2歳ちゅーりっぷ組2020年度11月のまとめ

健康

外で遊んでいて手が泥だらけになると、汚れた手を見せながら「先生、汚れたから手を洗う」と自ら手を洗いに行く子が増えた。流れる水に手を差し出し汚れが落ちないのを見つめている子には、「こうやってごしごしするのよ」とやり方を見せると、汚れた所をこすり洗いし綺麗になると嬉しそうに手を拭きに行く姿が見られた。

人間関係

午睡起きにトイレに行き紙パンツから布パンツに履き替える。その様子を見て、布パンツを履きたがらなかった子も自ら布パンツを選んで履くようになった。遊びの途中、一人がトイレに行くと「私も」と一緒にいき、トイレでできる子が増えてきた。また紙パンツをはいている子も布パンツを履きトイレに座る子を気にしながらパンツ交換する

環境

戸外に出ると熟した木の実を集め、ビニール袋の中に木の実と水を入れて潰す。水の色が紫や黄色に変わる様子を観察したり、見ながら「ぶどうジュース美味しそう」と言ってごっこ遊びを楽しむ様子が見られた。公園では、落ち葉の上を歩いて、カサカサ音がする事を楽しんだり、沢山手に持ち高く投げては、はらはらと落ちる様子を見たり、下に入り込んで落ち葉の紙吹雪を楽しんだ。

公園の自然の中で、ごっこ遊びや探索、発見をしながらのびのびと遊ぶ姿が見られた。

言葉

ままごと遊びをしていて、友だちが使っている玩具が使いたい時に「貸して」「いいよ」と

会話が出来たり、置いてある玩具を見つけて「これ誰か使ってる」と近くにいる友だちに声を掛けてから使う。お医者さんごっこでは「今日はどうしました」「おなかが痛いんです」「じゃあ注射をしましょう」「お薬も飲んでください」と会話をしながら遊びが続いている場面が多く見られた。会話をすることで、役になりきったり、表情豊かに遊びが続いていた使ったり月曜日になると楽しかった休日の話しをしているが、「新幹線に乗って温泉に行ったよ」「パパとママと行ったんだよ」とどこに誰と行ったのか詳しく話すことができるようになった。「温泉で何を食べたの?」と保育士が質問すると「ご飯」と答え、このやりとりを聞いていた周りの子どもたちも、「○〇ちゃんはね、デパートに行ったの」と会話に加わり皆で表情豊かに話している様子であった。

表現

秋の食卓の制作をする。秋刀魚、おにぎり、味噌汁、「お魚の目はここ」「焦げたら苦いよ
」と秋刀魚を貼り、折り紙を慎重に半分に折って海苔をつけておにぎりに、味噌汁の豆腐とねぎは、はさみを使ってゆっくりと切り、小さな四角を貼っていく。のりを使うことに慣れて、指につきすぎると紙で拭きながら、のりがはみ出ないように貼る。出来上がると「おにぎり大好き」「はさみ使うのお家でもやってるよ」と作品を見ながら満足そうな笑顔をみせていた。クリスマスツリーの制作をする。折り紙を半分に慎重に折ったり、糊を指につけて折り紙を画用紙につける。糊の匂いをかいだり、指にいっぱいついてしまった糊をティッシュで拭き取る姿が見られた。折り紙のクリスマスツリーに、丸いカラフルなシールを貼りオーナメントに見立てたが、自分で作ったクリスマスツリーをうっとりとした顔で見ているのが印象的だった。

育児あれこれ