3歳すみれ組2020年度3月のまとめ

健康

「もうすぐゆり組だよね!」と進級に期待と憧れを持って過ごしている。1日の生活の見通しがついて、全体の声掛けで活動の準備へ動けている。暖かくなってきて上着なしでも戸外へ出かけられるようになり、散歩先では元気に大きな岩へジャンプをしたり、だんご虫オニなど集団遊びを子どもたちだけで遊ぶようになる。今まで以上に運動能力が高くなり、また友だちと遊ぶ楽しさや関わりが深まったように思う。

人間関係

トランプやカルタなど机上遊びが盛んになり、ゲーム本来の楽しさを理解し、楽しそうに遊んでいる。その中で勝った、負けたを繰り返して勝とうと努力し、負けた時は悲しいと感じる場面が見られた。また3歳ならではの言いつけが増えてきたため、お互いの主張を受け止め、話し合いで納得できるように仲立ちをしている。自己主張のぶつかり合いによる葛藤と理解し合えた喜びを味わい、友だちといる充実感を得られるようにしたいと思う。

環境

異年齢で一緒に活動する機会が増え、園庭で顔合わせた時も一緒に遊んだり、年上の遊びを真似て遊んでいる。砂場では4歳児クラスの子と一緒に協力してシャベルで掘り、バケツで水を流す川作りに夢中になる姿が見られた。子どもたちで色々なことに気づき『ここから水を流すといいよ』『まだ水がたりないよ』と遊びながら発見や楽しさを感じ遊んでいる。

言葉

季節や子どもたちの好きな歌をたくさんクラスで歌っている。気に入った歌詞を口ずさむ姿が見られる。文字に興味を持ち、友だちと同士で絵本の読み聞かせや手紙のやりとりをきっかけに表を見て平仮名を書いている子もいた。当番活動で、友だちのいいところを見つけて発表するようになってから、普段から友だちへの声掛けが優しくなり、「○○くんのこんなところがすてきだね」と話す様子が見られた。

表現

ひな祭りの制作では、金色の折り紙をじゃばら折りにし表現した。初めてじゃばら折りに挑戦し、折って開いたときに「おお~!」と喜ぶ姿が見られた。紙コップでお内裏様とお雛様を作り、着物は折り紙をハサミで細かく切り貼った。ハサミで丸の形に切ることや曲がらずにまっすぐに切ることが上達した。1年を通して、絵の具やのり、ハサミを制作にたくさん取り入れられ、子どもたちが積極的に参加をするようになっていったことがとてもよかったと思う。

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