食事
野菜などが苦手な子も多くいたが、保育者が一緒に食事をすることで、「食べてみよう」とする意欲につながった。5月後半には多くの子が完食するようになった。園庭で給食を食べる機会を設けることで、普段と違う経験も味わえた。
排泄
トイレへの興味や周りの友だちの影響もあり、便器に座ってみる子もいた。トイレに行き、タイミングが合うと排泄する子もいた。上手に出来たことを褒めていきながら自信に繋がるようにしていきたい。パンツに移行出来そうな子も多く、布パンツを準備してもらうよう声を掛けていった。
健康
子どもたち自身が生活リズムをつかめてきたようで、園庭などで活動出来る時間ものびていった。室内でも水分補給をこまめにしながら、汗をかいた時には着替えるなどの配慮を行った。着替えなど少しずつ自分で行おうとする姿も見られた。
睡眠
少しずつ生活リズムにも慣れ、布団に行くと、すぐに横になって体を休める姿があった。ともだち同士で話をする姿も見られたが、しばらくすると入眠していく姿があった。
情緒
友だちを意識する姿も出てきて、場所やおもちゃの取り合いなど、トラブルが起きても相手を受け入れようとする姿が見られた。おもちゃで遊ぶ姿も多く見られるが、保育者との関わりを求める子も多くいた。保育者と関わることで気持ちを落ち着かせ、安心して過ごせるようにしていった。また、遊びを発展させながら、友だちとの関わりが増えるよう配慮していった。
言葉
今までは単語を発することが多かった子も、少しずつやりとりが増え、話が出来るようになる。友だちの名前も覚え、遊びの中で名前を呼ぶ姿も増えてきた。家庭であったことなど、保育者に言葉で伝えてくれる姿もあったので、そこから会話のやりとりを楽しんでいった。