食事
手を洗った後、「エプロンつける」と保育者に知らせる。食事の前の準備が分かり、自分でしてみようという姿が出てきた。食事中、好きな物を食べ終わると、友達の真似をして笑ったり、おかずにお茶を入れたりして遊ぶことが増えてきたので、「おしまいにする?」と声を掛け、子どもの様子を見て食事を切り上げられるようにした。
排泄
「せんせい、しーしー」と言ってトイレに行こうとする。ほとんどの子がトイレで便器に座ることに慣れ、排尿がなくても座ったまま嬉しそうにしている。排尿間隔が空いてきている子は、活動の区切りでトイレに誘うように心掛けた。タイミングが合いトイレで排尿できた時は、嬉しい気持ちに共感し、「また行ってみようね」と声を掛けた。
健康
朝から気温が高い日が増えてきたので、園庭に水を撒いたり、タライでの水遊びをしたりして、暑さ対策をしながら園庭遊びをした。昼食前に眠くなる子もいたので、早目に部屋に戻り、しっかり食事をとってから眠れるようにした。午睡時間が短かった子も次第にまとまった睡眠が取れるようになり、夕方眠くなって泣くことが少なくなってきた。
情緒
友達と一緒に歓声をあげて走ったり、バッグを持って「いってきます」「かってくるね」と言ったりして、楽しい気持ちを共有しながら遊んでいる。友達の遊びが気になり、使っている玩具を引っ張って取ろうとすることが増えてきた。思いのぶつかり合いを見守り、それぞれの気持ちに寄り添いながら、気持ちを切り替えられるように声を掛けていった。
言葉
保育者の言葉掛けに指差しやうなずき、簡単な言葉で答えている。園庭では「むし」「あり」「ちょうちょいたね」と言って見つけた物を保者に言葉で知らせている。友達の名前が分かるようになり、「〇〇くん」と呼びかけ、名前を呼ばれた子も嬉しそうにしている。友達との関わりがうまくいかずに泣いている子には、気持ちが落ち着いた時に「〇〇だったね」と簡単な言葉で気持ちを代弁するようにした。