡後の検温を取り入れ、体調の変化に気づきやすいようにした。

人間関係

お店屋さんごっこにむけて制作活動が始まった。5歳児に聞きながら、積極的にチームの一員として制作活動に取り組んでいた。また、今回は3歳児も一緒に制作活動を行っているため、お兄さん・お姉さんとして困っていることやわからないことを教える姿が見られた。更に「手伝おうか?」と優しく年下を気遣う姿も見られた。3歳児との関わりを通し、思いやりの心や責任感が育まれていると感じた。

言葉

長期の休みに入り、年内会うことができない友だちに対して「よいお年を」と言うことを伝えると、子どもたちはその言葉が持つ意味に興味を抱いていた。「来年もよいお年を過ごせますように」という願いが込められていることを伝えると、言葉の意味の理解とともに嬉しそうに友だちや保育者に「よいお年を」と言う姿が見られ、日本の文化に親しみを抱くことができていた。保育者が保護者と年末の挨拶を交わしていると、不思議そうに眺める姿も見られた。

環境

お店屋さんごっこに向け、「ベイ」という通貨を用いてお買い物ごっこを始めた。毎日1ベイもらえるが、お手伝いやチャレンジタイムを通して更にベイを増やす子どもたちもいた。ベイを使って買った目新しい折り紙やシールなどを遊びに使い楽しそうにしている姿が見られた。また、すぐには使わず貯金をして少し高額なランチョンマットを買い、給食で嬉しそうに敷く姿も見られた。その他、両替表を用いて両替をしたり、保育者と一緒に通貨の引き算をしたりする姿も見られた。

表現

クリスマス会では「ウィンターワンダーランド」の合唱を行った。最初はリズムが取りづらい様子だったが、練習を通してリズムを捉えることができるようになった。また、室内遊びの際に保育室に貼ってある歌詞を見ながら友だちと一緒に口ずさむ姿も見られた。「きらきら星」の合奏では、ペースが速くなる傾向にあったが、保育士の手を見たり、他児の音を聴いたりするように伝えると、安定したペースで行うことができた。本番では

合奏も合唱も自信満々に取り組んでおり、クラスの一体感が感じられた。

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