健康
鼻水や咳など風邪症状の子が見られたが、大きく体調を崩す子はいなかった。換気をこまめに行い、普段と様子が少しでも違ったら検温するようにした。鼻水が出ていたら子どもに知らせ自分で拭けるようにやり方を伝えた。また咳の時は、口元を腕で押さえる咳エチケットも伝えるようにした。進級にむけて、脱いだ服を袋に入れ廊下の自分の荷物掛けにかけるようにした。繰り返し伝えることで子どもたちが進んで行う姿が見られるようになった。
人間関係
ままごとなどのごっこ遊び以外にも、キャラクターになりきり戦いごっこをするようになり楽しそうにポーズをとって遊ぶ姿が見られる。時に、夢中になるあまり力加減ができず友だちに手や足が当たってしまう場面も見られたが、相手の気持ちを知り自分から「ごめんね」と心配そうに寄り添い謝る姿も見られるようになった。友だち同士のトラブルの際は、大人が仲立ちとなりお互いの気持ちを一緒に話すと、すぐに打ち解けて遊べるようになった。
環境
天気の良い日が多かったので、よく戸外に出掛けることができた。散歩先の公園では、(だるまさんがころんだやバナナ氷オニ)などのルールのある集団遊びを繰り返し楽しむ姿がみられた。また公園の日陰にできた霜柱の上をさくさく歩いたり、雪の日に窓から手を伸ばして積もった雪に触れたりした。進級するにあたり異年齢との交流を積極的に取り入れ、一緒に公園へ出かけたり、アイスクリーム屋さんごっこに参加させてもらったりと関わりをたのしんだ。
言葉
言葉が増えて、日常生活の中で知った言葉などを取り入れて友だち間で会話を楽しんでいる。兄弟のいる子などは年上の子の話している影響があり、口調が荒かったり相手が悲しむ言葉を発していることも多く見られるようになり、その都度子どもに相手の気持ちを知らせ、一緒に考える時間を取った。大人の言葉を真似し吸収する時期なので、保育者も普段から発する言葉に気を配って過ごした。
表現
節分やひな祭りなどの伝統行事があり、絵本や紙芝居で由来を知ったり歌を歌ったりした。、オニのお面の制作では、折り紙をちぎり、紙皿にのりづけをした。のりを紙皿全体につけ折り紙を置いていく子もいた。出来上がると顔を覗かせて強そうな声をだしていた。おひなさまの制作では、着物を千代紙で折ったが、端と端をあわせて丁寧に折り楽しみながら作り、出来上がりを嬉しそうに見ていた。