健康
コロナウイルスも二類から五類に引き上げられ、長期間休むことがなくなり、元気に登園してくることが多くなってきた。しかし、中旬から下痢、咳、鼻水、嘔吐などの風邪の症状で何人か休む子がいた。体調が変わりないか、登園時に保護者に聞くようにしていき、異常がある時は様子を見ながら、降園時に園での様子を細かく伝えるようにしていきながら連携をしていくようにした。まだ、気温の寒暖差が激しいため、注視していきながら様子を見ていく。
人間関係
お友だちとの関わりが増え、一緒に遊びを通していきながら、違うことをしていても近くで遊びをすることが増えてきた。他児に興味心が沸いてきている分、使っている玩具が欲しくなってしまうと突然とってしまいトラブルになってしまうことがある。泣いてしまった子も伝わらなかった子もお互いの気持ちを尊重しながら、「かして」と勇気を出して伝える大切さを一人一人が分かるよう個別に伝えていくと気持ちを切り替えて解決に至ることができている。たくさんの遊びを通していきながら一緒に関わることの楽しさが味わえるよう経験させていく。
環境
新しいお部屋にもだいぶ慣れてきたこともあり、子どもたちが楽しく遊べるよう配置を変更した。おままごとがやりたい時は、窓側の広いスペースでやるようにしたり、積み木や電車を作りたい時には、机を窓側によせたり、一人一人の遊びが続くよう工夫しながらやっていく。広くなったことで、他児とのトラブルも少し減り、集中して遊びに取り組んでいる姿がたくさん見られるようになった。また、夕方の園庭で遊んだ後や雨天時には、シール貼り、ボタン外し、そして粘土など普段とは違うことを経験できるようにした。これからも子どもたちが楽しく遊べるような環境づくりをこまめにしていきたい。
言葉
新しいお部屋や転園児にも慣れ、ピタゴラスを使ってお家を作り、積み木を積み上げてタワー状にしながら、少しずつ「遊ぼう」と誘っている姿が見られ、友だちに興味をもちながら、関わる姿が見られるようになった。関わりの中で、玩具を取られ、思い通りにならないと衝突してしまうこともあったため、お互いの気持ちを汲み取った上で解決していくと自然に気持ちをきりかえて仲良く遊んでいた。
表現
給食前やお散歩時といった活動の切り替え時に、手遊びをする。♪はらぺこあおむし、♪とんとんひげじいさん、♪きらきら星、♪はじまるよ、等の簡単な手遊びをお手本で見せてあげると、真剣に聞いたり、歌いながら一緒に真似したりするがたくさんいた。そして、覚えるのが早い子は、保育者のように一緒に大きな声で歌ってくれる姿が見られ、歌詞を忘れてしまった時には、「せんせい、〇〇だよ」と優しく声をかけてくれる姿が見られた。楽しむことが大好きな子どもたちのため、これからもいっぱい教えていきたい。