4歳ゆり組2020年度11月のまとめ

健康

外遊び後や排泄後、食事前など生活の区切りで手洗いをする習慣が身についてきて、丁寧に洗おうとしている子も多かった。うがいは保育士の声かけで徐々に習慣化してきているため、外遊び後には必ず行えるよう繰り返し伝えていった。また、乾燥する時期になってきたため、加湿器の使用や水分補給の声かけなどをして、室温湿度を快適に保ち感染症予防に努めた。

人間関係

子ども達同士で誘い合い、ルールを決めたりオニを決めたりしながら遊ぶことを楽しんでいた。人数が多くなるとルールが曖昧になったり、意見が衝突したりすることもあったため、保育士が仲立ちして意見やルールを整理するようにした。また、運動会ごっこに向けてパラバルーンの活動をする中で、集団で動く楽しさや難しさ、仲間と協力することでの達成感などを味わっていた。

環境

散歩先で落ち葉や木の実を拾ったり、虫を探したりして自然に触れることを楽しんでいた。また、広い場所や園庭などでたくさん体を動かして遊べるよう、戸外遊びの機会を多く取り入れ安全面に配慮した。室内では環境設定を変え、机上遊びの玩具を増やしたり、構成遊びができるようなスペースを確保したりして、じっくり遊べるような工夫をした。

言葉

自分の意見や思いを友だちに伝えようとする姿が増え、自分たちで折り合いをつけたり、工夫し合ったりするようになってきた。その中で、どうしても折り合いがつかないことや、手がでてしまうこともまだあるため、保育士が仲立ちしながら、子ども達と一緒に原因と解決策を探していけるようにした。また、生活の中で必要なあいさつや数字についての理解が深まるよう、当番活動を取り入れていった。

表現

運動会ごっこに向け、忍者の修行ごっこを通してかけっこやパラバルーンの活動に取り組んでいた。パラバルーンでは、集団で息を合わせて技を成功させることの難しさを感じながらも楽しんで参加していた。技が成功すると喜び合い、他クラスの子や保育士に見てもらい拍手をもらうことで自信につながった様子だった。

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