健康
咳・鼻水がでている子が多く見られたが、「はなみずでちゃった」と保育士等に伝え鼻水を拭いてもらう子、「せんせい、はなみずふいたよ」と自分でティッシュを取って鼻水を拭いて清潔にする子など自分の不快を言葉で伝えられるようになる。トイレへの声掛けを保育士等がしなくても自分からトイレへ向かってくれる子が増え、オムツが濡れていない子が「トイレすわる!」と意欲的に便座に座る子もまた増えてきている。散歩先の公園では友だちや保育士等を誘って鬼ごっこをして思いっきり身体を動かして遊んでいる。
人間関係
友だちや保育士等との園生活での関わりが増えていく中で、ごっこ遊びの中で保育士等が子どもたちに伝えている言葉を真似して取り入れたり、保育士等が掃除している様子を見てごっこ遊びの中で掃除する真似をしたりして遊ぶ様子が見られる。子どもたちの思いを受け止め、繰り返し伝えていく中で散歩に出かける際のきまりなどを保育士等が話す際にしっかりと聞いてくれ安全に散歩を楽しんでいる。
環境
保育室や園庭のおもちゃでよく遊んでいく中で興味・関心がとても強くなり、大きな積み木を使って電車と駅を作り「まもなくしゅっぱつしまーす」と子どもたちのなかでおもちゃを工夫して使いイメージを膨らませて遊んでいる。散歩で自分だけの特別なバックを用意して散歩へ向かい、ドングリや松の実、落ち葉など秋の季節のものを子どもたち一人一人が集めて楽しむ様子が見られる。
言葉
子ども同士での関わりも増え「一緒にあそぼう」「これ(玩具)かして」など子どもの中で会話を広げている。保育士等との言葉のやりとりの中でも、自分がしたかったこと、嫌だった気持ちなど、言葉を通して伝えられるようになってきた。友だち同士で意思疎通がうまくいかない時、保育士等の仲立ちのもとで友だちに「〇〇がいやだった」「おもちゃをかしてほしかった」と伝えられるようになり、友だちの嫌だった気持ちなどを少しずつわかってきたが、引き続き様子を見守りながら援助していく。
表現
12月のクリスマス制作に向け、クリスマスブーツを作る。好きな色を聞いてクリスマスブーツに綿をつけてデザインする。「サンタさんくるかな?」と期待を寄せて一人一人ブーツに綿を貼り付ける。おもちゃスタンプでは、普段慣れ親しんでいるおもちゃに絵の具をつけ、一人一人力一杯クリスマスブーツにスタンプをして自分だけのブーツを作る。「サンタさんにでんしゃもらう!」「わたしはプリンセスもらう!」とクリスマスを楽しみにしながら取り組んでいた。