3歳すみれ組まとめ・指導計画バックナンバー

3歳すみれ組2021年度10月のまとめ

健康

温度の寒暖差で、熱や鼻水が出る子もいたが、大きく体調を崩す子はいなかった。また、園でもその日の体調に合わせて公園を決めて疲れている時には園庭やお部屋で過ごすよう工夫をした。今後も、子どもたちが健康に過ごせるよう、寒暖差に合わせて衣類の調整や手洗い後の消毒の徹底など、感染対策をしっかり見ていく。

人間関係

4歳になった子も増えてきており、見立て遊びをする子もいるが段々、集団で遊ぶ機会が増えて園庭や公園で虫探しや木登りで遊ぶ姿が見られた。その分、「具体的に~したい」など具体的に自分の思いが出てきており、他児とのトラブルも多くなってきている。子どもたちの思いを聞きながら楽しく安心に過ごしていけるような声掛けをしていった。

環境

にしはら公園や梅里中央公園では、以前より少なくなったが虫やトンボが飛んでいると「見て、とんぼが飛んでいる」、「まてー」と嬉しそうに教えてくれ季節が変わり他児と一緒に喜びを分かち合い共有をしていった。

言葉

運動会に向けて、人前に立つ緊張感が少しでもなくなるよう朝の会で一人ずつ出欠をとって「はい」と点呼をする機会を作ったり「今日楽しかったこと」、「週末にしたこと」などテーマを保育士が提案して毎日3人ずつみんなの前で発表」をする機会を作った。最初は緊張して固まってしまう子もいたが日が経つにつれて段々慣れ自信をもって発表することができるようになった。継続して行っていきたい。

表現

運動会に向けて、ダンスでは、「僕らは小さな海賊だ」を練習する。まず担任が踊りながらお手本を見せていき丁寧に教えていくようにした。踊ることが大好きな子が多く、真似をしながら楽しむ姿やまた、踊れるようになると「すすめ、すすめ、あおいうみにむかって、ゴーゴー」と歌いながら踊る子もいた。そして、本番では、園庭より広い小学校の校庭で緊張感に負けずに元気よく保護者の方に披露することができた。…

3歳すみれ組2021年度9月のまとめ

健康

10月の運動会に向け、サーキット遊びやかけっこを楽しむ。サーキット遊びでは、一本橋や両足跳びでフラフープを跳ぶなど様々な体の動かし方を知り、ゴールすると達成感を感じていた。季節の変わり目で日々の気温の変化も激しかったが、大きく体調を崩す子どももなく過ごせた。今後も寒暖差に応じて、子どもと一緒に衣服の調整を行っていく。

人間関係

先月に比べ、室内外ともに共通の目的を持って遊びを深める姿が多く見られるようになった。園庭遊びの中で、5名ほどの子どもたちが集まって「ドライブに行こう」と声を掛け合い、遊ぶ姿が見られた。「これは電車だよ」「これはバスだよ」「ゴミ収集車がいい」と一人一人の思いがぶつかり合いながらも、「じゃあ電車バスゴミ収集車にしよう」と他児の思いを聞き、遊びを深めていた。

環境

東二第三公園に散歩に出掛ける。以前の時と比べ、「葉っぱがいっぱい落ちている」「実の色が変わっている」と植物の変化や、「ダンゴ虫さんあんまりいないね」「コオロギがいた」と昆虫たちの動きを通して、季節の変化を感じていた。今後も動植物を通して秋から冬への変化を子どもたちが気付いていける環境を作っていく。

言葉

朝の会で一人一人名前を呼び、点呼を取る。恥ずかしがりながらも、全員が手を挙げ、返事をしていた。今後も朝の会の中で少しずつ大勢の前で、発表する場を設けていく。遊びの中で、言葉を伝え合う姿が見られる。時折、思いを伝えたい気持ちが大きくなり、「〇〇して!」と強い言い方になってしまうことがあるので、具体的に子どもに伝えられるように近くで見守っていく。

表現

戸外活動の中で「トンボがいるね」「赤いね~」と季節の変化を感じる姿が見られ、今月は制作に赤とんぼを作る。目と体をはさみで切り、体をクレヨンで描く。「とんぼのめがねだね~」「図鑑で見てこようかな」と思い思いのとんぼを制作していた。自由遊びの中でも、シール貼りや自分のノートを制作し、シールや色鉛筆を使い、楽しむ姿が見られた。…

3歳すみれ組2021年度8月のまとめ

健康

8月はお盆休みのあたりから体調不良や私用などで欠席をする子がたくさんいた。コロナウイルスの感染も拡大してきているため、再度、こまめに換気や温度調整をしたり、手洗いにおいては、汚れが落ちていない子には再度担任と一緒に行い、正しい洗い方を教えたり、消毒のやり方をしていき感染症予防に留意しながら援助した。引き続き、継続していく。

人間関係

以前より遊びや生活でも友だちと一緒に遊ぶ場面が増え、玩具を貸すときも「貸して」と言われると「いいよ」と自然に渡してあげる姿が見られていたが、最近は「今、使っているから後でね」と気持ちを我慢しないで自分の思いを伝えられる姿が増えてきた。4歳になる子も多く、徐々に集団で遊ぶことが増え、また、自分の気持ちや思いを伝え合う場面が多く見られるようになり成長を感じた。これからも子どもの姿をしっかり見ていく。

環境

8月に入ると連日で雨が降る日が続いていたため、ホールでサーキット遊びをする。平均台を置いて渡ったり、マットではゴロゴロと上手に回っている姿が見られたり、その二日後には、お部屋の棚や机に新聞紙を貼り付けて迷路を作ると「わあ~楽しい!」「どこがゴールなんだろう?」と普段遊ばないゲームに「またやりたい」と多くの子が伝えてくるなど、
楽しむ様子が見られた。今後も子どもたちがワクワクするような環境設定を考えていく。

言葉

登園時に、泣く子も少なくなってきた。そして、今まで恥ずかしい気持ちから自分の思いを伝えることが苦手だった子も、自分の思いや気持ちを少しずつ伝えられるようになり友だちとの関わりや遊びの中で嬉しそうに楽しんでいた。また、運動遊びや集団ゲームでは、友だちの出番になると「頑張れ」と一生懸命に応援する姿が見られたと同時に言葉を通して子ども同士での協調性が芽生えていた。

表現

子どもたちがより楽しんで読めるように新しい絵本を用意する。「す~べりだい」や「すなばばば」では、担任が読んだ後に大きな声でリズムに乗りながら繰り返す姿や「こんがらがっち」の絵本では、友だちの前で順番に子どもたちが道の方向を選び、食べ物の組み合わせを楽しく選び作ったものをみんなにあげると「ばくばく」と本当に食べているかのように上手に食べていた。定期的に、季節にあった絵本も準備してきたい。…

3歳すみれ組2021年度7月の保育日誌

7月7日(水)
七夕の会に参加する。以前からクラスで「たなばたさま」のうたを歌っていたこともあり、「もうすぐ七夕?」と楽しみにする様子が見られた。七夕の会では、パネルシアターや星座の話しを聞き、興味を持ち聞く姿が見られた。幼児合同で行われた七夕会食では、「ぼくもにんじん食べるよ」と意欲的に様々な食材を口にする姿が見られた。

7月14日(水)
梅里中央公園に散歩にいく。公園では岩場に水が流れ、川ができていた。「どこから流れてきているんだろう!」「葉っぱは流れるのに石は流れないね」と水の流れや物によって浮かぶ違いを楽しんでいた。また、「セミの声がする」と音を頼りに、セミ探しをする。「こっちから聞こえてくる」「みんなシーだよ」と耳をすませ、セミを見つけると「いたね!」と喜び合う姿が見られた。

7月20日(火)
室内では、井形ブロックで自動販売機を作ったり、アイス屋さんを作って楽しむ姿が見られた。友だちと共通のイメージを持って遊び始めるが、作りたい物がそれぞれ違うことで「やめて」と言ったり、言葉なしに作りかえようとする姿がみられた。保育者から「これはどう?」と提案できるように促すと、言葉のやりとりをしながら遊び込んでいた。

7月27日(火)
とうもろこしの皮むきをする。前日に調理の先生からとうもろこしに関する絵本を読んでもらったこともあり、「とうもろこしの髪の毛は茶色なんだよね」と興味を持って活動する姿が見られた。一枚、一枚力を入れてむき、黄色のとうもろこし本体がみえると「おいしそう!!」「このまま食べたいな」と観察する姿が見られた。むいたとうもろこしがおやつで提供されると、苦手な子どもも一口食べ、全員が口にしていた。…

3歳すみれ組2021年度6月のまとめ

健康

新しいクラスになってから2ヶ月たち、休むことなく元気に登園する子も増え、全員揃う日も増えてきた。しかし、6月中旬から下旬にかけて熱や咳の症状で休む子が増えてきたため、こまめに換気や温度調整をしたり、手洗いにおいては、汚れが落ちていない子には再度担任と一緒に行ったり、正しい洗い方を教えるなど感染症予防に留意しながら援助した。

人間関係

5月から二名新入園児が入ってきたが「一緒に遊ぼう」と誘いすぐに馴染んでいる姿が見られた。年上の子たちとの関わりもあり、4グループに分かれて園内で宝探しや、ゲームでは輪投げや魚釣り、色探しなどを行った。やり方が分からない子や戸惑う子もいたが、お兄さんお姉さんに教えてもらい、上手にできたことから達成感を味わったり、また、異年齢児との交流も更に深めることが出来た。

環境

お部屋で遊ぶことに慣れてきたが梅雨の日には園庭に出られなかったため、午前中やおやつ後もホールで遊ぶことが多かった。ホールは奥行きが広いため、最初はどのように遊んだらいいか分からず戸惑う子もいたため、担任が一緒に入り子どもたちと一緒に大きなブロックや紫の玉やブロックを使って大きなジェットコースターづくりをする。組み立てるのにとても時間がかかったが、出来あがると「やった」と他児や保育士と一緒に喜びを分かち合ったり、達成感を感じるとこが出来た。

言葉

以前は、ブロックや井形ブロックを使って車や電車を使っていた。今月に入ると小さいブロックをたくさん積んでタワーに作る。また、崩れそうになった時は、「わー崩れるよ」と少し前に戻してチャレンジしようとする姿が見られた。また、おままごとでもピザ屋さんやハンバーガー屋さんなど、役割を子どもたちで考えたり、決めていきながら、具体的な遊びに展開してきた。お店屋さんでも「何にしますか」や「はい、わかりました」など言葉を通じて話せるようになってきた。

表現

先月は「こいのぼり」など季節にちなんだ歌を歌った。今月に入り、絵本の導入として「大阪うまいもんのうた」「はじまるよ」など色々な手遊びを行った。覚えた手遊びは、大きな声で歌いながら指を動かしている姿が見られた。また、新しい手遊びは、保育士がゆっくりやるとじっと見つめながら真似をする子が多かった。来月も、子どもたちが表情豊かに歌い、楽しめる手遊びをたくさん伝えていく。…

3歳すみれ組2021年度5月のまとめ

健康

気候が良い日には梅里中央公園・にしはら公園・阿佐ヶ谷児童遊園・東二第三公園にお散歩にいく。「鬼ごっこしよう!」と走り回ったり、飛び跳ねながら、全身を思い切り使って活動をする姿が見られた。園庭の鉄棒では、年長児が両手足をかけて鉄棒にしがみつく様子を見て、支柱の鉄棒を使ってよじ登る姿が見られた。よじ登ることができると、しっかりと力を入れ、出来た喜びを味わっていた。

人間関係

室内遊びでは、パズルやメモリ―カード、カルタを楽しんで行う。パズルに挑戦する子どもがピースを持って悩んでいると、「これはショベルカーだからこっちじゃない?」声を掛け合い、完成すると「やったー!」と喜び合う姿が見られた。子ども同士で遊ぶ中で、共通の目的が生まれ、工夫し、協力する楽しさを感じていた。

環境

きゅうりとさつまいもの苗植えを行う。「お野菜にとって水はご飯だよ」「土はお布団なんだ」と話すと「優しく土をかけてあげないとね」「先生がしてくれるみたいにトントンしたよ!」と生長を楽しみにする姿が見られた。また、東二第三公園で地面の中から幼虫を見つけると「幼虫が地面に潜るところ、はじめてみた」と驚き、潜りきるまで見守っていた。

言葉

ひまわり組のお店屋さんごっこにお客さんとして参加したことで、クラスの遊びの中でも「いらっしゃいませ!」「どれにしますか?」と言葉のやりとりを楽しんでいた。
遊びの中で思いが通らず「だめ!」「もう遊ばない」というような言葉も見られたので、お互いに気持ちよくやりとりができるためには、どんな言葉で伝えたらいいのかを一緒に考えた。今後も子ども自身の言葉のレパートリーが増えるように援助していく。

表現

制作でマーブリングを行う。水で薄めたマーブリング液に絵の具を入れると「ふうせんみたいに広がったね!」「ハートみたい」「こっちから見るとお尻みたい」とイメージを言葉にし、保育者や友だちに共有しようとしていた。できた作品をひつじの形にし、掲示すると、「〇〇ちゃんのひつじ、ももみたいだね」と友だち同士で声をかけ合う姿が見られた。…

3歳すみれ組2021年度4月のまとめ

健康

新しい環境や新しい先生だったこともあり、緊張から下痢や熱が出てしまう子もいたが、順調に回復し元気に遊ぶ姿が見られた。すみれ組に進級してから直ぐ、にしはら公園やかっぱ公園、うさぎ公園、そして新高円寺公園など積極的にお散歩に出かけた。縦割り保育では、グループに分かれ友だちと一緒に近隣の公園や園庭で身体をたくさん動かして遊び、異年齢児とうれしそうに関わる様子が見られた。

人間関係

進級初日は新入園児が二名入ってきたこともあり、在園児の子どもたちもやや緊張している姿が見られたが、時間がたつにつれて「先生、新しい子の名前はなに?」と聞く子がいたり、進んで話しかける姿も見られた。また、担任も一人変わり子どもたちの方から緊張のあまり恥ずかしくて名前が呼べなかった子もいたため、遊びを通して関わりを深めていくと少しずつであるが笑顔を見せてくれるようになった。

環境

すみれ組になって、環境ががらりと変わったため、部屋やトイレの広さや形に戸惑いを見せる子や感覚が掴めなく排泄が間に合わない子などまだ慣れていない子もいたため、来月も引き続き一人一人のペースに合わせながら援助していく。新しい玩具や新しい帽子に嬉しさから「早く遊びたい」という子や「帽子をかぶるの楽しみだな」という声が聞こえ、一つ上に進級したことに嬉しい気持ちを言葉で表現していた。

言葉

幼児クラスになり新しい玩具も増え、喜びながらピタゴラスを使って大きな家を作ったり、井形ブロックやレゴブロックを使って恐竜や車作り、また、おままごとなどのごっこ遊びでは子どもたち同士で役を決め、言葉でのやり取りをしながら楽しく遊ぶ様子が見られた。また、「一緒に遊ぼう」と友だちを誘ったり、下駄箱を使ってジュースや食べ物の玩具を並べてのお店屋さんごっこでは、可愛らしい発想で友だちと話しながら遊びを展開させていた。

表現

「握手でこんにちは」をピアノの伴奏に合わせながらペアになり行った。恥ずかしさのあまり自分から声をかけられない子は、友だちと一緒に手を繋げるよう保育士が仲立ちをした。活動後、友だちとできたことの充実感から「楽しい!」と嬉しそうに話してくれた。そして「てくてく歩いてきて握手でこんにちは~」と踊りながら大きな声で上手に歌っていた。英語活動ではおさるやぞう、ライオンやトラなど動物の真似をしながら言っていた。…

3歳すみれ組2020年度3月のまとめ

健康

「もうすぐゆり組だよね!」と進級に期待と憧れを持って過ごしている。1日の生活の見通しがついて、全体の声掛けで活動の準備へ動けている。暖かくなってきて上着なしでも戸外へ出かけられるようになり、散歩先では元気に大きな岩へジャンプをしたり、だんご虫オニなど集団遊びを子どもたちだけで遊ぶようになる。今まで以上に運動能力が高くなり、また友だちと遊ぶ楽しさや関わりが深まったように思う。

人間関係

トランプやカルタなど机上遊びが盛んになり、ゲーム本来の楽しさを理解し、楽しそうに遊んでいる。その中で勝った、負けたを繰り返して勝とうと努力し、負けた時は悲しいと感じる場面が見られた。また3歳ならではの言いつけが増えてきたため、お互いの主張を受け止め、話し合いで納得できるように仲立ちをしている。自己主張のぶつかり合いによる葛藤と理解し合えた喜びを味わい、友だちといる充実感を得られるようにしたいと思う。

環境

異年齢で一緒に活動する機会が増え、園庭で顔合わせた時も一緒に遊んだり、年上の遊びを真似て遊んでいる。砂場では4歳児クラスの子と一緒に協力してシャベルで掘り、バケツで水を流す川作りに夢中になる姿が見られた。子どもたちで色々なことに気づき『ここから水を流すといいよ』『まだ水がたりないよ』と遊びながら発見や楽しさを感じ遊んでいる。

言葉

季節や子どもたちの好きな歌をたくさんクラスで歌っている。気に入った歌詞を口ずさむ姿が見られる。文字に興味を持ち、友だちと同士で絵本の読み聞かせや手紙のやりとりをきっかけに表を見て平仮名を書いている子もいた。当番活動で、友だちのいいところを見つけて発表するようになってから、普段から友だちへの声掛けが優しくなり、「○○くんのこんなところがすてきだね」と話す様子が見られた。

表現

ひな祭りの制作では、金色の折り紙をじゃばら折りにし表現した。初めてじゃばら折りに挑戦し、折って開いたときに「おお~!」と喜ぶ姿が見られた。紙コップでお内裏様とお雛様を作り、着物は折り紙をハサミで細かく切り貼った。ハサミで丸の形に切ることや曲がらずにまっすぐに切ることが上達した。1年を通して、絵の具やのり、ハサミを制作にたくさん取り入れられ、子どもたちが積極的に参加をするようになっていったことがとてもよかったと思う。…

3歳すみれ組2020年度2月のまとめ

健康

食事のマナーを子どもたちと確認しながら食事の時間を過ごすようにした。

食具の持ち方に自分で気付けるよう声掛けをしていった。箸を少人数ずつ使い、経験を増やせるようにしていくと「僕も持ちたい」と憧れの気持ちを持ったり、意欲的に食事に向かう姿が見られるようになっていった。

人間関係

他クラスと関わる活動を多く計画した。前月にお店屋さんごっこをしたこともあり「お名まえ知っているよ!」と嬉しそうに手を繋ぎながら話す姿が見られた。2歳児との活動では、自分たちよりも小さいことを理解し優しくしようとするが、歩く時にもどう誘導すればいいか、どう話しかけたらいいか迷う様子もあった。自分から話しかけることは難しい様子もあったが、室内で一緒に遊ぶ時には、玩具を出しておこうと積極的に準備する姿が見られた。

環境

通園カバン掛けと上着掛けを保育室に置き、送迎時の身支度を自分で少しずつできるようにした。保育者が初めは声を掛けたり、必要に応じて援助をしていたが子どもたちから「自分でする」「できるよ」という言葉が出るようになっていった。

言葉

帰りの会でその日のお当番の頑張っているところや素敵だと感じたところを発表し合う「いいところ探し」を始めた。1日を通して保育者が積極的にお当番の子どもの頑張りや、取り組みを言葉にするよう意識して過ごした。毎日続けていくことで子どもたちからも「ご飯をたくさん食べていて素敵だった」「一緒に遊ぼうって言ってくれて嬉しかった」とその場面を思い出しながら言葉にして伝える姿が見られた。

表現

絵の具を使って絵画制作をした。白い画用紙に白いクレヨンでそれぞれ「好きなもの」を描き、上から絵具を塗ってはじき絵を完成させた。「白いクレヨンじゃ見えない」と戸惑う姿が見られたが「魔法の絵の具だよ」と子どもたちに伝えると大切に扱いながら少しずつ塗り進める姿が見られた。絵によって色を分けたり、色の混ざりを楽しみながら完成を喜ぶ様子が見られた。…

3歳すみれ組2020年度1月のまとめ

健康

看護師から朝の会の時にうがいの仕方、なぜうがいをするのかについて話をしてもらい、戸外から入室する時、食後にうがいをするようになった。がらがらうがいとぶくぶくうがいについても話があり、理解をし使い分けて行っている。年末年始の休みがあったため、生活リズムが崩れたり身の周りのことが以前よりも進まない様子が見られたため、保育士がそばについて、甘えを受け止めながら自分で行うように声掛けを丁寧にしていった。

人間関係

幼児クラスで縦割りグループを作り、お店屋さんごっこをした。初めてのお店屋さんごっこだったが、同じグループの年上の友達が優しく教えてくれ、元気に「いらっしゃいませ」「おすすめは○○です」と、楽しそうになりきっている姿が見られた。異年齢での関わりを

経験し、年上の友達に優しくしてもらう喜びを感じることができた。また年上の友達の名前と顔をよく覚え、普段の生活の中で関わりが増えた。

環境

冬の自然に関心を持ち、散歩先の公園で霜柱を見つけることを楽しんだり、雪が降った日には外の様子を見て『屋根に雪が積もっているね』『雪だるま作れるかな』と話す姿が見られた。文字に興味を持つようになり、クラスに貼ってあるひらがな表を見て『〇ちゃんの○だね』と話したり、絵本や看板の文字を読むことを楽しんでいる。

言葉

少しずつ当番活動を理解し、自分の担当の日を楽しみにしている。当番活動で前に立ち発表をするようになってから、経験したことや考えたことを話すことが上手になった。遊びの中で相手にしてほしいことを少しずつ言葉で具体的に伝えられるようになってきた。まだ相手に伝えたつもりで話しても相手に伝わらない場面もあるため、状況を見ながら言葉添えをするように仲立ちをしている。

表現

鬼のお面の制作では、毛糸や綿など様々な素材のものを髪の毛に使ったり、色々な大きさのボタンを用意し目につけられるようにした。パーツごとにたくさんの選択肢があることで、想像を豊かにし、子どもたちの作品がそれぞれ個性がでるようにねらいを持って取り組んだ。以前に比べ、物の大きさに合わせてボンドやのりの分量を調節したり、塗るのが上手になった。鬼のお面制作をきっかけとし、自由あそびの中でも様々な材料を用意し、廃材遊びができるように環境を整えていく。…