食事
「ここ、〇〇くんのせきだよ」と友達に知らせ、一緒に食事をすることを楽しんでいる。食事中、楽しくなるあまりお茶でうがいをしたり、スプーンで遊んだりと、遊びながら食べることがあったので、「スプーン上手に持てているね」「どんな味がするかな?」など食事に興味を向けるようにした。「せんせいもいっしょにごはんたべよう」と誘う子もいた。
排泄
排尿間隔が空く子が増えてきている。活動の前後や午睡後、タイミングを見てトイレに誘うようにした。子どもの気持ちが乗らない時は、排尿がありそうなタイミングでも無理強いしないようにし、トイレで排尿ができた時は一緒に喜んで、意欲がわくように心がけた。
健康
園庭で、走ったりジャンプしたり、鉄棒に振ら下がったりしていろいろな動きを楽しんでいる。身体の発達とともに、遊びの幅が広がり、いろいろなことに挑戦しようとする姿がある。タイヤ登りも四つ這いになって楽しんでいるので、転落の危険がないよう保育者が側につき、安全に楽しめるようにしている。
情緒
機嫌よく遊んでいるが、友だちとの関わりの中で嫌な気持ちになったときは、とっさに噛みつこうとしている。それぞれの嫌だった気持ちを十分に受け止めてから、好きな遊びに誘い、気持ちを切り替えて遊べるように声をかけていった。棚に登ろうとして保育者に止められると「いや」と言って泣く姿がある。他の遊びに誘い、危険を防げるようにした。
言葉
「これは?」と絵本に出てくる物を指差し、保育者に応えてもらうことを繰り返し楽しんでいる。「これは何色?」と保育者が聞くと「あか」「きいろ」と嬉しそうに答える。絵本を介して保育者と言葉のやりとりを楽しみ、新しい言葉を獲得している様子が伺える。