0歳たんぽぽ組2024年度10月のまとめ

健康

季節の変化に伴って朝晩の気温がぐっと下がったこともあり、鼻水や咳などの風邪の症状が続き、発熱で早退する子もいた。鼻水が出た際はこまめに拭き取り、気持ち良さが感じられるようにした。生活の流れが身につき、食事の前に手を洗おうとしたり、椅子に座ろうとする姿が見られた。また4月から寝かしつけの際は抱っこひもを必要としていたが、少しずつ布団に横になって寝かしつけができるようになってきた。現在は食事後には進んで自分の布団に行き、保育士がそばについて寝かしつけを行っている。今月で計5人が完了食に移行し、ほとんどの子が食べるのに意欲的で手掴みやスプーンで食べる姿が見られる。食事では言葉をかけながらさりげなく援助し、楽しい雰囲気で食事ができるようにしていく

人間関係

友だちと一緒に遊ぼうとするなど積極的に関わろうとする姿が多く見られた。友だちの持っている玩具が欲しく取り合いになる場面では保育士等が「使っているね」「一緒に触らせてね」と言葉を代弁しながら仲立ちをし、友だちとの遊びが楽しく関われるようにしていった。また人見知りをする子はいなくなってきて、園庭などで他のクラスの担任や子どもたちと関わる機会が増え、嬉しそうに遊ぶ様子も見られた。

環境

好奇心旺盛な姿が見られ、様々な物に興味を示して触れみたりじっくりと見る様子が見られた。室内では着替えの服が入っている引き出しから中身を出してみたり、テイッシュを見つけると出して遊ぶ姿が見られた。保育士等は子どもの活発な探索活動が、豊かな感覚や感性を促していくことに留意し、安全で活動しやすいように環境を整えていくようにしていく。全員の歩行が安定してきて、散歩では順番に保育士と手をつないで歩くこともある。散歩先の公園では日々行動範囲が広がっていき、行きたい場所に積極的に動いて遊ぶ姿が見られる。危険のないように保育士等の立ち位置に気を付けながら見守っていく。

言葉

先月から比べて喃語や言葉を発して自分の思いを伝えようとする姿が増え、保育士等とのコミュニケーションを取ろうとする姿が見られる。また絵本を持ってきて“よんで“とアピールする場面が増え、読み始めるとじっくりと聞く姿や絵本の中に出てくる食べ物や動物を「〇〇だね」と伝えると何となく真似して喋る様子が見られた。最近は【だるまさんシリーズ】が好きで読み始めると、絵本の中のだるまさんの動きを真似する可愛らしい姿も見られた。子どもの言葉に同調して「こうしたかったね。」と言葉をかけたりすると相槌をして応えてくれる子もいる。

表現

自分の思いを喃語や身振り手振りで表現できる子が増えてきた。また体操や手遊びを始めると自然と集まってきて、何回も行っている体操の【わ~お!】では動きを覚えて楽しそうに踊っている姿が見られた。名前を呼びかける場面では「はーい」と手を挙げたり、戸外に出る際に「レッツゴー」と声掛けをすると一緒に拳を上げる姿も見られた。

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