5歳ひまわり組まとめ・指導計画バックナンバー

5歳ひまわり組2021年度7月の保育日誌

7月2日(金) 雨
朝から工作を楽しんでいたため、今まで作りためていたものや新しく作れるようになったものでお店屋さんごっこをすることにした。どの店を担当したいか話し合いで決め、折り紙で作った動物やバッジ、三つ編みや紙テープで作ったアクセサリーを準備して3,4歳児に買いに来てもらった。“べー”を使った計算も少しずつ出来るようになり、異年齢児とのやり取りも楽しんでいた。

7月9日(金) 雨
2回目の対話型鑑賞を行い、前回とは違う絵を見て気づいたことを発表し合った。アートゲームとしての活動が子どもたちの中にも定着し始め、絵をじっくり見たり、こまかな所まで見ようとしたりする子が多くなった。また、友だちの意見を聞いて同じところに注目し、他の見方や意見、気づきを話す姿も多く見られた。ただ、集中が続かなかったり、他の人が話していても聴いていなかったり、自分の話をしたりと聴く力が弱い子もいるため、そこも含めて育つような活動を工夫していきたい。

7月13日 (火) 曇り
おやつに提供されるトウモロコシの皮をむく活動を行う。皮が何枚あるか数えたり、むいた皮やひげを使って遊んだりして楽しんでいた。また、外側と内側では皮の色や薄さが違うことに気づいたり、匂いを嗅いでみたりして、不思議に思ったことを確かめようとする姿も見られた。むき終わると大きさを比べて喜び、栄養士からも「手伝ってくれてありがとう」と感謝され、さすが年長さんだねと褒められると嬉しそうにしていた。

7月20日 (火) 晴れ
クラス全員で言葉について考える機会を設けた。まず言葉とは何かと問いかけると、話すこと、ものをあらわすこと、書いたりよんだりするものいう意見が出た。まずは言葉遊びとして早口言葉や逆さ言葉のゲームを行い、次にちくちくとふわふわという絵本を見てから、ふわふわ言葉とちくちく言葉について話し合った。言われたらいやな言葉や傷つくことは心がちくちくして、優しい言葉や嬉しいことは心がふわふわするねと共感し、様々な言葉を出し合って、ふわふわ言葉がたくさん増えるといいねと話していた。…

5歳ひまわり組2021年度6月のまとめ

健康

一日の流れに見通しをもちながら、生活や遊びのルールや約束の大切さを考え守ろうとする姿が見られるようになってきた。また、食育の一環として食材の下処理を手伝ったり、畑で育てている野菜を収穫して食べたりする活動も取り入れていった。野菜の旬や栄養についても知ることができるよう栄養士から話をしてもらい、体を作り免疫を高める野菜について考えたり、野菜の生長を見守ったりしていった。看護師からもうがいと歯磨きについての指導をしてもらい、口腔内の衛生や歯を守る大切さのついて知ることができるようにした。

人間関係

友だちと協力しながらお店屋さんごっこをしたり、集団でゲームをしたりして楽しんでいた。互いにアイデアを出しながら役割を分担したり、やり方を教え合ったりしながら遊びを展開し、子ども同士で考えながら遊ぶようになってきた。関わりの中で自分の考えや思いを伝えることはできても、相手の思いを受け入れたり話に耳を傾けたりすることが難しい場合もあったため、冷静に話ができるよう仲立ちしながら互いの気持ちを整理していくようにした。

環境

お店屋さんごっこが盛り上がり“ベー”を使って売り買いを楽しんでいたため、イメージしたものを作るために必要な材料を用意したり、どうすれば作れるかを一緒に考えながら援助したりしていった。過ごしやすい気候の日は、思い切り体を動かせるよう散歩や園庭遊びの時間を多くし、虫や草花など自然と触れ合える機会を大切にした。6月後半からはプールも始まり、夏ならではの遊びとして水や泥を使って思い切り遊べるよう、安全を第一に考え見守っていった。

言葉

時の記念日にちなんで時計を作り、数字や時計の読み方に親しめるようにした。友だちとの関わりの中で言葉使い方や伝え方を考える姿も見られるようになり、要求を伝えるときの言葉や、相手の気持ちを尋ねる言葉なども一緒に考えられるようにした。また、様々な絵本にも親しめるよう図鑑や時計の本、歴史の本なども本棚に置くようにし、クラス育てている野菜や昆虫の育ちについても知れるような本も用意していった。

表現

一つの作品について感じたことを伝えあう対話型鑑賞を行った。絵を見て気付いたや感じたことを言葉で表現し、細かいところに気がついたり、不思議に思ったことから仮説を立てて考えたりする姿も見られた。作品をじっくり見ることや、ほかの人の話を静かに聞くことが苦手な子もいたが、自分の考えを自由に表現する楽しさから自己肯定感を高められるよう働きかけていった。また、雨の日には全身を使って大きな紙に筆で雨を描いたり、バブルアートであじさいを表現したりして楽しむことができ、お店屋さんごっこや季節の製作を通して様々な技術を使って作品を作ることを喜んでいた。…

5歳ひまわり組2021年度5月のまとめ

健康

活動に見通しをもって取り組むようになり、一日の予定や次の活動を考えて行動するようになってきた。
また、生活や遊びの中で守るべきルールや約束の大切さを考え、守るからこそなり立つ活動や、楽しめる活動があるという事を経験の中から身につけていった。また、看護師から手洗い指導をしてもらい、蛍光ジェルを塗って手洗いを行った。ブラックライトで手に残ったジェルを確認すると「ここにこんなに残ってる!」といって、次に手を洗う時に気を付けている姿も見られた。

人間関係

友だちと一緒にゲームをしたり、お店屋さんごっこをしたりして楽しんでいた。気の合う子と合わない子がいる中で、互いに折り合いをつけようとする姿も見られるが、ぶつかり合うことも多かった。自分がされて嫌だったことや、相手に対して言いたいことがあるときはまず自分で伝えるよう促し、状況を整理しながら伝え方を提示したり、やり取りを仲立ちしたりしつつ見守っていった。春の遠足では、4歳児との関わりを深めながら一緒にスタンプラリーをしたり、縦割りの活動を楽しんだりして交流した。

環境

室内の玩具の使い方やゲームのルールなどが分かるようになり、友だちや保育士と楽しんでいた。使ったものを片付けてから次の遊びをするよう声をかけながら、整理整頓が身につくようにした。また、お店屋さんごっこを始めたため、売り買いして楽しめるように“べー”を用意したり、折り紙や空き箱などを用意したりして、作りたいものやイメージしたものを形に出来るような素材を室内に常備するようにした。戸外では、過ごしやすい気候の中で思い切り体を動かせるよう、遠足や散歩、野菜や花の苗を植えるなどして、自然と触れ合う機会を多く作った。

言葉

読み書きが出来るようになったことで活動の幅も広がり、本を読んだり手紙を書いたりして楽しんでいた。
また、当番活動やお店屋さんごっこを通して数字にも親しみ、”べー”を使って計算したり、売り買いしたりしていた。友だちとの関わりの中では、円滑な人間関係を築くための言葉の使い方や伝え方がまだ難しいため、保育士が状況を整理しながら仲立ちし、どんな言い方だったら喧嘩にならないか、嫌な気持ちにならないかなどを考えられるよう、具体的な言葉で代弁したり、子どもたちから言葉を引き出したりしていった。

表現

お店屋さんごっこを通して制作を楽しみ、紙を丸める、切る、折る、貼るなどの基本的な技術から応用して、保育士と一緒に作品を作れるようにしていった。遊びの中で店員側と客側の役割を交代したり、自分で考えた店を出すことで楽しめるようになり、様々なアイデアから遊びが発展していくよう、一緒に考えたり工夫しながら取り組んだ。また、遠足後には、遠足で楽しかったことをクラスの皆で報告し合い、友だちの話を聞いたり、自分の話をすることで思い出を共有し、絵を描いて表現した。…

5歳ひまわり組2021年度4月のまとめ

健康

進級してから2週間ほどたつと、疲れや季節の変わり目から体調を崩した子が多かった。体調管理に気を付けながら、手洗いうがいの徹底や、換気や湿度の調節などを行っていった。
進級したことで、身の回りのことを自分でする姿も増え、身支度など生活に必要なことをやろうとしていた。また、ほとんどの子が給食時に箸を使えるようになり、食事のマナーや食材などにも興味を持ち、楽しんで食事をしていた。

人間関係

生活や遊びの中でのルールや約束の大切さに気付き、守ることで楽しく遊べたり、気持ちよく過ごせたりすることを感じられるようになってきた。その中で、自分の意見や正しさを強くアピールしたり、相手を指摘したりすることもあり、そこからトラブルになることもあった。状況によって保育士が仲立ちしたり、子どもたち同士で話し合ったりして解決に導けるようにした。異年齢活動では、進級したことをみんなで喜び合いながら、一緒にゲームをしたり、散歩に行ったりする機会を設け、年下の子に対するいたわりの気持ちや、年長児である自覚と責任を感じられるようにした。

環境

進級したことで保育室も変わり、目新しい玩具に目を輝かせていた。年齢や子どもたちの様子に見合った玩具を用意し、遊び方や片付け方を全員で確認した。使ったものはもとに戻したり、足りないものを補充したりして気持ちよく生活できるよう心掛け、子どもたちにも伝えていった。過ごしやすい気候になったため、散歩や戸外遊びの機会を増やし、春の自然に触れたり、思い切り体を動かせる公園に行ったりした。

言葉

字を読み書きできるようになった子も多いため、生活の流れや予定を掲示し、見通しが持てるようにした。また、当番活動の中で人数を調べて記入したり、給食のメニューを紹介したりしていった。友だちとの会話では、語気が強くなったり、相手を不快にさせたりする言葉を言ってしまった時は、言い方や言葉の選び方について考えられるよう声をかけ、どんな風に言えばよかったか、相手はそういわれてどんな気持ちだったかなどにも気付けるよう仲立ちしていった。

表現

こいのぼりの制作では和紙を使って格子編みをし、鯉の鱗を表現した。格子編みは昨年度も一度やったことがあるため、覚えている子は自信を持って取り組み、忘れてしまった子もやり方を伝えると思い出してやっていた。和紙に触れた時に「和紙って普通の紙と違うね。何でできているのかな?」などという疑問も生まれ、様々な素材を使った制作を楽しんでいた。また、はじき絵の活動では、白いクレヨンで描いた絵が浮き出てくる様子に不思議さや面白さを感じていた。子どもの日の集会では、自分たちで作った作品を紹介し、こいのぼりの歌を歌って季節の行事を楽しむことができた。…

5歳ひまわり組2020年度3月のまとめ

健康

大半の子がドッジボールに加わり、友だちと一緒にボール投げの特訓を始める姿も見られるようになった。日が長くなると、「もう1回やろうよ!」と6時頃までドッジボールに夢中になっていた。交通公園で自転車を乗り回し、林で木登りを楽しみ、運動公園のトラックを走り回り、ターザンロープに挑戦するなど、身体を動かす経験を積み重ねることができた。おかげで最終日まで元気に登園してきた。

人間関係

「卒園式って何のためにするの?」という説明を理解すると、入退場の歩き方や歌、「思い出のコトバ」などの練習に意欲的になった。お互いにアドバイスし合う姿も見られ、共通の目的に向かって団結する力が強まった。卒園式や移行保育の前日には、日ごろの感謝の気持ちを込めて、保育室やホールの床をピカピカに拭き上げた。「みんなと別れるのが悲しい!」と言い合うほど仲の良いクラスだった。

環境

公園の木の上にある鳥の巣や、川の水面に首を突っ込むカモなど、春の散歩先で様ざまな発見を楽しんだ。原っぱに生えていた草を摘み取り、「ネギみたいな匂いだね」と言うので、「ノビルよ。油炒めにすると美味しいよ」と伝えると、「この草食べられるの?」と驚いていた。【食べられる野草図鑑】を用意したいと思った。カブトムシの幼虫が順調に育っている様子を見て、みんな大喜びしていた。

言葉

小学校への「10の質問」に対して1年生が手書きの回答を寄せてくれた。「やっぱりカレーが人気だね」「トイレに花子さんはいないみたい」と熱心に読み上げ、友だちと感想を言い合っていた。最後の「お話し会」では、長編の物語をどの子もイメージを膨らませながら、真剣な表情で聴き入っていた。お別れ会では、シンプルながら心のこもったメッセージを自分たちで考えて発表していた。

表現

卒園記念制作ではペンキで自分の顔を描いたが、その独特の色合いと感触が楽しく、「もっとやりたい!」と言っていた。卒園式で歌った「ありがとうの花」「スマイル(ゆず)」は特にお気に入りで、散歩の行き帰りにも友だちと大声で歌っていた。「お別れ会では2曲とも歌いたい!」と満場一致で決まり、当日は手をつなぎながら笑顔で歌い切った。最後まで歌うことが大好きな子どもたちだった。…

5歳ひまわり組2020年度2月のまとめ

健康

サッカー教室では、ボールを蹴りながら鬼ごっこする活動に夢中になっていた。友だちと衝突して転んでも、「周りを見ながら走ればぶつからないよ」というアドバイスにうなずき、すぐ立ち上がっていた。蚕糸の森公園では、身体のバランスを取りながら、小川の上の石を渡り歩いたり、小高い丘の登り下りを楽しんだりしていた。就学に向けて時間を意識しながら、給食を食べ終わる子も増えてきた。

人間関係

小学校探検散歩で遠出して、初めての公園に行った。そこで出会った子どもたちと仲良くなり、一緒に追いかけっこやアニメの話しをしたり、「どこの小学校に行くの?」と尋ね合ったりしていた。杉六小学校の1年生からお手紙とワークプリントが届くと、子どもたちは大喜びだった。すぐにプリントをやり始め、「小学校のお勉強って楽しそうだね」と、小学校への期待と興味がさらに高まっていた。

環境

節分集会で節分の由来を知ったり、「豆まき」を歌ったりした。「おうちでも豆まきしたよ」「自分で作ったオニのお面をかぶったよ」と節分行事に興味を持ち、楽しんでいる様子だった。椿の花を得意げに拾い上げたり、「これ桜? 梅?」と花の名前に関心を示したりする姿も見られるようになった。来月は戸外で見つけた同植物の名前をすぐに調べられるよう、ポケット図鑑を持って散歩に出かけたい。

言葉

夕方の会で家族との楽しい思い出や、「机が届いたの」という嬉しい知らせをイキイキと話す子どもたち。最近は「話したい!」と手を挙げる子も増え、自分の思いを伝えようとする意欲が高まっている。聞き手側もしっかり耳を傾けるようになり、友だちの話しを受けとめた上で、さらに話題を広げるようになった。自分たちで絵本や紙芝居を手作りするなど、文字と親しむ機会もさらに増えてきた。

表現

等身大の自画像を描くため、模造紙の上で好きなポーズを型どりしてから、絵の具で顔や洋服を色塗りしていった。洋服の模様を忠実に再現しようとする子、イメージを膨らませてカラフルな模様を描き加える子など、それぞれ個性に溢れた作品が出来上がった。卒園式の歌や合奏の練習が始まると、遊びながら口ずさんだり、友だちと楽器演奏を楽しんだりする姿が見られるようになった。…

5歳ひまわり組2020年度1月のまとめ

健康

午睡なしの生活が始まったが、夕方機嫌が悪くなる姿もなく、早寝早起きの習慣が身に付き始めている様子だ。個人持ちの縄跳びを渡すと、今まで縄跳びに興味がなかった子もやり始め、「3回跳べたー」など嬉しそう。

初雪が降った時は夕方にも関わらず、みんな園庭に飛び出し、両手を広げて走り回り、わずかな雪を丸めては雪合戦を楽しむ姿が見られた。来月は長距離散歩の機会を増やしたい。

人間関係

お店屋さんごっこで何のお店をやりたいかを話し合い、縦割りグループごとに活動した。年中年少クラスの友だちに品物の作り方を教えたり、当日は手を繋いで買い物に出かけたりして、優しくお世話していた。友だち同士のトラブルも自分たちで解決しようと、お互いに自分の思いを伝え合う姿が見られるようになった。クレヨンで汚れた床もみんなで黙々と拭き取るなど、心の成長を感じた。

環境

福笑い、羽根つき、コマ回しに興味を持ち、挑戦していた。特にケン玉は、「10回できた!」「どうやればうまくいく?」など、友だちと刺激し合いながら楽しむ姿が見られた。昆虫マットの入れ替え時にカブトムシの幼虫が出てくると、すぐに数え始め「20匹もいる!」「太ってかわいいね」と大喜びだった。滑り台でより遠くに着地する方法や、落としても割れない泥団子の作り方を工夫しては楽しんでいた。

言葉

年明けに全員揃うと、お年玉をもらったことや話題の映画を見に行った感想などを一人一人が発表し、他の子も関心を示しながら聞き入っていた。「【あ】いすくりーむ とけちゃった」など、各自2枚ずつ文を考えて40枚のカルタが完成。「〇〇ちゃんの面白いね」と互いの作品を批評し合う姿も見られた。「エルマーのぼうけん」といった長編物語も楽しめるようになり、続きを心待ちするようになった。

表現

新年子ども会で歌った「カレンダーマーチ」がお気に入りで、遊びながらよく口ずさんでいた。卒園アルバム用に、芋掘りや合同遠足の絵をイキイキと描く子が多かった。節分用のオニのお面は、目や鼻、角の形や牙をつけるかどうかも、すべて自分で考えて作り上げ、大満足の様子。歌と新鳴子踊りの動画を撮影する時、とても楽しそうに演じていた。来月は様々な楽器と親しむ機会を作りたい。…

5歳ひまわり組2020年度12月のまとめ

健康

戸外に飛び出したあと、「寒いからジャンパー着る」と戻ってくる子、走り回るうちに「暑い暑い!」とすぐに脱ぐ子、いつも半袖半ズボンの子など、上着着用かどうかは自ら判断しているが、体調をくずす子も見当たらず、元気に外遊びを楽しんでいる。サッカー教室の試合では36対4という大差がついたが、みんな最後まで必死にボールを追いかけ、勝者も敗者もゲーム終了後にはしっかり挨拶を交わしていた。

人間関係

劇の大道具作りで段ボールの上に新聞紙を貼るとき、「私はのりをつけるから、〇〇ちゃんは貼ってくれる?」「OK!」と協力し合う姿が見られた。縦割りグループのお楽しみランチの配膳をひまわり組全員で手伝ったときは、様ざまな保育者に感謝され、嬉しそうだった。おやつの焼き芋紹介で乳児クラスに出向くと、小さな子のお世話に戸惑う子もいた。来月は乳児クラスと交流する機会をもっと増やしたい。

環境

公園で黄色いイチョウの葉っぱを発見した子どもたち。「フラワーシャワーできるね」と両手で拾い上げ、「お誕生日おめでとう!」と友だちとまき散らし合っていた。様ざまな石を形ごとに分類したり、お店屋さんごっこに発展させたり、石ぶつけゲームを考案したり、石だけで1時間以上も夢中になって遊んでいた。自分宛ての年賀状を書いてポストに投函。年賀状の慣習や切手を貼る方法に関心を示していた。

言葉

回文・なぞなぞ・ダジャレが大好き。「コトバあそび絵本」を読むと真剣に耳を傾け、「私も回文を考えたよ」「ダジャレを思いついた!」と披露する子も増えてきた。「どんな洋服が好き?」と尋ねられて友だちが戸惑うと、「ズボンとスカートではどっち?」「リボン付きがいいかな?」と具体的に問いかけ、答えやすくしてくれた。劇のセリフは、耳で聞いたり文字で読み返したりしながら、あっという間に覚えていた。

表現

劇「金のガチョウ」では一人一人が自分の役と向き合い、観客が見守る中、挿入歌やジェンカの踊りも含め、みんな楽しそうに表現していた。お別れ会ではお世話になった職員や転園する友だちに、歌「スマイル」「虹」をプレゼントしたが、心のこもった優しい歌声を響かせていた。人気アニメの刀剣作りがブームになり、色画用紙を丸めカラーテープを張り付け、試行錯誤しながら個性豊かな作品を作り上げていた。…

5歳ひまわり組2020年度11月のまとめ

健康

片道1時間かかる農園に芋掘りに行くため、長距離散歩に出かける機会を増やした。その成果が出て、掘った芋をリュックに入れて、みんな元気に帰園できた。中当てドッジに参加する子どもの数が増え、逃げ回るのもボールを投げるのもワクワク楽しい様子だ。公園の競技場でリレーをやると、白熱した試合になり、大声援を送り合っていた。負けると、「今度は勝ちたい!」と新たな闘志を燃やす姿も見られた。

人間関係

「お助けシッポ取り」のやり方を説明するとすぐにスタート!「オニが3人だときついね」「守り神は1人にしよう」など自分たちで工夫し、チームごとに作戦会議も開いていた。お店屋さんごっこでは、どんなメニューをどう作るのかを真剣に話し合っていた。幼児3クラスの運動会ごっこでは、年下クラスのかけっこでゴールテープを持ち、閉会式でメダルをかけてあげるなどの大役も果たし、嬉しそうだった。

環境

芋掘りのサツマイモの大きさ比べでは、一人一人が「これが一番大きい」という芋を選んで、シートの上に並べた。細くても背丈のある芋を「大きい」ととらえている子が多く、背は低いけど胴回りが太いものは意外に選ばれなかった。その後、秤で重さ比べや紙テープで胴回りの比べっこをすると、みんなの関心はグングン高まった。これからも高さ・重さ・容積などに関心を持てる活動を行っていきたい。

言葉

友だちと人気のアニメや映画の話しをするようになり、面白い部分を再現したり、同意したり、感想を言い合ったりしていた。「かれーぴざ、とまとぴざ」など、お店屋さんごっこのメニュー作りや、友だちに「おたんじょうびおめでとう。だいすきだよ」とお手紙を書いたりする姿も見られた。さらに歯科衛生士さんの話しに興味を持ち、お話の会の素話で想像する楽しさを味わうなど、「聞く力」も培われてきた。

表現

新作の鳴子踊りを実演してみせると、「最後のポーズはこんな風にするほうがカッコいいね」と自分たちで考案し、改良していた。父母会主催のデジタルショー鑑賞会では声をあげて笑い、驚き、心の底から「あー面白かった!」と感動を共有していた。運動会ごっこでは年少児のダンスを見ながら一緒に踊ったり、知っている曲が流れると歌い出したり、表現する喜びに満ち溢れている子どもたちだった。…

5歳ひまわり組2020年度10月のまとめ

健康

園庭や公園でも竹馬が大人気。「もっと高くして!」「ジャンプや後ろ歩きが出来るようになったよ」「サッカーボール蹴りたい!」など、竹馬で様ざまな技に挑戦していた。ゴム跳びでも高く跳びたい子、側転で跳び超えたい子などいろんな個性が見られた。リレーで派手に転んでも泣かずに走り続けるなど、精神的にも強くなった子どもたち。おひさま保育の会(運動会)では自分の力を発揮して楽しそうだった。

人間関係

鳴子踊りに取り組むとき、鳴子を子どもたちに配ってから、模範演技をすることになり、「鳴子を鳴らさないでね」と声かけした。すると子どもたちは、「鳴子は床に置こうよ」「座ったほうがいいかも」と提案し合い、静かに座って見学! 自ら考え行動するその姿に目を見張った。踊りの隊形移動を教え合ったり、みんなが楽しくリレーに参加する方法を話し合ったり、共通の目当てに向かって団結する力も育ってきた。

環境

散歩途中の遊歩道でハロウィンの飾り物を発見。「怖いねー」「商店街でも見たよ」など話題が広がっていた。捕まえたヤモリにエサを与えようとコオロギを飼育ケースに入れた子どもたち。「あっ、ヤモリがコオロギの足を食べている!」と興奮気味に観察していた。さらにカブトムシの幼虫は10匹以上まるまると順調に育っており、みんなで歓声を上げていた。今後も様ざまな形で命の尊さを伝えていきたい。

言葉

担任が休みの日、ホワイトボードには「○がつ○にち あめ 1ほーるであそぶ 2きがえ 3おひるごはん……」と、1日の流れが子どもの字で書かれていた。担任の真似をして自分たちも文字で表そうとする姿に成長を感じた。さらに「おひさま保育の会」の合言葉「さいごまで かっこよく やろう」を子ども同士で決めたり、プログラムの文面も手分けして書き上げたり、今月は言葉と親しむ機会が多かった。

表現

中秋の名月にちなみ、「ウサギ以外にお月さまには何がいる?」とイメージを膨らませて絵を描いた。魔女、恐竜、ドーナツなど、ユニークな作品が出来上がった。ハロウィンパーティの衣装や小道具作りでは、用意した素材を自由に使って、大人の想像をはるかに超える様ざまな工夫も見られた。おひさま保育の会では、堂々と荒馬踊りや鳴子踊りを披露し、退場時の「パフ」も保護者の前で嬉しそうに歌っていた。…