1歳もも組2021年度11月のまとめ

健康

散歩から帰ってくると、靴や靴下を自分で脱ごうとし(難しい子は少し援助する)カゴに入れて、手を洗いに洗面所へ向かう。長袖になり「濡れちゃうから、袖をまくろうね」と声をかけていると、言われなくても自分で袖をまくる姿が見られた。自分の衣服を見つけ脱ぎ始める子もいるが、まだ、着替えることに気持ちが向かない子に対しては「お着替えしましょうね。自分でする?先生がお手伝いする?」と聞き、子どもたちの意欲を大切にしながら援助した。汚れ物袋を自分で掛けにいくと“自分でできた”と誇らしげな表情が印象的であった。

人間関係

子どもたち同士でかかわる姿が多く見れた。鉄棒で一緒にぶら下がっていると「上手にできたね。楽しいね。」と気持ちを伝えるようにニコニコと微笑み合う。転んで泣いている友だちのところに駆けていき「大丈夫?」と声をかけたり、心配そうにのぞき込み頭をよしよしする。かかわりが深まる中で玩具などの取り合いも増えたが、言葉でのやり取りができるようになってきているので、すぐに止めに入らず「何て言えばいいのかな?」「それはどこにあったの?」とその子に必要な声掛けをし、見守るようにした。

環境

天気の良い日が続き、午前も午後も公園へ散歩に行くことができた。ひとりが低木の茂みに入っていくと、他の子も続いていき一緒に探検を始める。ひとりの子が「せんせい、まてまてしよー」と保育者が誘い追いかけると、周りにいた子も一緒になって走り出し、みんなでかけっこを楽しむ。どんぐりや木の実を夢中になって拾う。お気に入りの落ち葉を集めてテーブルに並べて遊ぶ姿もあった。日に日に寒さが増しているが元気に戸外遊びを楽しんでいた。

言葉

「上手にできた」「まてまてしよー」「○○もほしい」「これ、なにー?」と自分の気持ちや思いを言葉で伝えることが上手になった。友だちとのやり取りでも「かして」「はい、どーぞ」「だめ!」「かえして」と言葉でできるようになってきた。

表現

公園で保育者が落ち葉を手に乗せ「落ち葉のシャワーだよ」と降らせると、子供たちも大喜びで落ち葉を拾い、降らせる。落ち葉の道を踏みながらサクサクと音を楽しむ。ドングリや木の実を見つけると「どんぐり、あった」「み!み!」と見つけた喜びを保育者に伝える。また「どんぐりころころ~」と歌いだす。飛行機やヘリコプターの飛ぶ音をいち早く気づき、見上げて見つけると「ひこうき、いた!」「おっきいね」「ばいばーい」と言いながら手を振る姿があった。

育児あれこれ