4歳ゆり組まとめ・指導計画バックナンバー

4歳ゆり組2021年度4月のまとめ

健康

感染症の影響もあり、戸外から帰ってきた際や、食事の前後には手洗い・うがいを自ら進んで意識的に行う姿が見られた。また、気温が高い日には「半袖にする!」と言って、自分から衣服を調節する姿が見られた。気温の変化が大きく、その影響で咳や鼻水が出ている子が多かった。鼻水が出た際にはティッシュで鼻をかむことを促したり、部屋の温度を快適に保つよう配慮していた。

人間関係

進級を喜び、期待を持って過ごす姿がある一方で、環境の変化から、不安定になる様子の子が数名いた。それに伴い、玩具や場所の取り合いなどで手が出てしまうことが増えた。
相手の思いに気がつけるような言葉かけたり、自分の思いを言葉で伝えられるように、思いを聞くよう配慮していった。

環境

移行保育から4歳児クラスで過ごしていたこともあり、保育室には慣れてきたが、玩具の使い方や過ごし方がまだわからない子も多かった。子どもの様子にあった玩具を置くようにし、棚の配置や玩具の入れ替えを行った。ごっこ遊びが好きな子も多いため、生活再現遊びが盛り上がるよう、バンダナやスカート、バッグや化粧水の空き容器などを用意した。すると、自分で好きな物を選んで身につけたり、買い物ごっこやままごとなどを楽しんだりしていた。

言葉

遊びの中で、友だち同士の会話が盛り上がり、同じ経験をしたことを話して喜んでいた。
自分の思いを相手に伝えようとするが、語気が強くなってしまったり、相手の話が耳に入らなかったりして、トラブルになることも多かった。言葉の使い方や言い方を丁寧に伝えながら、自分の気持ちや考えを言葉にして伝えやすいような雰囲気を大切にした。

表現

構成遊びをしながら、じっくり自分の好きな物を作って遊んだり、ごっこ遊びを通して、友だちと遊びを共有したりして楽しんでいた。作った物や考えたことを認めてほめながら、自信につながるようにした。また、工作ができるコーナーを充実させるため、はさみやのり、テープやペンなどの道具を常設した。また、折り紙だけでなく、画用紙やコピー用紙、塗り絵なども常に十分な数があるようにし、使い方を丁寧に伝えながらも、危険ではないこと禁止せず、自由に制作を楽しめるようにした。…

4歳ゆり組2020年度3月のまとめ

健康

衣服の着脱や調節などを自分でやろうとする子が増えてきたため、体感や体調に合わせ必要に応じて声を掛けるようにした。身体測定では背が伸びたことを喜び、友だちと背比べをしたり、大縄を二人で跳ぶ時に背が高い方が後ろに並んだりして意識する姿も見られた。給食では、自分が食べられる量や物が分かるようになったため、事前に減らせるよう保育士に伝えることと、一口は食べてみようとすることを約束とした。苦手意識が強かった子も量が減ることで食べてみようとし、残食が減ってきた。

人間関係

ルールのある遊びや集団遊びの中でルールや約束事が統一されてきたことで、守ろうとする子や遊びを仕切ろうとする子が増えてきた。構成遊びでも、協力したり役割を分担したりするようになり、子どもたち同士でやり取りしながら遊びを発展させていた。その中で意見が食い違ったり、話を聞き入れてもらえなかったりすることもあるが、必ず互いの主張を聞くようにし、様々な意見や状況があることを伝えていった。

環境

使ったものを片付けてから次の遊びに行く習慣が身につきつつある。出しっぱなしにしてしまうと次に使うとき困ること、使い方を誤ると壊れたり危険に繋がったりすることを繰り返し伝えていった。また、進級に向け自分たちが使ったものや部屋を綺麗にしてから次のクラスへ引き渡すようにし、雑巾がけや棚拭きなどを行った。共同で使うものや場所を整理整頓することの大切さを知り、意識して片付けられるよう促していった。

言葉

生活に必要な言葉が分かるようになり、書いたり読んだりできる子も増えてきた、しかし、話が耳に入らなかったり、理解できなかったりすることもあるため、その都度意味や理由を伝えるようにした。関わりの中でも言葉のやり取りも増えたが、相手にとって嫌な言葉や言われたくないことがあることを伝え、言葉の使い方や状況なども知らせていった。また、順番、人数、回数、時間なども保育士が意識して声に出すようにし、こともたちの中でも意識できるよう工夫した。

表現

ひなまつりでは、和紙を格子編みして着物を作る制作を行い、紙を通す順番や色の組み合わせを考えながら取り組んでいた。遊びの中でも制作を自由に楽しめるよう、折り紙や様々な紙、素材を用意しておいた。また、忍者修行として大縄跳びや箸を使った遊びをし、自分ができるようになったことが分かるよう一人ずつにカードを作った。子どもの様子に合わせ、一対一で成果を褒めたり指導したりできるようにし、試験と称して保育士の前でできるようになったことを披露する時間を作った。すると、子ども達も意欲的に取り組み、合格して褒められると喜んでいた。…

4歳ゆり組2020年度2月のまとめ

健康

外遊びや散歩時に、自分の体感温度をふまえて衣服を調節するようになってきた。また、着がえや身体測定の際に衣服をたためるようになってきた子も多く、身の回りのことを自分でやろうとしたり、身支度をしたりしている姿を認め、自信につながるよう励ましていった。また、給食時に箸を取り入れるためにお箸の修行を始め、様々な素材のものを箸で掴んで運び、使い方やマナー、姿勢などを身に付けていけるようにした。

人間関係

友だちと一緒にルールを守りながら遊んだり、互いに意見やアイデアを出したりして遊んでいた。その中で、自分本位になってしまったり、意見が食い違ったりして喧嘩になることもあるが、手が出ることは減ってきた。言葉で思いを伝えようとしたり、相手の話に耳を傾けようとしたりする姿も見られるため、仲立ちしながら関わりを見守っていった。

環境

自分で使ったものを片付けることや、丁寧に使うことなどを伝えていき、整った環境の中で生活する心地よさを感じられるようにした。また、一つの活動や遊びを完結してから次の活動に移れるよう声をかけていった。天気のいい日には外遊びや散歩の機会を増やし、園外活動の際の危険や約束を伝え、身を守ることと約束を守ることの大切さを知らせていった。

言葉

ひらがなや数字に興味を持つ子が増え、本を読んだり手紙を書いたりしていた。数字が分かるようになるとすごろくやトランプでも遊べるようになり、保育士と一緒に楽しんでいた。生活の中でも必要な言葉を理解して、聞いたり使ったりするようになってきたが、汚い言葉遣いや相手を傷つけるような言葉を言うこともあるため、その都度ふさわしくないと伝え、正しい言葉遣いや、言われて嬉しい言葉について考える機会をつくるようにした。

表現

1月に行ったお店屋さんごっこの経験を活かし、クラスでもお店屋さんごっこを行った。アイスクリーム屋さんをやろうと決め、アイスの味や店の名前をグループで話し合った。2歳児クラスの子とペアになり、一緒に買い物を楽しんだり、自分で作ったサンバイザーを付けて売り子をしたりして楽しむことができた。また、ひなまつりの制作では、和紙で格子編みをしてひな人形の着物部分を作り、紙を通す順番や色合いを考えながら制作を楽しんでいた。…

4歳ゆり組2020年度1月のまとめ

健康

手洗い、うがいを自分で気付いてするようになり習慣化してきた。看護師からもくしゃみと咳がどのくらい飛ぶのか、鼻水はどうやってかむのかを教えてもらい、実際に絵で見て

学ぶことができた。また、朝の会や帰りの会で一日の流れを伝え身の回りの事や生活に必要なルールを守りながら、見通しを持って生活できるようにした。

人間関係

集団遊びのルールが定着し、互いに伝え合いながら守って遊んでいた。また、氷鬼では、鬼と逃げる人の人数のバランスを考え、自分たちで工夫する様子も見られた。話し合いの中で自分の意見や考えを主張する一方、相手の話にはなかなか耳を傾けられない姿もあったが、保育士が仲立ちしたり、話を整理したりすることで解決できるようになってきた。

環境

生活に見通しを持って活動できるように朝の会や帰りの会で子どもたちに予定を知らせ、部屋のホワイトボードに書いておくようにした。また、生活環境を整えることの大切さを知らせながら保育士が積極的に環境を整備していくと、使ったものを片付けたり、片付けを手伝ったりする子が増えてきた。綺麗な環境の中で生活することの心地よさや、片付けることで活動しやすくなることを感じられるよう働きかけていった。

言葉

正月に年賀状のやり取りをした経験から郵便屋さんごっこをして楽しんでいた。手紙をもらうことの嬉しさを感じたり、手紙を書きたいからと文字を描こうとしたりする姿が見られ、毎日ポストにはがきを入れていた。また、墨汁を使って書初めを行い、半紙に筆で字や絵を描いたり、自分の名前の頭文字から連想する絵を描き“おなまえかるた”の制作をしたりして、正月らしい遊びの中で文字や数字に触れることができた。

表現

異年齢交流の活動でおみせやさんごっこを行い、各グループで決めたお店の品物づくりを楽しんでいた。どんな素材を使い、なにを作るかなどに関心と意欲を持って取り組み、自分の所属するグループ以外の様子にも興味を持って「これどうやって作ったの?」と尋ねる姿もあった。制作の中で5歳児にやり方を教えてもらったり、3歳児を手伝う経験をしたりと、制作を通しての交流もみられた。…

4歳ゆり組2020年度12月のまとめ

健康

手洗いの表を見ながら「おやま、かめ、おおかみ・・・」と言って丁寧に手を洗おうとする姿が増えてきた。また、うがいの習慣もついてきて、うがいをやらなかった事に気づいて戻ったり、「うがいするんだよ」と他児に声をかける様子が見られた。気温や湿度がぐっと下がってきたため、室温と湿度を調節したり、外遊びの際は上着を着るか着ないかなど、自分で調節できるよう声をかけたりした。

人間関係

集団で遊ぶことが増え、子ども同士で誘い合い鬼を決めたり、ルールのある遊びを楽しんだりしていた。その中で、ルールを守らないことを責め立てたり、自分の正しさを強く主張したりすることもあったため、保育士が仲立ちしながら関わり方を伝えていった。自分の思いや意見が通らないことに腹を立てて遊びから離れることもあったが、みんなと遊びたいという気持ちが育ってきているため、しばらくすると戻ってきて遊び始める姿もあった。

環境

クリスマスに向けての制作をし、ホールや保育室に飾って喜んでいた。寒くなってきたが外で遊ぶことを喜び、友だちと協力しながら砂場で山や水路を作ったり、鉄棒や縄跳びなどをしたりと活発に体を動かしていた。室内でも友だちと一緒に構成遊びやごっこ遊びを楽しみ、片付けも早くなってきた。年末には大掃除を行い、雑巾を絞って床や棚を拭き、綺麗になったことを喜んでいた。

言葉

当番活動に意欲的で、挨拶や日付にも興味をもって発言していた。また、友だち同士で手紙をやりとりしたり、文字に興味を持って書いたりして楽しむ姿も見られた。友だちとのやりとりの中で言葉の使い方が乱暴になったり、わざとその場にふさわしくない言葉を言ってふざけ合ったりすることもあり、保育士が正しい言葉の使い方やふさわしい言葉を伝えるようにした。

表現

クリスマスに向けてブーツの制作や飾りつけなどを楽しみ、様ざまな素材や手法に親しんだ。また、あわてんぼうのサンタクロースの曲に合わせて合奏を行い、友だちと音を合わせる楽しさや、歌いながら楽器を叩く難しさなどを経験した。当番活動ではBEST OF お当番と称し、当番活動などを頑張った姿を皆の前で褒めるようにしたことで、意欲的に取り組み、自信につながった様子だった。…

4歳ゆり組2020年度11月のまとめ

健康

外遊び後や排泄後、食事前など生活の区切りで手洗いをする習慣が身についてきて、丁寧に洗おうとしている子も多かった。うがいは保育士の声かけで徐々に習慣化してきているため、外遊び後には必ず行えるよう繰り返し伝えていった。また、乾燥する時期になってきたため、加湿器の使用や水分補給の声かけなどをして、室温湿度を快適に保ち感染症予防に努めた。

人間関係

子ども達同士で誘い合い、ルールを決めたりオニを決めたりしながら遊ぶことを楽しんでいた。人数が多くなるとルールが曖昧になったり、意見が衝突したりすることもあったため、保育士が仲立ちして意見やルールを整理するようにした。また、運動会ごっこに向けてパラバルーンの活動をする中で、集団で動く楽しさや難しさ、仲間と協力することでの達成感などを味わっていた。

環境

散歩先で落ち葉や木の実を拾ったり、虫を探したりして自然に触れることを楽しんでいた。また、広い場所や園庭などでたくさん体を動かして遊べるよう、戸外遊びの機会を多く取り入れ安全面に配慮した。室内では環境設定を変え、机上遊びの玩具を増やしたり、構成遊びができるようなスペースを確保したりして、じっくり遊べるような工夫をした。

言葉

自分の意見や思いを友だちに伝えようとする姿が増え、自分たちで折り合いをつけたり、工夫し合ったりするようになってきた。その中で、どうしても折り合いがつかないことや、手がでてしまうこともまだあるため、保育士が仲立ちしながら、子ども達と一緒に原因と解決策を探していけるようにした。また、生活の中で必要なあいさつや数字についての理解が深まるよう、当番活動を取り入れていった。

表現

運動会ごっこに向け、忍者の修行ごっこを通してかけっこやパラバルーンの活動に取り組んでいた。パラバルーンでは、集団で息を合わせて技を成功させることの難しさを感じながらも楽しんで参加していた。技が成功すると喜び合い、他クラスの子や保育士に見てもらい拍手をもらうことで自信につながった様子だった。…

4歳ゆり組2020年度10月のまとめ

健康

鼻水や咳が出ている子には、自分で鼻をかむよう声をかけたり、咳をする際に口を押えるよう伝えたりして感染を予防できるようにした。また、涼しくなってきたため、上着の持参や長袖の用意を呼び掛けた。その子の体調や様子に配慮しつつ、子ども達自身にもその都度声をかけ、活動や自分の体感によって衣服を調節できるようにした。過ごしやすい気候になったため、遠出の散歩や外遊びの機会を増やし、室内でも体を使った活動を取り入れながら体力の向上を目指した。

人間関係

異年齢で一緒に散歩をしたり、遠足に出かけたりする機会を通して、年長に対する憧れや幼い子に対するいたわりの気持ちが芽生えてきた様子だった。特に幼い子に対しては、頼られることや感謝されることで自信にもつながり、責任感や使命感を感じているようだった。

また、ルールのある遊びを子どもたちだけでも行うようになり、保育士が中心になるのではなく、子ども達同士でルールを整理したり、守りながら遊ぼうとしたりしていた。

環境

散歩先や園庭で秋の自然に触れたり、虫を探したりしていた。遠足では、自然豊かな公園の中で木登りをしたり、ドングリを拾ったりすることを喜んでいた。また、みんなでハロウィンの仮装やゲームをして盛り上がり、季節のイベントを楽しむことができた。10月後半には環境設定を変え、机上遊びや制作のスペースを広く取れるようにしたことで、それぞれ好きな遊びにじっくり取り組めるようになってきた。

言葉

友だちと好きな遊びをじっくり楽しむようになり、互いの気持ちや意見を言葉で伝えながら関わりを深めていた。思うようにいかない時は保育士に助けを求めつつも、なぜそうなったのか、どうしたかったのかを整理しながら仲立ちしていくと、自分達で折り合いをつけたり、譲ったりする姿も見られるようになった。言葉に対する理解が深まる一方で、相手が傷つくような言葉や、言われたくないことを言ってしまう場面もあるため、言葉の使い方や情緒面も見守っていくようにした。

表現

ハロウィンに向け、自分用のハロウィンバッグを制作した。ハサミや糊を上手く使えるようになったことで制作の幅も広がり、自分自身でも完成度が高くなったことを喜んでいた。また、ハロウィンの仮装として自分の気に入った衣装を身につけ、医者やお姫様、宇宙隊員等になりきって楽しんでいた。…

4歳ゆり組2020年度9月のまとめ

健康

9月に入り急に涼しくなったため、鼻水や咳が出る子がいたものの、大きく体調を崩すことなく登園していた。

水分補給や休息の習慣がつき、シャワーや着替えなども自分でやろうとする子が増えた。手洗いやうがいは、急いでいると忘れてしまったり、雑になってしまったりする子もいたため、丁寧に行えるようその都度声をかけるようにした。気候の変化や天気に応じて水遊びとシャワーは9月中旬で終了とし、戸外遊びや散歩の機会を増やして体を動かせるようにした。

人間関係

自分の好きな遊びを楽しむ中で、保育士を頼るだけでなく、友だちと協力したり、助けを求めたりしながら

遊びを展開していた。お祭りごっこの活動では、グループで話し合う機会や、自分の意見を発表する機会を作り、自分の意見を伝えたり、相手の話を聞こうとしたりしていた。その中で思い通りにいかないことや、自分の意見が通らないとことも経験したが、友だちと協力する楽しさややり遂げる喜びも感じることができ、達成感を味わっていた。

環境

涼しくなったことで、園庭や散歩先でじっくり遊ぶことができた。園庭では、虫探しや砂場でのままごと、水路や山づくりなどを楽しんでいた。散歩先では「セミいなくなったね。」と残念そうにしていたが、トンボやコオロギを見つけて喜び、季節の変化と共に見つかる虫も変わるということを知ることができた。室内では、廃材を使った制作や塗り絵をしたり、数人でルールのあるゲームをしたりしていた。子どもの様子や興味に合わせて玩具を入れ替え、工作用品や道具が不足したり、散らかったりしないよう気をつけた。

言葉

子どもたち同士で話し合う機会を多くし、自分の思いを言葉で伝えるよう促しながら、自分の言葉で話すことを大切にした。うまく伝わらないことや意見が食い違ったりすることも多いため、状況に応じて仲立ちし伝え方や言葉の使い方を知らせていった。あまり好ましくない言葉やふさわしくない言葉を覚えると、使うことで周囲の反応を楽しむ姿や、相手が嫌がると分かっている言葉を使う場面もあるため、どうしてその言葉を言ったのか、それをどう感じるのかを尋ね、その意見をふまえた上でなぜ言ってはいけないのかを自分で考えられるよう働きかけていった。

表現

お祭りごっこの制作に意欲的で、チョコバナナ、かき氷、お面、たこ焼きの制作に精を出していた。昨年はお客さん役としての参加だったが、今年は出店側も経験するとあって、どうしたら買ってくれるか、お客さんが来てくれるかなどを考えて作る姿もあり、当日も自分たちなりに工夫しながら、店の呼び込みや接客などをしていた。また、お祭りごっこに向けたうちわ作りでは、ビー玉の転がし絵とストローの吹き絵を行った。偶発的な仕上がりに喜び、愛着のわいた自分のうちわを使って盆踊りを楽しんでいた。…

4歳ゆり組2020年度8月のまとめ

健康

梅雨明けが遅く、8月に入ってから急に暑くなったが、大きく体調を崩すことなく過ごせていた。

夏は暑さで体が疲れたり、のどが渇いたりするため、みんなの命を守るために休息と水分補給が必要だと伝え、

こまめにとれるようにしていった。また、着替えなどの身支度を自分でできるよう、水遊び時やシャワー時の持ち物を一つずつ確認していくようにした。次第に習慣づいてきて、見通しをもって行動したり、自分で着替えを準備したり、持ち物を管理したりできるようになってきた。

人間関係

好きな遊びを自分たちで工夫しながら楽しむ中で、同じ遊びを好む子と遊んだり、同じ経験をした子とイメージを共有したりすることを楽しんでいた。その中で、気の合う子、合わない子が出てきたり、自分の思うようにいかなかったりして、争いが起きることもあった。まずは自分の言葉で相手に思いを伝えるよう促し、話を聞いたり、相手の思いに気付いたりできるよう見守っていった。保育士が仲立ちしながら解決に導くこともあるが、子ども同士で話し合ったり、第三者が仲立ちしたりする場面もあった。

環境

梅雨明けから本格的に園庭での水遊びが始まり、水の冷たさや泥の感触を楽しんでいた。砂場では、雨どいを使って水路を作り、友だちと協力しながら水を流したり、山の周りに川を作ったりする姿もあった。室内では、折り紙や塗り絵にじっくり取り組む子や、マットを使って家やテントを作る子など、それぞれが好きな遊びを楽しんでいた。使ったものを片付けたり、完成したものを飾ったりして遊びを完結できるようになってきたが、まだ続きがしたいなどの要望にも応えられるよう、活動時間や場所を工夫するようにした。

言葉

子どもたち同士で話し合いをしたり、互いに思いを伝え合って解決に導こうとしたりする姿が出てきた。

その中で、うまく伝えられなかったり、相手の話に耳を傾けられなかったりすることもあるが、冷静に話ができるよう仲立ちしたり、伝え方や言葉の使い方を知らせたりしていった。中には、相手が嫌がるような言葉や言い方、命令口調なども聞こえるが、ただ禁止するだけではなく、なぜそのような言葉を使うのか、言われたらどんな気持ちになるかなどをたずね、理由も含めて使ってほしくない言葉について考えられるよう働きかけていった。

表現

遊びの中で作った作品を友だちや保育士に見せて喜んでいると、それを見た他児が「作りたい」といってやり始め、友だち同士で教えたり、作ってあげたりしながら楽しんでいた。また、保育士がかき氷のパネルシアターやジュース屋さんの出し物をしたことをきっかけに、色が混ざる様子や色の変化に興味を持つ子も多かったため、色水や絵の具を使った活動も取り入れ、泡でかき氷を作ったり、かき氷のイラストに好きな色を塗ったりして夏らしさを感じることができた。…

4歳ゆり組2020年度7月のまとめ

健康

園の生活リズムが徐々に戻り、見通しをもって生活できるようになってきた。午睡時は布団に入って静かに身体を休められるようになり、ほとんどの子が1時間半ほど眠れるようになった。気温の変化から鼻水が出る子もいたが、大きく体調を崩すことなく登園していた。湿度が高く蒸し暑い日も多かったため、子ども達の様子や活動に合わせ、適宜シャワーをして清潔に保てるようにした。

 

人間関係

友達と遊ぶ楽しさを感じている一方、一緒に遊んでいるからこそのぶつかり合いや、物の貸し借りでトラブルになることも多かった。自分の意見や気持ちを言葉にして伝えるよう仲立ちし、相手の気持ちを知ることが出来るようにした。その上で、譲ったり、待ったりすることの必要性も知っていけるようにした。自分の意見を言うだけだった子も、少しずつ相手の話に耳を傾けたり、納得して気持ちを整えたりすることが出来るようになってきた。

 

環境

梅雨時で室内遊びの時間が多くなったため、室内の玩具やコーナーを増やし、じっくり遊べるようにした。

空き箱やペーパー芯などの廃材を使った工作コーナーを作ると、自分達で工夫しながら工作を楽しんでいた。

ホールでは、段ボールや新聞紙を使って家や基地を作り、ダイナミックな活動も楽しめていた。また、片栗粉を使ったスライム作りや、石けんを使った泡遊びなどの感触遊びもして、独特の感触や現象を味わっていた。

 

言葉

自分の意見や思いを言葉にして伝えようとする姿が増え、相手の話を聞こうとしたり、意見を出し合ったりしていた。その中で、言葉が乱暴になったり、ふさわしくない言葉を使ったりすることもある。話を聞きながら、なぜ使ってほしくないのかという理由を明確に伝えるようにし、そういった言葉を言われたらどういう気持ちになるかを考えられるような声かけをしていった。また、その場にあった声の大きさや、静かにする時間があるということを知っていけるよう、その都度丁寧に伝えるようにした。

 

表現

机上で制作をしたり、塗り絵をしたりする子が増え、じっくりと遊んでいた。また、細かい玩具を使った

構成遊びも楽しみ、作った作品を飾ったり、見せたりして喜んでいた。七夕制作では、折り紙を使って少人数ずつ制作をし、保育士のやり方見たり、話を聞いたりしながら、楽しんで作ることができた。やりたがらなかった子も、友達の作品が笹に飾られている様子を見て作りたいと言ったり、自分の作品を見せ合ったりして、七夕を楽しむことができた。…