健康
新しい環境や新しい先生だったこともあり、緊張から下痢や熱が出てしまう子もいたが、順調に回復し元気に遊ぶ姿が見られた。すみれ組に進級してから直ぐ、にしはら公園やかっぱ公園、うさぎ公園、そして新高円寺公園など積極的にお散歩に出かけた。縦割り保育では、グループに分かれ友だちと一緒に近隣の公園や園庭で身体をたくさん動かして遊び、異年齢児とうれしそうに関わる様子が見られた。
人間関係
進級初日は新入園児が二名入ってきたこともあり、在園児の子どもたちもやや緊張している姿が見られたが、時間がたつにつれて「先生、新しい子の名前はなに?」と聞く子がいたり、進んで話しかける姿も見られた。また、担任も一人変わり子どもたちの方から緊張のあまり恥ずかしくて名前が呼べなかった子もいたため、遊びを通して関わりを深めていくと少しずつであるが笑顔を見せてくれるようになった。
環境
すみれ組になって、環境ががらりと変わったため、部屋やトイレの広さや形に戸惑いを見せる子や感覚が掴めなく排泄が間に合わない子などまだ慣れていない子もいたため、来月も引き続き一人一人のペースに合わせながら援助していく。新しい玩具や新しい帽子に嬉しさから「早く遊びたい」という子や「帽子をかぶるの楽しみだな」という声が聞こえ、一つ上に進級したことに嬉しい気持ちを言葉で表現していた。
言葉
幼児クラスになり新しい玩具も増え、喜びながらピタゴラスを使って大きな家を作ったり、井形ブロックやレゴブロックを使って恐竜や車作り、また、おままごとなどのごっこ遊びでは子どもたち同士で役を決め、言葉でのやり取りをしながら楽しく遊ぶ様子が見られた。また、「一緒に遊ぼう」と友だちを誘ったり、下駄箱を使ってジュースや食べ物の玩具を並べてのお店屋さんごっこでは、可愛らしい発想で友だちと話しながら遊びを展開させていた。
表現
「握手でこんにちは」をピアノの伴奏に合わせながらペアになり行った。恥ずかしさのあまり自分から声をかけられない子は、友だちと一緒に手を繋げるよう保育士が仲立ちをした。活動後、友だちとできたことの充実感から「楽しい!」と嬉しそうに話してくれた。そして「てくてく歩いてきて握手でこんにちは~」と踊りながら大きな声で上手に歌っていた。英語活動ではおさるやぞう、ライオンやトラなど動物の真似をしながら言っていた。…
健康
「もうすぐゆり組だよね!」と進級に期待と憧れを持って過ごしている。1日の生活の見通しがついて、全体の声掛けで活動の準備へ動けている。暖かくなってきて上着なしでも戸外へ出かけられるようになり、散歩先では元気に大きな岩へジャンプをしたり、だんご虫オニなど集団遊びを子どもたちだけで遊ぶようになる。今まで以上に運動能力が高くなり、また友だちと遊ぶ楽しさや関わりが深まったように思う。
人間関係
トランプやカルタなど机上遊びが盛んになり、ゲーム本来の楽しさを理解し、楽しそうに遊んでいる。その中で勝った、負けたを繰り返して勝とうと努力し、負けた時は悲しいと感じる場面が見られた。また3歳ならではの言いつけが増えてきたため、お互いの主張を受け止め、話し合いで納得できるように仲立ちをしている。自己主張のぶつかり合いによる葛藤と理解し合えた喜びを味わい、友だちといる充実感を得られるようにしたいと思う。
環境
異年齢で一緒に活動する機会が増え、園庭で顔合わせた時も一緒に遊んだり、年上の遊びを真似て遊んでいる。砂場では4歳児クラスの子と一緒に協力してシャベルで掘り、バケツで水を流す川作りに夢中になる姿が見られた。子どもたちで色々なことに気づき『ここから水を流すといいよ』『まだ水がたりないよ』と遊びながら発見や楽しさを感じ遊んでいる。
言葉
季節や子どもたちの好きな歌をたくさんクラスで歌っている。気に入った歌詞を口ずさむ姿が見られる。文字に興味を持ち、友だちと同士で絵本の読み聞かせや手紙のやりとりをきっかけに表を見て平仮名を書いている子もいた。当番活動で、友だちのいいところを見つけて発表するようになってから、普段から友だちへの声掛けが優しくなり、「○○くんのこんなところがすてきだね」と話す様子が見られた。
表現
ひな祭りの制作では、金色の折り紙をじゃばら折りにし表現した。初めてじゃばら折りに挑戦し、折って開いたときに「おお~!」と喜ぶ姿が見られた。紙コップでお内裏様とお雛様を作り、着物は折り紙をハサミで細かく切り貼った。ハサミで丸の形に切ることや曲がらずにまっすぐに切ることが上達した。1年を通して、絵の具やのり、ハサミを制作にたくさん取り入れられ、子どもたちが積極的に参加をするようになっていったことがとてもよかったと思う。…
健康
食事のマナーを子どもたちと確認しながら食事の時間を過ごすようにした。
食具の持ち方に自分で気付けるよう声掛けをしていった。箸を少人数ずつ使い、経験を増やせるようにしていくと「僕も持ちたい」と憧れの気持ちを持ったり、意欲的に食事に向かう姿が見られるようになっていった。
人間関係
他クラスと関わる活動を多く計画した。前月にお店屋さんごっこをしたこともあり「お名まえ知っているよ!」と嬉しそうに手を繋ぎながら話す姿が見られた。2歳児との活動では、自分たちよりも小さいことを理解し優しくしようとするが、歩く時にもどう誘導すればいいか、どう話しかけたらいいか迷う様子もあった。自分から話しかけることは難しい様子もあったが、室内で一緒に遊ぶ時には、玩具を出しておこうと積極的に準備する姿が見られた。
環境
通園カバン掛けと上着掛けを保育室に置き、送迎時の身支度を自分で少しずつできるようにした。保育者が初めは声を掛けたり、必要に応じて援助をしていたが子どもたちから「自分でする」「できるよ」という言葉が出るようになっていった。
言葉
帰りの会でその日のお当番の頑張っているところや素敵だと感じたところを発表し合う「いいところ探し」を始めた。1日を通して保育者が積極的にお当番の子どもの頑張りや、取り組みを言葉にするよう意識して過ごした。毎日続けていくことで子どもたちからも「ご飯をたくさん食べていて素敵だった」「一緒に遊ぼうって言ってくれて嬉しかった」とその場面を思い出しながら言葉にして伝える姿が見られた。
表現
絵の具を使って絵画制作をした。白い画用紙に白いクレヨンでそれぞれ「好きなもの」を描き、上から絵具を塗ってはじき絵を完成させた。「白いクレヨンじゃ見えない」と戸惑う姿が見られたが「魔法の絵の具だよ」と子どもたちに伝えると大切に扱いながら少しずつ塗り進める姿が見られた。絵によって色を分けたり、色の混ざりを楽しみながら完成を喜ぶ様子が見られた。…
健康
看護師から朝の会の時にうがいの仕方、なぜうがいをするのかについて話をしてもらい、戸外から入室する時、食後にうがいをするようになった。がらがらうがいとぶくぶくうがいについても話があり、理解をし使い分けて行っている。年末年始の休みがあったため、生活リズムが崩れたり身の周りのことが以前よりも進まない様子が見られたため、保育士がそばについて、甘えを受け止めながら自分で行うように声掛けを丁寧にしていった。
人間関係
幼児クラスで縦割りグループを作り、お店屋さんごっこをした。初めてのお店屋さんごっこだったが、同じグループの年上の友達が優しく教えてくれ、元気に「いらっしゃいませ」「おすすめは○○です」と、楽しそうになりきっている姿が見られた。異年齢での関わりを
経験し、年上の友達に優しくしてもらう喜びを感じることができた。また年上の友達の名前と顔をよく覚え、普段の生活の中で関わりが増えた。
環境
冬の自然に関心を持ち、散歩先の公園で霜柱を見つけることを楽しんだり、雪が降った日には外の様子を見て『屋根に雪が積もっているね』『雪だるま作れるかな』と話す姿が見られた。文字に興味を持つようになり、クラスに貼ってあるひらがな表を見て『〇ちゃんの○だね』と話したり、絵本や看板の文字を読むことを楽しんでいる。
言葉
少しずつ当番活動を理解し、自分の担当の日を楽しみにしている。当番活動で前に立ち発表をするようになってから、経験したことや考えたことを話すことが上手になった。遊びの中で相手にしてほしいことを少しずつ言葉で具体的に伝えられるようになってきた。まだ相手に伝えたつもりで話しても相手に伝わらない場面もあるため、状況を見ながら言葉添えをするように仲立ちをしている。
表現
鬼のお面の制作では、毛糸や綿など様々な素材のものを髪の毛に使ったり、色々な大きさのボタンを用意し目につけられるようにした。パーツごとにたくさんの選択肢があることで、想像を豊かにし、子どもたちの作品がそれぞれ個性がでるようにねらいを持って取り組んだ。以前に比べ、物の大きさに合わせてボンドやのりの分量を調節したり、塗るのが上手になった。鬼のお面制作をきっかけとし、自由あそびの中でも様々な材料を用意し、廃材遊びができるように環境を整えていく。…
健康
遊びの中で様ざまな動きを楽しむ姿が見られた。ゆり組が大縄をしているのを興味深そうに見て、一緒に跳んでみようとする様子があった。最初は真上に跳ぶことが難しそうにしていたが、跳ぶ位置に丸をかきその中を跳ぶように声を掛けると意識しながら跳ぶ姿が見られた。運動会ごっこを思い出しかけっこの線を描いたり、「お名まえ呼びます、〇〇くん」と子ども同士で名まえを呼び、遊びを広げながら楽しむ様子もあった。
人間関係
「昨日の続きしよう」と遊びの続きができるようになり、じっくりと遊び込む姿が多く見られた。「土の中のもぐらが出てこないように山を作ろう」と子ども同士で共通の目的を持ち何日にもかけて山作りをしたり、「お水をかけると固くなるよ」と気づいたことを言葉にして伝え合いながら楽しむ姿が見られた。
環境
年末の大掃除では、雑巾を1枚ずつ持ち自分の椅子を丁寧に拭く姿が見られた。実際に拭いて棚や床が綺麗になっていくことに気付き「もっと拭きたい」という姿も見られた。床の雑巾拭きは体の使い方が難しく前になかなか進めない子どももいたが、競争のようにすると楽しみながら拭いていた。難しいながらも雑巾絞りも経験した。「床がありがとうって言ってるよ」と達成感を感じている姿も見られた。
言葉
遊びの中で、してほしくないことがある時、入らないでほしい時とどの場面でも「やめて」という言葉で訴えようとし、言い合いになる姿が多く見られた。保育者がその都度間に入り「どうしてほしかったか」「何をやめてほしかったか」と伝えられるように具体的に言葉にしていくようにした。
表現
冬のパーティーに向けてジングルベルの歌を歌った。恥ずかしがり参加しようとしない姿や、歌詞が覚えられず戸惑う姿も見られたが、毎日歌う中で隣りにいる友だちと顔を見合わせながら笑顔で歌うようになった。歌詞の間で「イエーイ!」と楽しそうに手を挙げたり、手を繋ぎながら歌ったりとそれぞれ楽しむ姿が見られた。文字に興味が出てきた様子で「絵本読んであげるよ」と子ども同士で読み合ったり、「これはなんていう文字?」と保育者に聞く姿も見られた。…
健康
食欲の秋ということもあり、よく食べるようになる。積極的におかわりをする子が増え、嬉しそうにしている。植栽で育てたいんげんで「いんげんの胡麻和え」を作った。子どもにとって食べることが難しい野菜ではあったが、クッキングの中で実際に触れたり、自分のエプロンや三角巾を着ける経験をしたことで野菜が苦手な子も食べようとする姿が見られた。実際にゴマやいんげんのにおいをかぐと「お花のにおいがする~」とかわいい声が聞かれた。
人間関係
幼児の姿として男の子、女の子同士で遊ぶ姿が多く見られるようになる。男の子はまとまって虫探しやブロックを楽しんでいた。女の子はいろいろな友だちと遊ぶようになり、粘土や折り紙を一緒に楽しんでいた。自分と友達の思いの違いから悩んだり、友だちに嫌なことをはっきりと伝えるようになったことで、うまく折り合いがつかずトラブルになることが多くあった。そのため、相手の気持ちがわかるようにその都度言葉にして仲立ちをしていった。今後も友だちとの関わりが深まる中でトラブルが増えた時には、状況を見て互いが納得できる仲立ちができるよう心がけていきたい。
環境
馬橋公園へ遠足に行った。初めての遠足で子どもたちはとても嬉しそうにしていた。公園内に流れる川に手を入れ水の感触や心地よさを楽しみ、また葉っぱを水に浮かべ流れていく様子を眺めて喜んでいた。どんぐりを拾って持って帰り、リース制作に取り入れた。各々どんぐりの大きさや形の違いに気付きながら、楽しんで作る姿が見られた。
言葉
人気のアニメや番組の影響を受けて、自分のことを「おれ」と呼んでみたり、ものまねや歌を友だちと一緒に楽しむ姿が見られた。遊びの中で、「入れて!って言って」と、時折きつい言い方が見られるので、その場に適した言葉を知らせていっている。色々な場面で表現豊かに言葉を表しているので、見逃さず褒めて伸ばしていきたい。
表現
幼児合同で、運動会ごっこをした。耳をつけてキャラクターになりきりしまじろうのダンスを披露した。最初は恥ずかしそうにしていたが、だんだんと友達と踊る楽しさを感じ楽しそうに踊っていた。当日は観客がいて緊張した様子も見られたが、一生懸命な姿を「上手だったね!」と褒められ喜んでいた。活動後に頑張ったことを保育者と共有することで表情豊かに喜ぶ様子も見られた。…
健康
広い公園でバナナおにごっこをしたり、だるまさんが転んだ、かけっこなど簡単なルールのある遊びを保育者が提案すると、理解しようとしながら楽しむ姿が見られた。5歳児が運動遊びに取り組む様子を見たことで、真似をして走ったり、かけっこで友だちが走る時には応援する姿もあった。「負けるからやりたくない」「恥ずかしい」という姿もあったが、保育者が誘って取り組むことで達成感を味わう様子もあった。
人間関係
友だちの好きなものや好きな遊びを知っていくことを喜び、「これ○○くんが好きな虫だ」「○○ちゃんはこの本が好きなんだよ」と保育者に教える姿が見られた。
「○〇ちゃん 着替えなきゃだめだよ」など、周囲の様子を気にして言葉を掛ける様子が、気持ちがぶつかって言い合いになることもあった。自分がしていた支度に集中できるような環境を設定したり、相手の言いたいことや気持ちを保育者が簡潔に代弁、仲介していくようにした。
環境
保育室の環境を変え、玩具や粘土、制作道具を置き、自分で選びやすくすることで嬉しそうに遊ぶ姿が見られた。粘土も自分で準備をし、食べ物を作ってお店屋さんごっこをしたり、型抜きを楽しんでいた。
色鉛筆や塗り絵など、自分で好きなものを選び机上でじっくりと完成まで取り組む時間も増えていった。散歩用バッグを一人一つずつ作ると、散歩に嬉しそうに持っていき、草花やお気に入りのものを見つけて入れるようになる。
言葉
文字に興味を持つようになり、保育者が手助けすることでカルタ遊びをする姿が見られるようになる。聞いた言葉と目で見る文字の一致はまだ難しい様子もあり、実際に読み札を見て探しながら遊んでいた。10月末のハロウィンパーティーや11月に遠足に行くことを保育者が話すと、「〇日楽しみだね」と子ども同士で話したり、保護者に「お弁当は果物を入れてね」と先にあることに見通しを持って話す姿が見られた。
表現
毎日朝の時間や夕方の時間に歌を歌うようになり、様ざまな曲を覚えて歌う姿が見られた。楽器が出てくる歌詞になると、その楽器に合わせた動きをしたり近くにいる友だち同士で顔を見合わせ嬉しそうに歌う姿も見られた。…
健康
夏を越えて、生活リズムが整いよく寝れるようになる。また、担任が「これおいしいね!」と声かけすると苦手なものでも食べてみようとする姿が見られるようになった。手洗い場に掲示してある洗い方の絵を見ながら友だちと真似して丁寧に洗うようになる。季節の変わり目で鼻水など体調を崩す子もいたので、その日の気温を見て適宜、衣服の調整をしたり、室温・湿度に気を付けて過ごした。
人間関係
一緒にいつも遊ぶ友だちが大体決まってきて、その中で思いの違いや些細なことで手が出る姿があった。また3歳児ならではの友だちのことを保育士に言いつけることも見られた。子ども同士で解決ができるよう言葉を知らせたり、お互いの思いが伝えられるよう仲立ちをした。今後も子どもたちの表情や様子をよく見て、友だちと上手にコミュニケーションを取りながら楽しく遊べるよう援助しく。今後は、集団遊びを多く取り入れ、みんなで遊ぶ楽しさを味わえるようにしていく。
環境
異年齢で散歩に行ったり、幼児クラスで夏祭りなどの行事に参加することを楽しんだ。夏祭りでは、はじめは緊張した様子の子どもたちだったが、お兄さん・お姉さんの元気な「いらっしゃいませ~」という楽しい雰囲気を感じ、進んで「これがいい!」と選んでいた。クラスへ帰ってくると、机に広げて友だち同士で見せ合い喜んでいた。11月にもお店屋さんの行事があるが、今度はすみれ組もお店を出すため、今回の経験を生かし意欲的に取り組んでいけるよう気持を繋げていきたいと思う。
言葉
子ども同士の会話が多くなり、仲のいい友だち間で楽しそうに話している。昆虫が好きな子が多く、公園で虫を見つけると「バッタじゃない?」「何の餌を食べるんだろう」「〇〇だよ」と大人の介入がなくてもイメージを膨らませ楽しそうに話している。ただ、たくさんの言葉を知るようになった分、相手が傷つく言葉をなんとなく発することもあるので、その都度相手の気持ちを知らせながら、また一緒に考えていけるようにする。
表現
夏祭りで飾るちょうちん制作をする。ハサミで好きな色の画用紙を切り、吊るす折り紙にそれぞれ絵を描いた。幼児クラスで盆踊りの練習をしていたこともあり、夏祭りを楽しみにしていて、完成したちょうちんが廊下に飾られると「これ私の!」と嬉しそうに保護者に話す姿が見られた。…
健康
栽培していたきゅうりを収穫し、塩もみをして試食をした。栄養士が目の前できゅうりを切ったり断面を間近で見ると興味深そうにしていた。一人ずつ塩もみ体験をしたことで、「みんなで作ったきゅうりだね!」「冷たくておいしい」と喜んで食べる姿が見られた。きゅうりが苦手な子どももいたが、「メロンみたい」と食べてみようとする姿が見られた。
人間関係
ごっこあそびや戦いごっこと仲の良い友だち同士でじっくりと遊ぶ様子が見られた。
外で虫探しを楽しむ際に、4歳児、5歳児クラスの子どもが虫を探したり、捕まえる様子をよく見ていることがあった。保育者が年上の子どもと関われるよう仲立ちしていくと、「○○くん虫見せて」と声を掛け遊ぶ様子も見られるようになっていった。
環境
食紅で色水を作ると、タライの中に色を混ぜて「どんどん黒くなってきた!」「赤とと黄色でオレンジのジュースになった」と色の変化に楽しみながら気付く様子も見られた。色水遊びを楽しんだ後はペットボトルや空き容器で氷遊びを楽しむ。氷を目の近くにあてて見える景色を喜んだり、「暑いと溶けるんだよ」と太陽にあてて氷が解けていく様子を観察する姿が見られた。
言葉
遊びのなかでお互いに言いたいことがうまく伝わらず「変なことを言われた」と保育者に訴える様子や、物の貸し借りがうまくいかず取り合いになり涙を流す様子も見られた。保育者が仲立ちしお互いの気持ちを一つ一つ確認しながら相手に伝えるようにした。また、子ども同士で気持ちよく話しあえるように簡潔に言葉の使い方を子どもたちに伝えていった。
表現
折り紙やセロハンテープを使って、様ざまな作品を作り楽しむ様子が見られた。セロハンテープを自分で切ることを楽しむ様子が見られたので、紙の好きなところにテープを貼る姿をできるだけ見守るようにした。安全な使い方ができるようになると、二つのものをくっつけるなど正しい使い方を伝え制作が広がっていくようにした。セロハンテープだけでなく、ビニールテープを切ったりとハサミを工夫しながら使うことも楽しんでいた。…
健康
20名全員が揃うようになり、再度園での生活の流れを丁寧に伝えたり、久しぶりに登園した子には個々に寄り添うようにしていった。汗ばむ季節になってきたので、戸外で遊んだ日はシャワーを浴びて清潔に過ごせるようにした。雨の降った日が多く、室内でも体を動かして遊べるように平均台やはしごなど運動遊び、また簡単なルールの集団あそびを楽しんだ。体が大きくなり、活発に動くため以前より食欲が増え、おかわりする子が多くなった。
人間関係
仲のいい決まったグループで多く遊ぶ姿が見られ、好きな遊びを誘い合って楽しそうに遊んでいた。「仲間に入れてほしい」ということやお互いの思いの違いのケンカが多くあったので、「○○って言ってごらん」と言葉を知らせたり、仲立ちしながらお互いの思いを知らせていくように関わった。また年上のクラスの子と朝や延長時に関わる機会が増え、真似して同じ遊びをするなど異年齢の関わりを楽しんでいた。
環境
雨が多かったため、裸足で園庭へ出て泥んこ遊びを楽しんだ。泥の感触や水の冷たさを楽しんでいて、体中泥んこにしながら笑顔で遊ぶ楽しそうな姿が見られた。クラスで植えたきゅうりや朝顔の水やりの生長を楽しみにし、大きくなっていると「先生みて!」と変化を嬉しそうに教えてくれた。みんなで収穫し食べる経験もできた。
言葉
興味・関心のある物の名前をよく覚えていて、男の子は特に恐竜や虫の名前を口ずさみ図鑑や実際に見つけると一緒に共有することを喜んだり、女の子は生活の中で経験したことを取り入れ、おままごとでは出てくる食べ物の名前が増え、楽しそうに遊んでいた。遊びの中で、友だちが嫌な思いをする言葉を言う場面が見られる為、その都度相手の気持ちを知らせ、どのように伝えたらよいか一緒に考えた。来月も引き続き様子を見ていく。
表現
Tシャツの形にした紙に絵の具とクレヨンで思い思いに描き、はじき絵を行った。「何色にしようかな~?」と楽しそうに色を選んでいて、お顔を描いている子もいれば、数字やアルファベット、好きな虫などを描いていた。廊下に飾ると保護者に嬉しそうに「見てみて!」と自分の作品を見せていた。ぬり絵を夢中でやっていたこともあって、とても描くことが好きになっているので絵画の機会をたくさん作っていきたいと思う。…