健康
食事のマナーを子どもたちと確認しながら食事の時間を過ごすようにした。
食具の持ち方に自分で気付けるよう声掛けをしていった。箸を少人数ずつ使い、経験を増やせるようにしていくと「僕も持ちたい」と憧れの気持ちを持ったり、意欲的に食事に向かう姿が見られるようになっていった。
人間関係
他クラスと関わる活動を多く計画した。前月にお店屋さんごっこをしたこともあり「お名まえ知っているよ!」と嬉しそうに手を繋ぎながら話す姿が見られた。2歳児との活動では、自分たちよりも小さいことを理解し優しくしようとするが、歩く時にもどう誘導すればいいか、どう話しかけたらいいか迷う様子もあった。自分から話しかけることは難しい様子もあったが、室内で一緒に遊ぶ時には、玩具を出しておこうと積極的に準備する姿が見られた。
環境
通園カバン掛けと上着掛けを保育室に置き、送迎時の身支度を自分で少しずつできるようにした。保育者が初めは声を掛けたり、必要に応じて援助をしていたが子どもたちから「自分でする」「できるよ」という言葉が出るようになっていった。
言葉
帰りの会でその日のお当番の頑張っているところや素敵だと感じたところを発表し合う「いいところ探し」を始めた。1日を通して保育者が積極的にお当番の子どもの頑張りや、取り組みを言葉にするよう意識して過ごした。毎日続けていくことで子どもたちからも「ご飯をたくさん食べていて素敵だった」「一緒に遊ぼうって言ってくれて嬉しかった」とその場面を思い出しながら言葉にして伝える姿が見られた。
表現
絵の具を使って絵画制作をした。白い画用紙に白いクレヨンでそれぞれ「好きなもの」を描き、上から絵具を塗ってはじき絵を完成させた。「白いクレヨンじゃ見えない」と戸惑う姿が見られたが「魔法の絵の具だよ」と子どもたちに伝えると大切に扱いながら少しずつ塗り進める姿が見られた。絵によって色を分けたり、色の混ざりを楽しみながら完成を喜ぶ様子が見られた。…
健康
看護師から朝の会の時にうがいの仕方、なぜうがいをするのかについて話をしてもらい、戸外から入室する時、食後にうがいをするようになった。がらがらうがいとぶくぶくうがいについても話があり、理解をし使い分けて行っている。年末年始の休みがあったため、生活リズムが崩れたり身の周りのことが以前よりも進まない様子が見られたため、保育士がそばについて、甘えを受け止めながら自分で行うように声掛けを丁寧にしていった。
人間関係
幼児クラスで縦割りグループを作り、お店屋さんごっこをした。初めてのお店屋さんごっこだったが、同じグループの年上の友達が優しく教えてくれ、元気に「いらっしゃいませ」「おすすめは○○です」と、楽しそうになりきっている姿が見られた。異年齢での関わりを
経験し、年上の友達に優しくしてもらう喜びを感じることができた。また年上の友達の名前と顔をよく覚え、普段の生活の中で関わりが増えた。
環境
冬の自然に関心を持ち、散歩先の公園で霜柱を見つけることを楽しんだり、雪が降った日には外の様子を見て『屋根に雪が積もっているね』『雪だるま作れるかな』と話す姿が見られた。文字に興味を持つようになり、クラスに貼ってあるひらがな表を見て『〇ちゃんの○だね』と話したり、絵本や看板の文字を読むことを楽しんでいる。
言葉
少しずつ当番活動を理解し、自分の担当の日を楽しみにしている。当番活動で前に立ち発表をするようになってから、経験したことや考えたことを話すことが上手になった。遊びの中で相手にしてほしいことを少しずつ言葉で具体的に伝えられるようになってきた。まだ相手に伝えたつもりで話しても相手に伝わらない場面もあるため、状況を見ながら言葉添えをするように仲立ちをしている。
表現
鬼のお面の制作では、毛糸や綿など様々な素材のものを髪の毛に使ったり、色々な大きさのボタンを用意し目につけられるようにした。パーツごとにたくさんの選択肢があることで、想像を豊かにし、子どもたちの作品がそれぞれ個性がでるようにねらいを持って取り組んだ。以前に比べ、物の大きさに合わせてボンドやのりの分量を調節したり、塗るのが上手になった。鬼のお面制作をきっかけとし、自由あそびの中でも様々な材料を用意し、廃材遊びができるように環境を整えていく。…
健康
遊びの中で様ざまな動きを楽しむ姿が見られた。ゆり組が大縄をしているのを興味深そうに見て、一緒に跳んでみようとする様子があった。最初は真上に跳ぶことが難しそうにしていたが、跳ぶ位置に丸をかきその中を跳ぶように声を掛けると意識しながら跳ぶ姿が見られた。運動会ごっこを思い出しかけっこの線を描いたり、「お名まえ呼びます、〇〇くん」と子ども同士で名まえを呼び、遊びを広げながら楽しむ様子もあった。
人間関係
「昨日の続きしよう」と遊びの続きができるようになり、じっくりと遊び込む姿が多く見られた。「土の中のもぐらが出てこないように山を作ろう」と子ども同士で共通の目的を持ち何日にもかけて山作りをしたり、「お水をかけると固くなるよ」と気づいたことを言葉にして伝え合いながら楽しむ姿が見られた。
環境
年末の大掃除では、雑巾を1枚ずつ持ち自分の椅子を丁寧に拭く姿が見られた。実際に拭いて棚や床が綺麗になっていくことに気付き「もっと拭きたい」という姿も見られた。床の雑巾拭きは体の使い方が難しく前になかなか進めない子どももいたが、競争のようにすると楽しみながら拭いていた。難しいながらも雑巾絞りも経験した。「床がありがとうって言ってるよ」と達成感を感じている姿も見られた。
言葉
遊びの中で、してほしくないことがある時、入らないでほしい時とどの場面でも「やめて」という言葉で訴えようとし、言い合いになる姿が多く見られた。保育者がその都度間に入り「どうしてほしかったか」「何をやめてほしかったか」と伝えられるように具体的に言葉にしていくようにした。
表現
冬のパーティーに向けてジングルベルの歌を歌った。恥ずかしがり参加しようとしない姿や、歌詞が覚えられず戸惑う姿も見られたが、毎日歌う中で隣りにいる友だちと顔を見合わせながら笑顔で歌うようになった。歌詞の間で「イエーイ!」と楽しそうに手を挙げたり、手を繋ぎながら歌ったりとそれぞれ楽しむ姿が見られた。文字に興味が出てきた様子で「絵本読んであげるよ」と子ども同士で読み合ったり、「これはなんていう文字?」と保育者に聞く姿も見られた。…
健康
食欲の秋ということもあり、よく食べるようになる。積極的におかわりをする子が増え、嬉しそうにしている。植栽で育てたいんげんで「いんげんの胡麻和え」を作った。子どもにとって食べることが難しい野菜ではあったが、クッキングの中で実際に触れたり、自分のエプロンや三角巾を着ける経験をしたことで野菜が苦手な子も食べようとする姿が見られた。実際にゴマやいんげんのにおいをかぐと「お花のにおいがする~」とかわいい声が聞かれた。
人間関係
幼児の姿として男の子、女の子同士で遊ぶ姿が多く見られるようになる。男の子はまとまって虫探しやブロックを楽しんでいた。女の子はいろいろな友だちと遊ぶようになり、粘土や折り紙を一緒に楽しんでいた。自分と友達の思いの違いから悩んだり、友だちに嫌なことをはっきりと伝えるようになったことで、うまく折り合いがつかずトラブルになることが多くあった。そのため、相手の気持ちがわかるようにその都度言葉にして仲立ちをしていった。今後も友だちとの関わりが深まる中でトラブルが増えた時には、状況を見て互いが納得できる仲立ちができるよう心がけていきたい。
環境
馬橋公園へ遠足に行った。初めての遠足で子どもたちはとても嬉しそうにしていた。公園内に流れる川に手を入れ水の感触や心地よさを楽しみ、また葉っぱを水に浮かべ流れていく様子を眺めて喜んでいた。どんぐりを拾って持って帰り、リース制作に取り入れた。各々どんぐりの大きさや形の違いに気付きながら、楽しんで作る姿が見られた。
言葉
人気のアニメや番組の影響を受けて、自分のことを「おれ」と呼んでみたり、ものまねや歌を友だちと一緒に楽しむ姿が見られた。遊びの中で、「入れて!って言って」と、時折きつい言い方が見られるので、その場に適した言葉を知らせていっている。色々な場面で表現豊かに言葉を表しているので、見逃さず褒めて伸ばしていきたい。
表現
幼児合同で、運動会ごっこをした。耳をつけてキャラクターになりきりしまじろうのダンスを披露した。最初は恥ずかしそうにしていたが、だんだんと友達と踊る楽しさを感じ楽しそうに踊っていた。当日は観客がいて緊張した様子も見られたが、一生懸命な姿を「上手だったね!」と褒められ喜んでいた。活動後に頑張ったことを保育者と共有することで表情豊かに喜ぶ様子も見られた。…
健康
広い公園でバナナおにごっこをしたり、だるまさんが転んだ、かけっこなど簡単なルールのある遊びを保育者が提案すると、理解しようとしながら楽しむ姿が見られた。5歳児が運動遊びに取り組む様子を見たことで、真似をして走ったり、かけっこで友だちが走る時には応援する姿もあった。「負けるからやりたくない」「恥ずかしい」という姿もあったが、保育者が誘って取り組むことで達成感を味わう様子もあった。
人間関係
友だちの好きなものや好きな遊びを知っていくことを喜び、「これ○○くんが好きな虫だ」「○○ちゃんはこの本が好きなんだよ」と保育者に教える姿が見られた。
「○〇ちゃん 着替えなきゃだめだよ」など、周囲の様子を気にして言葉を掛ける様子が、気持ちがぶつかって言い合いになることもあった。自分がしていた支度に集中できるような環境を設定したり、相手の言いたいことや気持ちを保育者が簡潔に代弁、仲介していくようにした。
環境
保育室の環境を変え、玩具や粘土、制作道具を置き、自分で選びやすくすることで嬉しそうに遊ぶ姿が見られた。粘土も自分で準備をし、食べ物を作ってお店屋さんごっこをしたり、型抜きを楽しんでいた。
色鉛筆や塗り絵など、自分で好きなものを選び机上でじっくりと完成まで取り組む時間も増えていった。散歩用バッグを一人一つずつ作ると、散歩に嬉しそうに持っていき、草花やお気に入りのものを見つけて入れるようになる。
言葉
文字に興味を持つようになり、保育者が手助けすることでカルタ遊びをする姿が見られるようになる。聞いた言葉と目で見る文字の一致はまだ難しい様子もあり、実際に読み札を見て探しながら遊んでいた。10月末のハロウィンパーティーや11月に遠足に行くことを保育者が話すと、「〇日楽しみだね」と子ども同士で話したり、保護者に「お弁当は果物を入れてね」と先にあることに見通しを持って話す姿が見られた。
表現
毎日朝の時間や夕方の時間に歌を歌うようになり、様ざまな曲を覚えて歌う姿が見られた。楽器が出てくる歌詞になると、その楽器に合わせた動きをしたり近くにいる友だち同士で顔を見合わせ嬉しそうに歌う姿も見られた。…
健康
夏を越えて、生活リズムが整いよく寝れるようになる。また、担任が「これおいしいね!」と声かけすると苦手なものでも食べてみようとする姿が見られるようになった。手洗い場に掲示してある洗い方の絵を見ながら友だちと真似して丁寧に洗うようになる。季節の変わり目で鼻水など体調を崩す子もいたので、その日の気温を見て適宜、衣服の調整をしたり、室温・湿度に気を付けて過ごした。
人間関係
一緒にいつも遊ぶ友だちが大体決まってきて、その中で思いの違いや些細なことで手が出る姿があった。また3歳児ならではの友だちのことを保育士に言いつけることも見られた。子ども同士で解決ができるよう言葉を知らせたり、お互いの思いが伝えられるよう仲立ちをした。今後も子どもたちの表情や様子をよく見て、友だちと上手にコミュニケーションを取りながら楽しく遊べるよう援助しく。今後は、集団遊びを多く取り入れ、みんなで遊ぶ楽しさを味わえるようにしていく。
環境
異年齢で散歩に行ったり、幼児クラスで夏祭りなどの行事に参加することを楽しんだ。夏祭りでは、はじめは緊張した様子の子どもたちだったが、お兄さん・お姉さんの元気な「いらっしゃいませ~」という楽しい雰囲気を感じ、進んで「これがいい!」と選んでいた。クラスへ帰ってくると、机に広げて友だち同士で見せ合い喜んでいた。11月にもお店屋さんの行事があるが、今度はすみれ組もお店を出すため、今回の経験を生かし意欲的に取り組んでいけるよう気持を繋げていきたいと思う。
言葉
子ども同士の会話が多くなり、仲のいい友だち間で楽しそうに話している。昆虫が好きな子が多く、公園で虫を見つけると「バッタじゃない?」「何の餌を食べるんだろう」「〇〇だよ」と大人の介入がなくてもイメージを膨らませ楽しそうに話している。ただ、たくさんの言葉を知るようになった分、相手が傷つく言葉をなんとなく発することもあるので、その都度相手の気持ちを知らせながら、また一緒に考えていけるようにする。
表現
夏祭りで飾るちょうちん制作をする。ハサミで好きな色の画用紙を切り、吊るす折り紙にそれぞれ絵を描いた。幼児クラスで盆踊りの練習をしていたこともあり、夏祭りを楽しみにしていて、完成したちょうちんが廊下に飾られると「これ私の!」と嬉しそうに保護者に話す姿が見られた。…
健康
栽培していたきゅうりを収穫し、塩もみをして試食をした。栄養士が目の前できゅうりを切ったり断面を間近で見ると興味深そうにしていた。一人ずつ塩もみ体験をしたことで、「みんなで作ったきゅうりだね!」「冷たくておいしい」と喜んで食べる姿が見られた。きゅうりが苦手な子どももいたが、「メロンみたい」と食べてみようとする姿が見られた。
人間関係
ごっこあそびや戦いごっこと仲の良い友だち同士でじっくりと遊ぶ様子が見られた。
外で虫探しを楽しむ際に、4歳児、5歳児クラスの子どもが虫を探したり、捕まえる様子をよく見ていることがあった。保育者が年上の子どもと関われるよう仲立ちしていくと、「○○くん虫見せて」と声を掛け遊ぶ様子も見られるようになっていった。
環境
食紅で色水を作ると、タライの中に色を混ぜて「どんどん黒くなってきた!」「赤とと黄色でオレンジのジュースになった」と色の変化に楽しみながら気付く様子も見られた。色水遊びを楽しんだ後はペットボトルや空き容器で氷遊びを楽しむ。氷を目の近くにあてて見える景色を喜んだり、「暑いと溶けるんだよ」と太陽にあてて氷が解けていく様子を観察する姿が見られた。
言葉
遊びのなかでお互いに言いたいことがうまく伝わらず「変なことを言われた」と保育者に訴える様子や、物の貸し借りがうまくいかず取り合いになり涙を流す様子も見られた。保育者が仲立ちしお互いの気持ちを一つ一つ確認しながら相手に伝えるようにした。また、子ども同士で気持ちよく話しあえるように簡潔に言葉の使い方を子どもたちに伝えていった。
表現
折り紙やセロハンテープを使って、様ざまな作品を作り楽しむ様子が見られた。セロハンテープを自分で切ることを楽しむ様子が見られたので、紙の好きなところにテープを貼る姿をできるだけ見守るようにした。安全な使い方ができるようになると、二つのものをくっつけるなど正しい使い方を伝え制作が広がっていくようにした。セロハンテープだけでなく、ビニールテープを切ったりとハサミを工夫しながら使うことも楽しんでいた。…
健康
20名全員が揃うようになり、再度園での生活の流れを丁寧に伝えたり、久しぶりに登園した子には個々に寄り添うようにしていった。汗ばむ季節になってきたので、戸外で遊んだ日はシャワーを浴びて清潔に過ごせるようにした。雨の降った日が多く、室内でも体を動かして遊べるように平均台やはしごなど運動遊び、また簡単なルールの集団あそびを楽しんだ。体が大きくなり、活発に動くため以前より食欲が増え、おかわりする子が多くなった。
人間関係
仲のいい決まったグループで多く遊ぶ姿が見られ、好きな遊びを誘い合って楽しそうに遊んでいた。「仲間に入れてほしい」ということやお互いの思いの違いのケンカが多くあったので、「○○って言ってごらん」と言葉を知らせたり、仲立ちしながらお互いの思いを知らせていくように関わった。また年上のクラスの子と朝や延長時に関わる機会が増え、真似して同じ遊びをするなど異年齢の関わりを楽しんでいた。
環境
雨が多かったため、裸足で園庭へ出て泥んこ遊びを楽しんだ。泥の感触や水の冷たさを楽しんでいて、体中泥んこにしながら笑顔で遊ぶ楽しそうな姿が見られた。クラスで植えたきゅうりや朝顔の水やりの生長を楽しみにし、大きくなっていると「先生みて!」と変化を嬉しそうに教えてくれた。みんなで収穫し食べる経験もできた。
言葉
興味・関心のある物の名前をよく覚えていて、男の子は特に恐竜や虫の名前を口ずさみ図鑑や実際に見つけると一緒に共有することを喜んだり、女の子は生活の中で経験したことを取り入れ、おままごとでは出てくる食べ物の名前が増え、楽しそうに遊んでいた。遊びの中で、友だちが嫌な思いをする言葉を言う場面が見られる為、その都度相手の気持ちを知らせ、どのように伝えたらよいか一緒に考えた。来月も引き続き様子を見ていく。
表現
Tシャツの形にした紙に絵の具とクレヨンで思い思いに描き、はじき絵を行った。「何色にしようかな~?」と楽しそうに色を選んでいて、お顔を描いている子もいれば、数字やアルファベット、好きな虫などを描いていた。廊下に飾ると保護者に嬉しそうに「見てみて!」と自分の作品を見せていた。ぬり絵を夢中でやっていたこともあって、とても描くことが好きになっているので絵画の機会をたくさん作っていきたいと思う。…
健康
緊急事態宣言による休園があけ、ほぼ全員登園する。登園時には涙を流す姿も多く見られたが、保育室にある新しい玩具に気付き、喜んで遊んだり、久しぶりに会う友だちとごっこ遊びを楽しんでいた。
苦手な食材は「いらない」という様子もあったが、小さく切ったり食べられるものを自分で選んでみるよう促すと自分から挑戦してみようとする姿も見られるようになっていった。
人間関係
自分が好きな遊びを通して様ざまな友だちと遊ぶ姿が見られた。塗り絵を始めると「〇〇ちゃんの塗り絵、上手だね」など友だちの様子を見たり、自分が塗ったものを楽しそうに見せ合う姿も見られた。仲の良い友だちが登園してくることを心待ちにしていたり、散歩先まで手を繋ぎながら会話を楽しんだりと友だちとの関わりを喜ぶ姿が見られた。
環境
散歩先で見つけた梅の実を使ってジュース遊びをしたり、いろいろな花びらを拾い色水を楽しんでいた。「この実だったら何色かなぁ?」と考えながら遊びこむ姿も見られた。泥遊びでは、裸足で遊ぶことに躊躇する姿も見られたが、泥や水の感触を思い思いに楽しんでいた。
言葉
ごっこ遊びのなかで「いらっしゃいませ」「もう少しお待ちくださいね」「こちらでいいですか?」と生活の中で聞いたことのある言葉をまねてやりとりを楽しんでいた。
遊びの中で思いが通らず「いけないんだよ」「もう遊ばない」というような言葉も見られたのでお互いに気持ちの良いやりとりを具体的な言葉で伝えるようにした。
表現
ハサミを使った制作や、絵の具遊びを楽しんでいた。散歩先であじさいを見た後に制作をすると、「紫のお花あったよね」と自分で見たものを思い出しながら花を作る姿が見られた。指スタンプで雨を表現する制作では、「ぽつぽつ雨」「いっぱい雨降ってたよ、ざーざー降ってた」と雨の様子をスタンプで表す姿も見られた。…
健康
感染症の影響で休む子どももいたが、登園している子どもは体調良く過ごしていた。食事は友だちと会話をしながら楽しんで食べ、苦手なものも保育者が近くで見守ると食べようとする様子が見られた。戸外では、鉄棒にぶら下がる、高さのある所から跳んで降りる、地面に迷路を描きその上を歩くなど、遊びの中で様ざまな動きを楽しんでいた。
人間関係
新入園児に興味を示しながらも、進級前から仲の良い友だち同士で遊ぶ姿が見られた。名前や好きなものを「インタビューごっこ」で発表すると、名前を覚え、一緒に遊びに誘うようになってきた。保育者が仲立ちしながら、新しい関係が気付いていけるよう配慮をした。
環境
新しい玩具を楽しむ姿が見られた。「貸して」「一緒に使おう」と声を掛け合いながら使う様子も見られていた。人形用の洋服とアイクリップ、かごを組み合わせて【洗濯ごっこ】をするなど工夫しながら遊びを広げていく様子もあった。公園の遊具など、約束を子どもたちと確認しながら安全に遊べるように配慮していった。
言葉
新入園児との関わりの中で「何が好きなの?」と質問したり、「わたしはお母さん」「〇〇くんはお父さんね」などと、遊びの中で言葉のやりとりを楽しむ姿が見られた。
支度など、手伝いが必要な時には「できない」と保育者に訴える様子も見られたので、自分の言葉で伝えようとしたことを認めていくようにした。
表現
粘土遊びを楽しむ姿が見られた。「アイスクリーム屋さん作ろう」「ケーキ屋さんも」とアイディアを出し合いながら自分なりの作品の完成を喜び、保育者に見せる様子も見られた。
絵本の読み聞かせを日頃から行うようにし、クラスみんなで同じ作品を楽しんだり、絵本の中の言葉を保育者と子どもが一緒に楽しんでいけるようにした。…