0歳たんぽぽ組2024年度12月のまとめ

健康

日中も冬らしい寒さとなり、寒さから咳や鼻水など風邪の症状が見られ、感染症からの発熱で休む子もいた。戸外遊び後の手洗いを毎日繰り返し行う中で習慣となり、進んで水道に向かい手を出して洗おうとしたり、ハンドソープを出そうとする姿が見られるようになった。また着替えの場面では、以前と比べて更に自分で行おうとする姿が見られ、衣服から方腕のみ出してあげるとその後は自分で脱げるようになり、また脱いだ衣服を袋にしまおうとする子もいた。食事面では全員が完了食へ移行し、食具を使ってこぼさずに上手に食べるようになった。そのため環境を変えて子どもたちが向かい合わせで食べるように席を配置したことで、友達の顔が見えて嬉しそうにする姿が見られた。これから健康面で気温が下がり冬の感染症が流行する時期のため、手洗いなど丁寧に行い感染症を予防できるようにしていく。

人間関係

友だちの遊びに興味を持ちそばに行って一緒に遊ぼうとしたり、年上のクラスの子の姿をよく見て真似して鉄棒にぶら下がるなど、以前と比べて興味が広がり進んで遊びを見つけて遊ぶ姿が多くなった。友だちの使っている玩具が欲しくて取り自分の物にしようとする場面も多く見られ、保育士等が仲立ちして「かしてしようね」「どうぞできるかな?」と言葉かけすると持っていた玩具を差し出したり、手振りで「かして」の表現をして欲しいと伝える子もいた。また、朝と夕方には登降園する友だちに気付くと嬉しそうに手を振ったり、笑顔でそばに近づいてタッチする姿が見られた。関わりたい気持ちを十分に受け止めて、声をかけながら見守っていく。

環境

食べ物の玩具や絵本の中の食べ物を手にとって食べる真似をする姿が見られるようになったため、おままごとの玩具(スプーンなども)や人形を増やしていった。夕方に遊びコーナーに机を用意してあげると、その上にお皿やフライパン・食べ物をのせて友だちや保育士等に食べてもらおうと渡したり、人形の口に食べ物を持っていき食べさせる子もいた。またカバンにお気に入りのおもちゃや絵本を入れ、腕にかけて保育士等に手を振ってお出かけするような場面も見られた。成長につれ手先が器用になり、型はめやBブロックでよく遊ぶようになった。Bブロックはこれまで自分たちでうまくつなげられなかったが、一緒に遊ぶ中でコツをつかみ今では何個も重ねることができるようになった。

言葉

言葉が出ていた子は更に盛んに単語を発する姿が見られ、「とんとんとんひげじいさん」など簡単な手遊びの歌詞や絵本のセリフ・物の名前など、保育士等の真似をして声に出すようになってきた。喃語も更に増えてきて、それぞれが気持ちを表現している。また保育士等が話していることを理解し、指差しをしたり頷きながら語尾を真似したりする子もいる。また少しずつ友だちの名前を覚え、名前を呼ぶと近くに行って指さしをする姿も見られた。伝えたい気持ちを優しく受け止め一人一人の言葉に丁寧に応え共感し、発語を促していく。

表現

クリスマス会では、たんぽぽ組の発表の番になると前に座り「おもちゃのチャチャチャ」の曲に合わせて鈴を振って演奏をした。ほぼ3分間の演奏中、誰も泣かずに嬉しそうに鈴を鳴らして発表ができ頑張ったと思う。また他のクラスの発表や職員の発表でも、嬉しそうに手を叩いたり集中して見る姿が見られた。制作はクリスマスツリーを作り、初めてシール貼りに挑戦した。クリスマスツリーの形に切った画用紙にシールを貼って装飾した。シールを貼る際にひっくり返ってしまうなど難しそうにする子もいたが、ほとんどの子は回数を重ねていく中で保育士等が半分剥がしたのを取って上手に貼ることができていた。

育児あれこれ