0歳たんぽぽ組2023年度8月のまとめ

健康

体調を崩す子が数名いたが、全体的に食欲が落ちることなくよく食べていた。完了食の子は、食具を持ち、手掴みを交えて意欲的に食べているが、日によって遊び食べをする姿も見られるようになってきた。中期食と後期食の子は色々な食材の味に慣れ、喜んで食べるようになっている。一人一人の食べ具合や好きなものを把握しながら、引き続き丁寧に進めていく。夏の気温や疲れのせいか、午前中に眠たそうにしていたり、午睡もたっぷりと寝たり、夕方に室内でゴロゴロする姿も見られた。

人間関係

友だちに興味を示し、嬉しそうに傍に近づいて頭をなでたり、持っている玩具を渡したりして、やりとりをする姿が見られる。友だちとの距離が近く、場所や玩具の取り合いから、手や口が出ることもあるので、お互いの思いに寄り添い欲求を受け止めながら見守っていく。また、子ども同士の関わりの中で「かしてくれたね」「どうぞできたね」など体験したことを言葉で伝え、他者との関わりを楽しめるようにしていった。

環境

水遊びではタライの水をバシャバシャと叩いて感触を楽しむ。スコップで水をすくい、自分や友だちの体にかけたり、バケツやカップに移したりを繰り返す子もいた。また、泡水や寒天にも興味を示し、泡を手につけて体を洗うようにゴシゴシしたり、寒天をギューッと握ってつぶしてみたりして触れながら遊ぶ様子も見られた。
伝い歩きや歩行をする子が増えたので、スペースを少し広くして移動できる範囲を広げるようにした。また、滑り台やトンネルを使う際は、周りの玩具を端によけて怪我につながらないように気を付けた。

言葉

高月齢児は「ないない」と言いながら玩具をカゴに入れたり、「まんま」「せんせい」など指差ししながら発語したりする姿が見られる。低月齢児も、喃語や仕草、表情などで一生懸命に保育者等に思いを伝えようとしている。発見や思いが伝わると、笑顔を見せたり、うなずいたりして保育士等とのやり取りを喜ぶ様子が見られた。子ども一人一人の発語に耳を傾け、優しい口調で丁寧に応じて発語を促していく。

表現

手遊びをしたり、音楽を流したりすると、手を叩いたり体を揺らしたりして楽しんでいる。また、保育士等の真似をして、同じ振りをする子もいる。
自分の思いを存分に表現して保育士等に甘えたり、嫌な気持ちを泣いて訴えたりしている。子ども一人一人表現を十分に受け止め、一緒に楽しんだり甘えたい気持に寄り添ったりして過ごした。

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