健康
進級してから2週間ほどたつと、疲れや季節の変わり目から体調を崩した子が多かった。体調管理に気を付けながら、手洗いうがいの徹底や、換気や湿度の調節などを行っていった。
進級したことで、身の回りのことを自分でする姿も増え、身支度など生活に必要なことをやろうとしていた。また、ほとんどの子が給食時に箸を使えるようになり、食事のマナーや食材などにも興味を持ち、楽しんで食事をしていた。
人間関係
生活や遊びの中でのルールや約束の大切さに気付き、守ることで楽しく遊べたり、気持ちよく過ごせたりすることを感じられるようになってきた。その中で、自分の意見や正しさを強くアピールしたり、相手を指摘したりすることもあり、そこからトラブルになることもあった。状況によって保育士が仲立ちしたり、子どもたち同士で話し合ったりして解決に導けるようにした。異年齢活動では、進級したことをみんなで喜び合いながら、一緒にゲームをしたり、散歩に行ったりする機会を設け、年下の子に対するいたわりの気持ちや、年長児である自覚と責任を感じられるようにした。
環境
進級したことで保育室も変わり、目新しい玩具に目を輝かせていた。年齢や子どもたちの様子に見合った玩具を用意し、遊び方や片付け方を全員で確認した。使ったものはもとに戻したり、足りないものを補充したりして気持ちよく生活できるよう心掛け、子どもたちにも伝えていった。過ごしやすい気候になったため、散歩や戸外遊びの機会を増やし、春の自然に触れたり、思い切り体を動かせる公園に行ったりした。
言葉
字を読み書きできるようになった子も多いため、生活の流れや予定を掲示し、見通しが持てるようにした。また、当番活動の中で人数を調べて記入したり、給食のメニューを紹介したりしていった。友だちとの会話では、語気が強くなったり、相手を不快にさせたりする言葉を言ってしまった時は、言い方や言葉の選び方について考えられるよう声をかけ、どんな風に言えばよかったか、相手はそういわれてどんな気持ちだったかなどにも気付けるよう仲立ちしていった。
表現
こいのぼりの制作では和紙を使って格子編みをし、鯉の鱗を表現した。格子編みは昨年度も一度やったことがあるため、覚えている子は自信を持って取り組み、忘れてしまった子もやり方を伝えると思い出してやっていた。和紙に触れた時に「和紙って普通の紙と違うね。何でできているのかな?」などという疑問も生まれ、様々な素材を使った制作を楽しんでいた。また、はじき絵の活動では、白いクレヨンで描いた絵が浮き出てくる様子に不思議さや面白さを感じていた。子どもの日の集会では、自分たちで作った作品を紹介し、こいのぼりの歌を歌って季節の行事を楽しむことができた。…
健康
大半の子がドッジボールに加わり、友だちと一緒にボール投げの特訓を始める姿も見られるようになった。日が長くなると、「もう1回やろうよ!」と6時頃までドッジボールに夢中になっていた。交通公園で自転車を乗り回し、林で木登りを楽しみ、運動公園のトラックを走り回り、ターザンロープに挑戦するなど、身体を動かす経験を積み重ねることができた。おかげで最終日まで元気に登園してきた。
人間関係
「卒園式って何のためにするの?」という説明を理解すると、入退場の歩き方や歌、「思い出のコトバ」などの練習に意欲的になった。お互いにアドバイスし合う姿も見られ、共通の目的に向かって団結する力が強まった。卒園式や移行保育の前日には、日ごろの感謝の気持ちを込めて、保育室やホールの床をピカピカに拭き上げた。「みんなと別れるのが悲しい!」と言い合うほど仲の良いクラスだった。
環境
公園の木の上にある鳥の巣や、川の水面に首を突っ込むカモなど、春の散歩先で様ざまな発見を楽しんだ。原っぱに生えていた草を摘み取り、「ネギみたいな匂いだね」と言うので、「ノビルよ。油炒めにすると美味しいよ」と伝えると、「この草食べられるの?」と驚いていた。【食べられる野草図鑑】を用意したいと思った。カブトムシの幼虫が順調に育っている様子を見て、みんな大喜びしていた。
言葉
小学校への「10の質問」に対して1年生が手書きの回答を寄せてくれた。「やっぱりカレーが人気だね」「トイレに花子さんはいないみたい」と熱心に読み上げ、友だちと感想を言い合っていた。最後の「お話し会」では、長編の物語をどの子もイメージを膨らませながら、真剣な表情で聴き入っていた。お別れ会では、シンプルながら心のこもったメッセージを自分たちで考えて発表していた。
表現
卒園記念制作ではペンキで自分の顔を描いたが、その独特の色合いと感触が楽しく、「もっとやりたい!」と言っていた。卒園式で歌った「ありがとうの花」「スマイル(ゆず)」は特にお気に入りで、散歩の行き帰りにも友だちと大声で歌っていた。「お別れ会では2曲とも歌いたい!」と満場一致で決まり、当日は手をつなぎながら笑顔で歌い切った。最後まで歌うことが大好きな子どもたちだった。…
健康
サッカー教室では、ボールを蹴りながら鬼ごっこする活動に夢中になっていた。友だちと衝突して転んでも、「周りを見ながら走ればぶつからないよ」というアドバイスにうなずき、すぐ立ち上がっていた。蚕糸の森公園では、身体のバランスを取りながら、小川の上の石を渡り歩いたり、小高い丘の登り下りを楽しんだりしていた。就学に向けて時間を意識しながら、給食を食べ終わる子も増えてきた。
人間関係
小学校探検散歩で遠出して、初めての公園に行った。そこで出会った子どもたちと仲良くなり、一緒に追いかけっこやアニメの話しをしたり、「どこの小学校に行くの?」と尋ね合ったりしていた。杉六小学校の1年生からお手紙とワークプリントが届くと、子どもたちは大喜びだった。すぐにプリントをやり始め、「小学校のお勉強って楽しそうだね」と、小学校への期待と興味がさらに高まっていた。
環境
節分集会で節分の由来を知ったり、「豆まき」を歌ったりした。「おうちでも豆まきしたよ」「自分で作ったオニのお面をかぶったよ」と節分行事に興味を持ち、楽しんでいる様子だった。椿の花を得意げに拾い上げたり、「これ桜? 梅?」と花の名前に関心を示したりする姿も見られるようになった。来月は戸外で見つけた同植物の名前をすぐに調べられるよう、ポケット図鑑を持って散歩に出かけたい。
言葉
夕方の会で家族との楽しい思い出や、「机が届いたの」という嬉しい知らせをイキイキと話す子どもたち。最近は「話したい!」と手を挙げる子も増え、自分の思いを伝えようとする意欲が高まっている。聞き手側もしっかり耳を傾けるようになり、友だちの話しを受けとめた上で、さらに話題を広げるようになった。自分たちで絵本や紙芝居を手作りするなど、文字と親しむ機会もさらに増えてきた。
表現
等身大の自画像を描くため、模造紙の上で好きなポーズを型どりしてから、絵の具で顔や洋服を色塗りしていった。洋服の模様を忠実に再現しようとする子、イメージを膨らませてカラフルな模様を描き加える子など、それぞれ個性に溢れた作品が出来上がった。卒園式の歌や合奏の練習が始まると、遊びながら口ずさんだり、友だちと楽器演奏を楽しんだりする姿が見られるようになった。…
健康
午睡なしの生活が始まったが、夕方機嫌が悪くなる姿もなく、早寝早起きの習慣が身に付き始めている様子だ。個人持ちの縄跳びを渡すと、今まで縄跳びに興味がなかった子もやり始め、「3回跳べたー」など嬉しそう。
初雪が降った時は夕方にも関わらず、みんな園庭に飛び出し、両手を広げて走り回り、わずかな雪を丸めては雪合戦を楽しむ姿が見られた。来月は長距離散歩の機会を増やしたい。
人間関係
お店屋さんごっこで何のお店をやりたいかを話し合い、縦割りグループごとに活動した。年中年少クラスの友だちに品物の作り方を教えたり、当日は手を繋いで買い物に出かけたりして、優しくお世話していた。友だち同士のトラブルも自分たちで解決しようと、お互いに自分の思いを伝え合う姿が見られるようになった。クレヨンで汚れた床もみんなで黙々と拭き取るなど、心の成長を感じた。
環境
福笑い、羽根つき、コマ回しに興味を持ち、挑戦していた。特にケン玉は、「10回できた!」「どうやればうまくいく?」など、友だちと刺激し合いながら楽しむ姿が見られた。昆虫マットの入れ替え時にカブトムシの幼虫が出てくると、すぐに数え始め「20匹もいる!」「太ってかわいいね」と大喜びだった。滑り台でより遠くに着地する方法や、落としても割れない泥団子の作り方を工夫しては楽しんでいた。
言葉
年明けに全員揃うと、お年玉をもらったことや話題の映画を見に行った感想などを一人一人が発表し、他の子も関心を示しながら聞き入っていた。「【あ】いすくりーむ とけちゃった」など、各自2枚ずつ文を考えて40枚のカルタが完成。「〇〇ちゃんの面白いね」と互いの作品を批評し合う姿も見られた。「エルマーのぼうけん」といった長編物語も楽しめるようになり、続きを心待ちするようになった。
表現
新年子ども会で歌った「カレンダーマーチ」がお気に入りで、遊びながらよく口ずさんでいた。卒園アルバム用に、芋掘りや合同遠足の絵をイキイキと描く子が多かった。節分用のオニのお面は、目や鼻、角の形や牙をつけるかどうかも、すべて自分で考えて作り上げ、大満足の様子。歌と新鳴子踊りの動画を撮影する時、とても楽しそうに演じていた。来月は様々な楽器と親しむ機会を作りたい。…
健康
戸外に飛び出したあと、「寒いからジャンパー着る」と戻ってくる子、走り回るうちに「暑い暑い!」とすぐに脱ぐ子、いつも半袖半ズボンの子など、上着着用かどうかは自ら判断しているが、体調をくずす子も見当たらず、元気に外遊びを楽しんでいる。サッカー教室の試合では36対4という大差がついたが、みんな最後まで必死にボールを追いかけ、勝者も敗者もゲーム終了後にはしっかり挨拶を交わしていた。
人間関係
劇の大道具作りで段ボールの上に新聞紙を貼るとき、「私はのりをつけるから、〇〇ちゃんは貼ってくれる?」「OK!」と協力し合う姿が見られた。縦割りグループのお楽しみランチの配膳をひまわり組全員で手伝ったときは、様ざまな保育者に感謝され、嬉しそうだった。おやつの焼き芋紹介で乳児クラスに出向くと、小さな子のお世話に戸惑う子もいた。来月は乳児クラスと交流する機会をもっと増やしたい。
環境
公園で黄色いイチョウの葉っぱを発見した子どもたち。「フラワーシャワーできるね」と両手で拾い上げ、「お誕生日おめでとう!」と友だちとまき散らし合っていた。様ざまな石を形ごとに分類したり、お店屋さんごっこに発展させたり、石ぶつけゲームを考案したり、石だけで1時間以上も夢中になって遊んでいた。自分宛ての年賀状を書いてポストに投函。年賀状の慣習や切手を貼る方法に関心を示していた。
言葉
回文・なぞなぞ・ダジャレが大好き。「コトバあそび絵本」を読むと真剣に耳を傾け、「私も回文を考えたよ」「ダジャレを思いついた!」と披露する子も増えてきた。「どんな洋服が好き?」と尋ねられて友だちが戸惑うと、「ズボンとスカートではどっち?」「リボン付きがいいかな?」と具体的に問いかけ、答えやすくしてくれた。劇のセリフは、耳で聞いたり文字で読み返したりしながら、あっという間に覚えていた。
表現
劇「金のガチョウ」では一人一人が自分の役と向き合い、観客が見守る中、挿入歌やジェンカの踊りも含め、みんな楽しそうに表現していた。お別れ会ではお世話になった職員や転園する友だちに、歌「スマイル」「虹」をプレゼントしたが、心のこもった優しい歌声を響かせていた。人気アニメの刀剣作りがブームになり、色画用紙を丸めカラーテープを張り付け、試行錯誤しながら個性豊かな作品を作り上げていた。…
健康
片道1時間かかる農園に芋掘りに行くため、長距離散歩に出かける機会を増やした。その成果が出て、掘った芋をリュックに入れて、みんな元気に帰園できた。中当てドッジに参加する子どもの数が増え、逃げ回るのもボールを投げるのもワクワク楽しい様子だ。公園の競技場でリレーをやると、白熱した試合になり、大声援を送り合っていた。負けると、「今度は勝ちたい!」と新たな闘志を燃やす姿も見られた。
人間関係
「お助けシッポ取り」のやり方を説明するとすぐにスタート!「オニが3人だときついね」「守り神は1人にしよう」など自分たちで工夫し、チームごとに作戦会議も開いていた。お店屋さんごっこでは、どんなメニューをどう作るのかを真剣に話し合っていた。幼児3クラスの運動会ごっこでは、年下クラスのかけっこでゴールテープを持ち、閉会式でメダルをかけてあげるなどの大役も果たし、嬉しそうだった。
環境
芋掘りのサツマイモの大きさ比べでは、一人一人が「これが一番大きい」という芋を選んで、シートの上に並べた。細くても背丈のある芋を「大きい」ととらえている子が多く、背は低いけど胴回りが太いものは意外に選ばれなかった。その後、秤で重さ比べや紙テープで胴回りの比べっこをすると、みんなの関心はグングン高まった。これからも高さ・重さ・容積などに関心を持てる活動を行っていきたい。
言葉
友だちと人気のアニメや映画の話しをするようになり、面白い部分を再現したり、同意したり、感想を言い合ったりしていた。「かれーぴざ、とまとぴざ」など、お店屋さんごっこのメニュー作りや、友だちに「おたんじょうびおめでとう。だいすきだよ」とお手紙を書いたりする姿も見られた。さらに歯科衛生士さんの話しに興味を持ち、お話の会の素話で想像する楽しさを味わうなど、「聞く力」も培われてきた。
表現
新作の鳴子踊りを実演してみせると、「最後のポーズはこんな風にするほうがカッコいいね」と自分たちで考案し、改良していた。父母会主催のデジタルショー鑑賞会では声をあげて笑い、驚き、心の底から「あー面白かった!」と感動を共有していた。運動会ごっこでは年少児のダンスを見ながら一緒に踊ったり、知っている曲が流れると歌い出したり、表現する喜びに満ち溢れている子どもたちだった。…
健康
園庭や公園でも竹馬が大人気。「もっと高くして!」「ジャンプや後ろ歩きが出来るようになったよ」「サッカーボール蹴りたい!」など、竹馬で様ざまな技に挑戦していた。ゴム跳びでも高く跳びたい子、側転で跳び超えたい子などいろんな個性が見られた。リレーで派手に転んでも泣かずに走り続けるなど、精神的にも強くなった子どもたち。おひさま保育の会(運動会)では自分の力を発揮して楽しそうだった。
人間関係
鳴子踊りに取り組むとき、鳴子を子どもたちに配ってから、模範演技をすることになり、「鳴子を鳴らさないでね」と声かけした。すると子どもたちは、「鳴子は床に置こうよ」「座ったほうがいいかも」と提案し合い、静かに座って見学! 自ら考え行動するその姿に目を見張った。踊りの隊形移動を教え合ったり、みんなが楽しくリレーに参加する方法を話し合ったり、共通の目当てに向かって団結する力も育ってきた。
環境
散歩途中の遊歩道でハロウィンの飾り物を発見。「怖いねー」「商店街でも見たよ」など話題が広がっていた。捕まえたヤモリにエサを与えようとコオロギを飼育ケースに入れた子どもたち。「あっ、ヤモリがコオロギの足を食べている!」と興奮気味に観察していた。さらにカブトムシの幼虫は10匹以上まるまると順調に育っており、みんなで歓声を上げていた。今後も様ざまな形で命の尊さを伝えていきたい。
言葉
担任が休みの日、ホワイトボードには「○がつ○にち あめ 1ほーるであそぶ 2きがえ 3おひるごはん……」と、1日の流れが子どもの字で書かれていた。担任の真似をして自分たちも文字で表そうとする姿に成長を感じた。さらに「おひさま保育の会」の合言葉「さいごまで かっこよく やろう」を子ども同士で決めたり、プログラムの文面も手分けして書き上げたり、今月は言葉と親しむ機会が多かった。
表現
中秋の名月にちなみ、「ウサギ以外にお月さまには何がいる?」とイメージを膨らませて絵を描いた。魔女、恐竜、ドーナツなど、ユニークな作品が出来上がった。ハロウィンパーティの衣装や小道具作りでは、用意した素材を自由に使って、大人の想像をはるかに超える様ざまな工夫も見られた。おひさま保育の会では、堂々と荒馬踊りや鳴子踊りを披露し、退場時の「パフ」も保護者の前で嬉しそうに歌っていた。…
健康
7段8段と積み重ねた跳び箱の上からジャンプする遊びに挑戦していた。最初は尻込みしていた子も、少しずつ慣れて跳べるようになり大喜び。サッカー教室では全員が試合を楽しみ、転んでもケガしても途中棄権する子はいなかった。鉄棒で前回りや逆上がりをしながら、「手にマメが出来ちゃったよ!」と自慢し合う場面もあった。4人同時の大縄跳びや、ボールの片手投げを楽しむなど、身体の動かし方が巧みになった。
人間関係
お祭りごっこでは、魚釣りや神輿作り、買い物カードのヒモ通しなどの準備を工夫しながら進めていた。お祭り当日も、輪投げや空気砲のやり方を年下の子どもたちに教えたり、「うまくできたね」とほめたり、優しくお世話していた。ボールを使ったチーム対抗ゲームではルールを守りながら協力し合い、勝っても負けても全力でやり切っていた。汚れたことに気付いたら、サッと掃き掃除する姿も見られるようになった。
環境
Tシャツ染めの活動では、秤(はかり)や2リットルのペットボトルを使って、塩の重さや水の量を計る方法を実演すると、みんな興味津々! 終わった後も、いろんなものを秤に載せて重さ比べを楽しんでいた。散歩先ではドングリ拾いをしたり、「わぁ、アリの幼虫がいっぱい!」と驚いたり、自然探索に夢中だった。世界中の様ざまな国旗にも興味が出始めているので、さらに親しんでいけるような環境を整えていきたい。
言葉
【英語で遊ぼう】では怒り・悲しみ・喜びなど、感情にまつわる単語を絵カードで楽しく学んだ。大型紙芝居で、【人間の脳はどうなっている?】を説明すると真剣に耳を傾け、「ひまわり組は我慢する脳も大きくなったのか!」と驚いた様子だった。担任が休みの日、子ども自らホワイトボードに「1かたづけ 2ほーるであそぶ 3きがえ 4おひるごはん‥‥」と1日の予定を書き込んでいて、微笑ましかった。
表現
風船ランタンを作った。和紙を塗り重ねる地道な作業もあったが、最後は「果物だよ」「私はハートマーク」と、ランタンの表面に色とりどりの絵を描いて楽しんでいた。お祭りごっこの後夜祭では、「パフ」「人間っていいな」「夢をかなえて」と2日で4曲も歌い上げ、拍手喝采! 「もったいないばあさん音頭」では腰を曲げておばあさんになりきり、友だちと一緒に笑いながら楽しく踊る姿も見られた。…
健康
今年はプール自粛だが、ホースでの水まき鬼ごっこや、タープの中での泥んこ遊びを裸足で楽しんだ。シャワー準備をしてから園庭に出るという習慣も身についた。ゴム跳びを始めると「やりたーい!」とすぐに集まり、自分の目標とする高さをクリアするたびに大喜び。その半面、大人の腰程度の高さのゴム紐をくぐり抜けられないという状況に驚いた。今後は身体をさらに柔軟にしていくような遊びも取り入れていきたい。
人間関係
人数調べ当番が新たに加わり、子どもたちは「きょうの人数を教えてください」と幼児クラスを回り、誇らしげに事務所へ報告するようになった。お盆休み明けに友だちが登園すると、「久しぶりー」と言いながら再会を喜び合っていた。お祭りごっこで何をやりたいかといった話し合いの場面では、自分の意見をしっかり出し合ったり、友だちのアイデアを「いいねぇ」と認め合ったりする姿も見られ、成長を感じた。
環境
カブトムシの昆虫マットの中から幼虫が次つぎに顔を出し、「奇跡だー!」と大喜びの子どもたち。(地面に落下する前の)木にくっついたままのセミの抜け殻を、棒切れで払い落とすワザも身につけ、得意満面だ。朝顔の色水作りでは、摘み取ってもよい花びらの見分け方や、水の中で揉みしだくやり方に興味を示していた。シャボン玉では、「どうすれば大きくて割れないのが出来るのかな?」と試行錯誤する姿が見られた。
言葉
戦争にまつわる絵本を読んでいるとき、「【そかい】ってなあに?」という質問があったので、分かりやすく説明した。キョトンとしている子もいたが、みんな真剣に絵本の世界を味わっていた。今後も折に触れ、【平和の大切さ】を伝えていけるような物語を子どもたちと共有していきたい。遠足の絵本の中に虹が登場すると、「昨日見た虹は本当にきれいだったね!」と実体験と絵本の中のイメージを結びつける姿も見られた。
表現
色画用紙やティッシュを使ってハンバーガーやフライドポテトを自由に作っていた。アイロンビーズでは、最初はアトランダムに並べるものの、次第に色使いやデザインを考慮しつつビーズを配置していた。お祭りごっこのうちわ作りのための【和紙染め】や、絵の具に浸したヒモで描画する【糸引き絵】など、ユニークな技法で作品作りを楽しんだ。久しぶりにパラバルーンをやると「もっとやりたい!」と意欲的な声が聞かれた。…
健康
中当てドッジや爆弾氷オニが人気で、参加する子どもの人数が増えてきた。片手でボールを投げられるようになると、ボールの的中率も上がり大喜び! 竹馬に乗れる子はバーの高さを上げてもらい、新たに乗れるようになった子はおうちの人に見てもらい嬉しそうだ。食欲が高まり、完食出来る子が増えてきた。シャワー時の新しい習慣、「衣服を畳んでしまう」「プライベートゾーンは隠す」も出来るようになってきた。
人間関係
ビー玉などが無くなるとみんなで探し回り、「見つかったよ」とモノを大切にする姿が育ってきた。「保育園から借りた絵本はちゃんと返そう」と言うと、今までおうちの人に任せっきりだった子も、「あっ、きょうは絵本を返す日だ!」と自分でリュックの中に入れるようになった。話し合いの場で、「氷オニのときいつも最初にタッチされるのはイヤだ」と自分の思いを打ち明ける子がいたが、そういう姿は大いに認めたい。
環境
七夕集会では、七夕の由来や天の川などの星座に興味を持ち、「1年に1度しか出会えないから、雨が降らないといいよね」と空模様を気にする姿が見られた。飼っているカブトムシが卵を産み、10日ほどで孵化。子どもたちは「すごい!」と息をのみ、小さな生命体を愛おしそうに見守り、図鑑と見比べる子もいた。ミニトマトが色づき始めたのにもいち早く気付き、「やっと赤くなったよ!」と嬉しそうに収穫していた。
言葉
テレビアニメやドラマの話題が増え、「〇〇見た?」「すごかったねー」など、物語を再現したり同意したり、楽しく会話するようになった。主題歌を「たった一つのクッション♪」と歌うので、「クッションではなく、勲章よ」と教えると、「勲章って何?」と新たな単語に興味津々の様子だ。今後、みんなが夢中になるような絵本や物語を用意して、面白さや感想を言葉で伝え合う機会をさらに増やしていきたい。
表現
七夕集会で「キラキラ星」を披露した後も、ピアニカを自由に演奏して楽しんでいた。「魔法のドラゴン パフ」の歌を紹介すると、その美しいメロデイに子どもたちは魅了され、英語版も日本語版も何回も聴いていた。絵の具遊びではボディペインティングや、登り棒の周囲に張り巡らせた透明ビニールシートへのお絵描きに挑戦。色の混ざり具合を試しながら、自分の身体を使っての表現遊びをじっくり味わっていた。…