4歳ゆり組2021年度9月のまとめ

健康

季節の変わり目による気温の変化により、体調を崩しやくなるので、手洗いやうがいの励行を行った。また、子どもたち自身で衣服の調整ができるよう長袖と半袖を用意してもらうよう各家庭に声をかけた。晴れの日には暑さを感じる日も多く、こまめに水分摂るようにした。引き続き室内では感染症対策のため、マスクの着用を促した。友だちに「マスクつけるんだよね!」と声をかける姿もあり、マスクが定着してきている。

人間関係

感染症の流行により登園を自粛していた家庭が多かったが、中旬頃からほぼ全員が登園できるようになり、久しぶりに会えたことを喜び合っていた。室内では折り紙を「こうやるんだよ!」と教え合ったり、廃材を使った制作遊びを協力して作り上げたりして、一緒に楽しむ姿があった。運動会に向けての活動を多く取り入れた際には友だちと一緒にやることを喜んだり、友だちの頑張る姿を応援するなど仲間意識が強くなり関係性の深まりを感じた。また、一緒に遊ぶ中で思いの行き違いや意見の相違でぶつかり合う姿が見られるが、一緒に遊ぶ子が仲を取り持ち話を聞いてあげるなど、子どもたち同士で解決しようと話し合うことも多くなってきた。

環境

涼しくなり、戸外遊びを存分に楽しむことができた。歩きながら、「キンモクセイのにおいがするね!」と植物の匂いに気が付いたり、「風が涼しくて気持ちがいいね。」と季節の変化を肌で感じているようだった。トンボが飛んでいる様子に気が付き、秋に多く生息する虫に変わったことに気が付き、「赤トンボが飛んでいるね。」と友だちと言い合う姿も見られたまた。また、公園に落ちていたどんぐりを拾い集め、ままごと遊びに使ったり、重さ比べをして楽しんでいた。

言葉

子どもたち同士で話し合いをしたり、互いに思いを伝え合って解決に導こうとしたりする姿が出てきた。
その中で、うまく伝えられなかったり、相手の話に耳を傾けられなかったりすることもあった。そのような時
は担任が仲立ちをし、伝え方や言葉の使い方を提案しながら子どもたちと一緒に考えるようにした。来月も様子を見ながら引き続き援助をしていく。

表現

十五夜にちなんで、制作活動を行った。お団子をお花紙で表現し、「どろだんごを作った時に似てる!」と自分の経験してきたことを思い出しながら、作り上げていた。「月」は折り紙を小さく切って貼り絵のようにした。オレンジと黄色を使って作る子、黄色だけで表現する子もいて、それぞれが自分の思う「月」を表現していた。また、自由遊びでは廃材を使って車や船、ロボットを作り出し、自分の考えたことを廃材製作で作り上げる姿があった。また、友だちとアイデアを出し合って作品を完成させる姿も見られた。

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