健康
プールではカエルやアヒル歩き、水中を歩き回って水流を作る「洗濯機ごっこ」などが大好き。フラフープ遊びも人気で、「ボクはこの高さにして」「私は低いほうがいい」など、一人一人が高さを細かく指示しながら、イルカジャンプやワニくぐりを披露していた。園庭では大半の子が裸足になり、水遊びや泥んこ遊びをたっぷり楽しんだ。シャワーの浴び方を実演すると、真似しながら自分で出来るようになってきた。
人間関係
制作活動でマーカーが机についてしまった。「どうすれば良かったかな?」の声かけでみんな真剣に考え、「これからは新聞紙とか敷いたほうがいいね」との気付きにつながった。また耳痛の友だちを気づかって、「小さな声で話そうよ」と言い合う姿や、友だち同士のやりとりで緊張が走っていると、「どうしたの?」と仲裁に入る姿が見られるなど、仲間との関わりを深め、思いやりの心が育まれる場面が増えてきた。
環境
カブトムシが2匹動かなくなると、「ガンバレーって応援すれば動く?」「違うよ、お空にいっちゃったんだよ」など様ざまな意見が出た。園庭の片隅に埋めると、一人一人がそっと土をかけながら別れを告げているようだった。これからも生き物との触れ合いを通して、生命の尊さを伝えたい。8月下旬には今まで見たこともない草花やセミの抜け殻・羽を発見して、「不思議な世界!」と言い合う姿も見られた。
言葉
夕方の会で一人一人に発言してもらいそれを板書すると、子どもたちは興味津々で文字を読み上げていた。自分と同じ意見を先に言われて怒り出す子もいたが、正ちゃんマークを使って「同じ考えの子がいるのは嬉しいね」と声かけし、さらに「自分と違う考えが出てくるのも面白いね」と伝えた。みんなワクワクしながら発言し、自分と同じ意見が出ると「私もそう思う!」と手をあげるようになった。
表現
クレヨンや絵の具でのお絵描きが終わったあとも、机上に敷いてある新聞紙に自由に絵を描いている子どもたち。顔写真にヒゲやメガネを描き加えたり、新聞紙の端から端まで色を塗り重ねたりして、表現遊びを楽しんでいた。地元の阿波踊り祭りを体験してきた子どもたちは「阿波踊りごっこしよう」と誘い合い、ホール中を踊り歩いていた。鈴やタンバリン、太鼓を出すと嬉しそうに打ち鳴らす姿も見られた。