健康
公園の築山を上り下りしたり、跳び箱や平均台を使ったゲームを楽しんだり、身体を思い切り動かして遊んだ。歯磨き指導や不審者対応訓練を通して、自分の身体を健康に安全に守るための方法も学んだ。サツマイモ蔓のキンピラ作りでは調理過程を興味深く見学し、「おいしい!」「おかわりちょうだい!」と大喜びで食べていた。11月中旬までは「半袖がいい」と自ら薄着を選ぶ姿も見られた。
人間関係
席替え後、新しいグループ名を話し合ってもらった。4グループともジャンケンや多数決の方法で、もめることなく決め、嬉しそうに発表してくれた。2歳児クラスとの合同散歩では優しく手をつないでお世話したり、5歳児クラスのドッジボールに仲間入りして刺激を受けたり、異年齢の友だちとの豊かな交流が広がった。「今日は何の当番かな?」と当番活動も毎日心待ちにしている様子だ。
環境
公園では様ざまな自然物を虫メガネで覗き込んでは「スゴイ!」と興奮し、「こっちも面白いよ」と声をかけ合っていた。腐葉土袋の中で育てたサツマイモを収穫したあとは、芋の大きさ比べをしたり、太茎でクリスマスリースを作ったりしていた。勤労感謝の前にお仕事絵本を読むと、世の中には様ざまな仕事があることを知り、「ママのお仕事って何だろう?」と関心が高まっていたようだ。
言葉
言葉遊びや抑揚がつけやすい絵本を読むと、すぐに暗唱して言葉を楽しんでいた。また「うんち」の絵本は大人気で、読み聞かせ後は「私トイレに行く。我慢したら身体に悪いって書いてあったから」とトイレに行き、便の色や形状を絵本さながらに解説する姿も見られた。「パパのお誕生日なの」と、大好きな家族や友だちにお手紙作りをする子も増え、文字を書くことへの興味もさらに高まった。
表現
スティールパンの演奏会では大好きな曲が流れると、一緒に歌ったり友だちと手をつないで踊り出したり、身体全体で楽しんでいた。サツマイモのお絵描きでは収穫した芋を見ながら、個性的な作品を絵の具で描き上げた。その後も、「お芋色の手形を押そう」など、自由に新聞紙に手型を押すなどの表現活動に取り組んでいた。月末には「虹」をみんなの前で歌う機会があり、嬉しそうだった。…
健康
大繩くぐりではタイミングをつかめず立ちすくむ子もいるが、友だちが手をつないでくれることで勇気が出て、くぐり抜けに成功していた。運動会に向けての体操やリズム運動にも意欲的になり、ギャロップやスキップなどの全身運動を友だちと一緒に楽しんでいた。公園のグラウンドに行くと、「運動会ごっこしようよ」と子ども同士で声をかけ合い、夢中になってかけっこをする姿が見られた。
人間関係
園庭で年少の子どもたちが水道に近づいてくると、「ちゃんと並んでください」「お水屋さんでーす」と言いながら、蛇口をひねってあげていた。妹や弟がいる子は、鬼ごっこに混ぜてあげたり、靴を履かせるお世話をしたりすることもあった。一方、年長クラスが開いたお店屋さんに招待されたときは、遊び方を教わりながら交流する楽しさを味わっていた。このような機会を引き続き作っていきたい。
環境
クッキングに使うハムとチーズを買うためにスーパーへ行った。帰り道の商店街で、「ここは何のお店でしょうか?」と質問すると、店先を観察しながら「歯医者さん!」「八百屋さん」「クリーニング屋さん?」と答えていた。散歩道中で見かけた宅急便の車と郵便車とでは、一体何が違うのか不思議がる子もいる。自分たちが暮らす街に様ざまな興味を示す子どもたちと、今後も街探検を続けていきたい。
言葉
朝の会で1日の流れを書き出し、おやつ後に絵本を借りに行くと伝えた。すると、「お昼寝しないで帰る日だから、もっと早く絵本を借りに行きたい」との意見が出た。「今からすぐ行く?」「お昼ご飯の前は?」とみんなが言い合う中、「【英語で遊ぼう】が終わって、園庭で遊ぶ前に借りに行こう!」と子どもから新たな提案が。「いいねぇ」とみんなも賛同して一件落着。話し合う力がついてきたと感心した。
表現
お店屋さんごっこのキャンディ作りや、ボーリングのピンにキラキラテープを飾り付ける活動を友だちと一緒に楽しんでいた。カバン作りでは友だちの作品にも刺激を受けながら、一人一人が創意工夫している姿が印象的だった。またお店屋さんの看板を作っていると、子どもたちが「何してるの?」と寄ってきて、余白部分へカラフルな絵を描いたり文字を書いたりして、自由な表現を楽しんでいた。…
健康
プールではカエルやアヒル歩き、水中を歩き回って水流を作る「洗濯機ごっこ」などが大好き。フラフープ遊びも人気で、「ボクはこの高さにして」「私は低いほうがいい」など、一人一人が高さを細かく指示しながら、イルカジャンプやワニくぐりを披露していた。園庭では大半の子が裸足になり、水遊びや泥んこ遊びをたっぷり楽しんだ。シャワーの浴び方を実演すると、真似しながら自分で出来るようになってきた。
人間関係
制作活動でマーカーが机についてしまった。「どうすれば良かったかな?」の声かけでみんな真剣に考え、「これからは新聞紙とか敷いたほうがいいね」との気付きにつながった。また耳痛の友だちを気づかって、「小さな声で話そうよ」と言い合う姿や、友だち同士のやりとりで緊張が走っていると、「どうしたの?」と仲裁に入る姿が見られるなど、仲間との関わりを深め、思いやりの心が育まれる場面が増えてきた。
環境
カブトムシが2匹動かなくなると、「ガンバレーって応援すれば動く?」「違うよ、お空にいっちゃったんだよ」など様ざまな意見が出た。園庭の片隅に埋めると、一人一人がそっと土をかけながら別れを告げているようだった。これからも生き物との触れ合いを通して、生命の尊さを伝えたい。8月下旬には今まで見たこともない草花やセミの抜け殻・羽を発見して、「不思議な世界!」と言い合う姿も見られた。
言葉
夕方の会で一人一人に発言してもらいそれを板書すると、子どもたちは興味津々で文字を読み上げていた。自分と同じ意見を先に言われて怒り出す子もいたが、正ちゃんマークを使って「同じ考えの子がいるのは嬉しいね」と声かけし、さらに「自分と違う考えが出てくるのも面白いね」と伝えた。みんなワクワクしながら発言し、自分と同じ意見が出ると「私もそう思う!」と手をあげるようになった。
表現
クレヨンや絵の具でのお絵描きが終わったあとも、机上に敷いてある新聞紙に自由に絵を描いている子どもたち。顔写真にヒゲやメガネを描き加えたり、新聞紙の端から端まで色を塗り重ねたりして、表現遊びを楽しんでいた。地元の阿波踊り祭りを体験してきた子どもたちは「阿波踊りごっこしよう」と誘い合い、ホール中を踊り歩いていた。鈴やタンバリン、太鼓を出すと嬉しそうに打ち鳴らす姿も見られた。…
健康
ゴム跳びやゴムくぐり、フラフープくぐりなどのリレーが大好きな子どもたち。「もう1回やりたい!」と積極的で、何度も繰り返し遊んでいた。雨上がり後の園庭では、水たまりをよけながらの鬼ごっこや、歌のリズムに合わせながらフラフープ踊りをするなど、思い切り身体を動かしていた。「のど乾いたー」と水分補給したり、汗だくの洋服も自ら着替えようとしたり、快適に過ごすことにも意欲的になってきた。
人間関係
七夕制作で切り飾りに挑戦した。ハサミがまだ苦手な子も、「どうやったら上手く切れるの?」と保育士や友だちに聞きながら、最後までやり抜いていた。「カブトムシを飼育箱から出すときは新聞紙を敷こう」といった新しい約束にはみんな真剣に耳を傾け、守ろうとしている。またカプラ遊びでは箱に順番に登って積み上げたり、椅子を持ち寄りその上に乗って一斉に積み始めたり、自分たちで工夫する姿が見られた。
環境
玉入れで数を数えると103個ずつの同点! 「きゅうじゅうきゅー、ひゃーく、ひゃーくいーち」と嬉しそうに数え合う姿に、3桁の数に対する興味の深まりを感じた。散歩先ではムカゴを「恐竜の卵だ!」と拾い、樹液や苔に恐る恐る触るなど、【自然】に親しんでいた。さらに紙コップにダンゴ虫や木の実を入れたり、水を入れて「迷路を作ろう」と地面に線を描いたり、紙コップひとつでも楽しく遊んでいた。
言葉
「チクチク言葉」についての話し合い後、「フワフワ言葉探し」をした。すると「がんばれー」「ありがとう」「かわいいね」など、友だちやおうちの人から言われたいフワフワ言葉が次々に飛び出した。また「買い物しりとりクイズ」では、ヒントを手掛かりにスーパーで売っている食べ物の名前を子どもたちが夢中になって答えていた。言葉について考えたりクイズとして楽しんだりする機会を、今後も作りたい。
表現
ジャングルに見立てた大きな紙に、恐竜やライオンの塗り絵を貼る活動をした。一人一人が独創的な色使いで、30分以上も集中して塗り上げたり、普段は塗り絵に興味を示さない子どもも真剣なまなざしで取り組んだりしていた。新聞紙を丸めて魔法の杖を作る友だちを見て、同じく新聞紙を丸め「カブトムシのトンネルだよ」と違う遊びに発展させる姿も見られた。様ざまな遊び素材をこれからも提供したい。…
健康
泥んこ遊びでは裸足になることを一瞬ためらうが、しばらくすると次つぎに裸足になり、泥・水・砂の感触を身体全体で味わいながら、様ざまな遊びを展開していた。子ども同士で「走りたくなっちゃったね」と言いながら、走る順番や「ヨーイドン!」のかけ声係を決めて、主体的に運動会ごっこを楽しむこともあった。これからも心と身体を開放し、健康的に思い切り遊べる環境を作っていきたい。
人間関係
散歩→英語で遊ぼう→眼科健診など活動が目白押しでも、あらかじめ一日の流れを分かりやすく説明すれば、混乱なく次の活動の準備をする姿が見られるようになった。「玩具もみんなで片づけたほうが早く終わるね」の声かけで、子ども同士が協力し合うようになったり、上手に片づけている子をほめると周囲の子の意識も高まったりしてきた。このような姿を認め、さらに育んでいきたい。
環境
公園では木の実から色水を作ったり、「ここの土はサイコー」と泥団子を作ったり、弱ったアゲハが飛び立つ姿に「がんばれー」と声援を送ったり、様ざまな自然環境と親しむ姿が見られた。梅ジュース作りのためにスーパーへ行くと「梅ってお店で売っているの?公園で拾うんだと思っていた!」と驚いたが、店内で商品を見て回り、レジで元気に挨拶するなど、買い物自体も楽しんでいた。
言葉
花や木の実や収穫した野菜のにおいをかぐと、「甘い香りがする」「マンゴーみたいでおいしそう!」「ツーンとさわやかなにおいだね」など、実感のこもった言葉で表現していた。「あめふりくまのこ」「にじ」などの歌詞を張り出すと、友だちと拾い読みしながら歌うようになった。「この言葉ってどういう意味?」と尋ねる子も増えてきたので、一緒に調べるなど丁寧に対応していきたい。
表現
傘とカタツムリの造形はハサミで切ったり糊で貼ったり、手先を使う作業が多かったが、みんな真剣に取り組んでいた。クレヨンで描いた上から絵の具を塗ると「はじき絵」となり「すっごくキレイ!」と感動していた。プール開きで踊った「エビカニックス」では、一人一人がエビとカニになりきり自由な身体表現を楽しんでいた。今後も子どもたちが意欲的に取り組める表現活動を増やしたい。…
健康
片道30分以上かかる散歩を増やしても疲れを見せず歩き通し、【ケイドロ】や【氷オニ】で走り回ったり高い所からジャンプしたり、元気いっぱいの姿が見られた。大縄の練習に意欲的に取り組む子も増え、「10回跳べた!」「私は100回超えた!」と友だちと一緒に大喜びしている。
人間関係
すみれ組との合同リズム運動では「お手本にならなきゃ!」と、年下の子どもたちの前でカッコ良く身体を動かしていた。ひまわり組との合同遠足前日には、【守ってほしい3つの約束】の話しに耳を傾け、同じグループの子ども同士の自己紹介ごっこも楽しめた。今後も様ざまな異年齢交流を図りたい。
環境
アゲハの幼虫を2匹飼うと、「あっ、体の色が黒から緑に変身した」「緑色になったらウンチが大きくなった」など毎日観察し、図鑑を友だちと一緒にのぞき合うようになった。ジュースを買いに行ったときは、「何本足りないか?」をみんなで真剣に数えるなど、数に対しての興味も高まってきた。
言葉
週末のことを尋ねると「ママにお花をプレゼントした」「動物園に行った」など、みんな一斉に話し始める。誕生会でも積極的に手を挙げ、「何の玩具が好きですか?」と質問し、誕生児も嬉しそうに答えている。このように発言する喜びが味わえるよう、今後は話し合いの場をさらに増やしていきたい。
表現
楽しかった遠足の写真をみんなで見て思い出した後、クレヨンでお絵描きした。青空、池のほとり、お弁当を食べているところ、芝生で寝転がったことなど、各自が強く印象に残っている光景を自由に表現していた。【英語であそぼう】では音楽に合わせてのダンスが楽しく、笑顔がはじけていた。…
健康
天候にも恵まれ、園庭で大縄跳びや登り棒、氷オニなどで思い切り身体を動かしていた。様ざまな公園へも出かけたが、交通ルールを守りながら、好きな友だちと手をつなぎ、イキイキと散歩を楽しむことができた。来月は新しい公園への散歩も増やしていきたい。
人間関係
公園のアスレチック遊具で、うまくよじ登れない友だちがいると、「ここに足をかければいいよ」などとアドバイスし合い、成功すると一緒に喜び合っていた。リレーごっこやボーリングごっこなど、子ども同士でルールを考案しながら、あそびを広げる姿も見られた。
環境
「チューリップが咲いたよ」「ダンゴムシがいっぱいいたー」と春の自然に触れ、次つぎに報告に来る子どもたち。「今度はひまわりの花を咲かせたいな」と、植えたい花の種を話題にする子もいた。引き続き子どもたちの感動に共感し、自然への興味関心を育みたい。
言葉
「絵本を始めるよ!」と声かけすれば、自分で見ていた絵本をサッと片付けて集まってくる。「舌きりすずめ」を読むと、「僕が知っている話は、最後はこうなるよ」と指摘する子がいた。みんなもその子の話しに耳を傾け、様ざまな結末がある「昔ばなし」に興味を示していた。
表現
鯉のぼり制作では、レゴブロックや歯ブラシ、ペットボトルのフタなどで絵の具スタンプをした。スタンプの形にこだわる子、色とりどりの絵の具で塗りたくる子、色の配色や形をシンプルに仕上げる子など、一人一人が様ざまな表現方法を楽しんでいた。…