健康
戸外で体を動かした時には、水分を十分に取った。自分から「お茶のみたい」と言ってくることもあった。汗をかいたり、雨上がりに遊んだ後は、「濡れちゃった」「部屋にはいったら着替えようね」と伝えると、自分から靴を脱いで部屋に入り、進んで衣服を脱いだり新しい洋服に着がえる姿が見られた。
人間関係
汽車や線路をつなげてトンネルを作る、同じ遊びを数人で始め、線路の上をつなげた汽車を走らせる、進路がぶつかった事から喧嘩になり、遊びが終わってしまう。園庭砂場でお店屋さんごっこ、保育者も一緒に「何屋さん?」「アイスクリーム屋さん」「チョコレートアイスありますか?」「あります」とやり取りをしているところに友だちがくる「アイス下さい」「どーぞ」とやりとりが始まりアイスにトッピングの砂をかけたり、小石を果物にみたてたりしていた。
環境
雨の日には室内で巧技台やマットを使って遊ぶ。少しクネクネと曲がった巧技台では足元を見ながら、ゆっくりゆっくり歩く姿が見られた。マットは転がったり歩いたりして、遊びを展開させていた。巧技台で楽しく遊んだあとは、自ら台の片付けを手伝う姿が見られた。
言葉
友だちに「貸して」と話しても、玩具を貸してもらえずに泣き出す場面において、保育者が気持を聞きどのように伝えるかを一緒に考えた。「あとで貸してくれる?」と伝えた後、少し待つと「どうぞ」と持ってきてくれ、自分から「ありがとう」と伝えていた。来月も引き続き、物の貸し借りが言葉で上手く伝えらながら楽しく遊べるよう仲立ちをしていく。
表現
あじさいの制作をした。指にのりをつけ、あじさいに花を貼る、のりを画用紙に伸ばすことが楽しく、花の上からものりをつけ感触を楽しんでいた。「お花いっぱいだね」「きれいだね」と言いながら,咲く花を表現していた。
…
健康
天候が良く、園庭や散歩に出掛ける機会を多く作ることができた。かけっこをしたり、フラフープを使って電車ごっこを楽しみ、存分に体を動かしていた。
手洗いの習慣が身に付いてきていて、戸外から帰ると自分で手を洗いに行く姿も見られた。個人差があるので、その都度声を掛け、手洗いを促すようにしていた。
人間関係
進級したことによる戸惑いから、登園時に涙する様子もあったが、次第に慣れてくると友だちに「おはよう」と声を掛けに行く姿が見られるようになった。
おままごとや積み木、電車の玩具で遊ぶ際に、友だち同士で関わりながら遊ぶ姿が見られた。玩具の取り合いで手が出てしまうこともあったが、その都度仲立ちし思いを代弁するようにしていた。
環境
移行保育で過ごしていたこともあり、新しい部屋にも戸惑うことなく遊ぶことが出来ていた。おままごとやブロック、電車遊びが人気で、関わり合う姿も多く見られた。
日差しが暖かくなり、戸外遊びの時間を多く取ることができた。春の草花や虫に興味を示し、「これはなぁに?」と質問する子もいた。
言葉
絵本を読む際に、一緒に声を出してセリフを言ったり、思い思いに感想を言い合う姿があった。また、友だちと遊ぶ際に「いれて」や「かして」等、言葉でのやりとりが少しずつできるようになってきているので、一層スムーズになるよう、仲立ちしたり、言葉の使い方を伝えるようにしていった。
表現
ブロックやピタゴラスを使って保育者と一緒に車や電車、動物園を作り、自由な表現を楽しんだ。また、鉛筆で手型を取って遊ぶ絵本を読んだことがきっかけで、紙に自分の手形を取ってみたり、思い思いに画用紙に絵を描いて楽しんだ。…
健康
感染症が流行っていることもあり、衛生面に十分に配慮した。(手洗いの励行、アルコール消毒、室内換気など)また、季節の変わり目のアレルギー反応で、肌の乾燥が見られる子にはワセリンを塗り、咳や鼻水や、くしゃみが出る子もいたので、鼻水が出ていることを知らせ自分で拭いた後は、仕上げをして心地よさを共感し合っていった。衣服の着脱は、ほとんどの子が自ら行っている。その中で保育者がさりげなく手伝う中、少しでも『自分で出来た』という嬉しさ、達成感から自信や意欲へ繋がるようにしていった。排泄面は、ほとんどの子が布パンツになり、トイレで排便をする子も出てきたので、排便後の拭き方も知らせながら仕上げを行った。
人間関係
遊びの内容に応じ、男児同士や女児同士、または男女混合で遊ぶ姿が見られた。(戦隊者物、おうちごっこ、追いかけごっこ、かごめかごめ、あぶくたった等)時に制作やパズル、ブロックにおいては、一人で集中する姿も見られた。遊びの内容が多様化してきているので、玩具の種類やスペースや時間を確保できるように工夫した。戸外や室内で、年長クラスと交流の機会をたくさん設けたが、一緒に遊んでもらえる嬉しさを感じながら楽しく遊ぶ姿が見られ。優しくお世話してもらった経験から、年下の子の世話をしようとする子が増え、成長を感じた。また、 順番への意識が少しずつ身に着き、譲ろうとする姿が見られるようになったができない時もあるので、互いの思いを受け止めながら一緒に遊べるよう援助し、思いが満たされるよう援助した。
環境
ひまわり組やクラスで散歩に行く機会を多く設けていった。時々、会話に夢中になり列から外れてしまうことあるが、そのような時は、傍に着き子ども自身が気付けるような声掛けをし、安全面に留意しながら楽しく園外保育ができるよう配慮した。公園では、動植物を発見したり、公園内を探索し楽しむ姿が見られた。その中でミミズや、テントウムシなど命のある生き物を大切に扱うように、手本を見せながら分かりやすく知らせた。滑り台では、順番を守りながら、繰り返し行う姿が見られた。
言葉
語彙が増え、遊びのやりとりが長く続き、それぞれのイメージや今まで体験したことを言葉で伝えながら遊んでいた。また、その時に必要な言葉といった挨拶、お店屋さんのやり取りをして楽しむ姿が見られた。その中で、不快な言葉もではじめ、言い合いになる事もあるため、日頃より遊びの経緯や様子を観察し、また保育者も遊びの中に入り、互いの思いを受けとめながら、言葉を補うなど子ども同士の関わりがスムーズになるよう援助した。
表現
季節の歌や、子どもたちの好きな歌をクラスで歌う機会を設け、保育者も楽しさを共感した。絵本や紙芝居が大好きなので様ざまな種類を用意し、また、子どもたちのリクエストに答えるようにしたが、一人ひとりが物語の世界を楽しんでいる様子が見られた。制作も大好きなので、ひな祭り制作やマーブリング、ぬりえ、シール貼り、折り紙など興味を持ち、集中して行う様子が見られた。ハサミの使用は、安全面に十分配慮しながら進めたが、直線切りは、とても集中して取り組んでいた。
…
健康
感染症が流行し、下痢や嘔吐など体調を崩す子が多く見られた。そのため換気をこまめに行い、普段と様子が少しでも違ったらすぐに検温するようにした。鼻水が出ていたら優しく子どもに知らせ自分で拭けるようにやり方を伝えていった。上旬にあった保護者会の後より進級に向けて着替えのやり方を幼児と同じようにしていき、初めは慣れず戸惑う様子が見られたが子どもの傍について丁寧に知らせた。繰り返し行ううちに、徐々に子どもたちが進んで行う様子が見られるようになった。また、お昼の給食でおひつにご飯を入れて配膳するようになったことでおかわりする子が増え、全体的に食べる量が増えた。
人間関係
12月から入った新入園児もクラスの友だちと一緒に遊ぶ姿が見られ、男の子が特に男子特有の戦いごっこをするようになり、好きなキャラクターになりきり「ぼくは○○レンジャー」と言って楽しそうに遊んでいた。仲のいい友だちのグループができていてその中でよく遊ぶ姿が見られる。困っている友だちを見かけると、「どうしたの?」「○○したらいいんじゃない」と子ども間でケンカやトラブルを解決しようとする姿も見られるようになった。
環境
天気のいい日が多かったので散歩によく出かけることができ、散歩先の公園ではわらべ歌(あぶくたったやかごめかごめ)の集団遊びを気に入って何度も繰り返し楽しむ姿が見られた。また冬ならではの氷を見つけて触ってみたり、落葉など自然の物を取り入れてごっこ遊びを楽しんでいた。雨の日に他クラスとの交流を積極的に取り入れて異年齢との関わりを楽しんだ。
言葉
言葉が増えて、日常生活の中で知った言葉などを取り入れて友だち間で会話を楽しんでいる。兄弟がいる子などは年上の子の話している言葉の影響があり口調が荒かったり、相手が悲しむ言葉を発していることが多々見られるようになり、その都度子どもに相手の気持ちを知らせ、一緒に考える時間を作った。大人の言葉を真似たり吸収する時期なので、保育士も普段から発する言葉に気をつけて。
表現
節分やひなまつりなどの伝統行事があり、集会に参加して由来を知ったり行事の歌を歌い楽しんだ。また制作ではひなまつりでハサミに初めて挑戦し一回切りをした。危なくないように保育士が側について行いながら、真剣にやってみようとする姿が見られた。とても上手にできていたので3月の中で遊びの中で取り入れようと思う。
…
健康
休み明けの様子は、ほとんどの子は疲れや戸惑う姿は見られなかった。
2~3名は生活リズムなど環境の変化のせいか、登園以降もしばらく担任と1対1で過ごすことにより、気持ちを切り替え徐々に遊ぶ姿が見られた。鼻水が出る子には、拭き方を知らせ、仕上げを行うなど清潔が保てるようにした。また、手洗いも丁寧に行えるように、分かりやすく必要性を伝えたり、視聴覚素材を用意し、時間を十分に設けた。
人間関係
保育者との関わりよりも、子ども同士で遊ぶ姿が多く見られた。決まった数名の小グループや2人で遊んでいた。語彙が増えたことで、やり取りが続くが時々、自分の思いを一方的に通したくなり遊びが終わってしまう事もあった。その中で思わず手が出てしまう子もいたので、安全面に留意しながら遊びの雰囲気や子どもの表情に応じ、遊びが続くように保育者が言葉を補い、立ち位置を考慮しながら援助した。また、玩具の種類や量を検討した。
環境
散歩に行く機会を多く設けた。出発前には、横断歩道の渡り方や歩き方を伝え、そして、遊ぶ前には必ず約束を知らせるなど、安全への意識が少しずつ身に付くように繰り返し伝えた。散歩先では、運動機能が高まり、低い木に登ったり、鉄棒でぶら下がり、少し高い所からジャンプを繰り返し行う姿が見られた。自分で危険を回避する意識が芽生えてきたことで、怪我が少なくなってきている。
新年子ども会の行事に参加の為、2階ホールへ行ったが、階段の上り下りも、手すりに摑まることが身に付き、スムーズになってきた。
言葉
言葉が、増えてきている。日常会話や絵本、紙芝居で知った言葉を取り入れながら友だちとやり取りを行ったり、大人に反応を試し、楽しむ姿も見られた。また、意味が分からず言っている事や相手が嫌がるような言葉も話す時もあるので、その都度、言葉の意味を分かりやすく伝え、丁寧に関わるようにした。様々な言葉を吸収する時期なので、保育者自身も日常の言葉遣いに気を付けるように心掛けていきたいと思う。
表現
季節の歌や絵本に触れたり、制作を行った。歌や踊りが好きな子が多く、子どもたちの興味に応じて保育者も一緒に楽しさを共有しながら、繰り返し楽しめるようにした。制作は、糊を使用したり、ペンで円を描くことを行った。友だちが作っている姿に興味を示し、積極的に取り組む姿が見られた。…
健康
ほとんどの子がパンツへ移行し、まだオムツの子に対しては保育士がオムツが濡れてなかったらトイレ誘い、排尿が成功すると一緒に喜び共感していった。保護者に知らせて段々とパンツへ移行できるようにしていった。衣服の着脱に関してはとても意欲的に行っていて、戸外から帰ってきた後自分たちで排泄を済ませ、進んで着脱に取り掛かっている。保育士は側で見守り、少しずつ衣服を畳むことができるように声かけしていった。生活の見通しを持って行動できているので、子どもたちが自信になるよう褒めていく。
人間関係
散歩先の公園に行くときに、仲良しの友だちと手を繋ぐことを楽しみにしていて「○○ちゃん手をつなごう」と誘っている。その分こだわりも出てきて「この子とつなぎたかった」という姿も見られたのでその都度、友だちはみんな一緒だと伝えていった。仲のいい数人で長く遊んでいて、子どもたちだけで生活の中で経験したものを取り入れて家ごっこなどのごっこ遊びをしたり、「かごめかごめ」などみんなで遊べるようなわらべ歌を取り入れて一緒に楽しんだ。
環境
散歩先の公園で落ち葉やどんぐり、木の実などの自然物に触ってみて、友だち同士で「これなんだろう」「かわいいね」と言って楽しそうに集めてみたり、色々な物に見立ててごっこ遊びに取り入れて遊んでいた。何度も行く公園に大きい木があり、年長のクラスの子が木登りをしている姿を見て挑戦するようになり、今では保育士の手助けなく自分たちで登り「おーい!」と保育士に手を振って楽しそうに遊んでいた。体力がどんどんついてきているので以前より帰り道も元気そうに友だちと話しながら歩く姿が見られる。
言葉
休みの日の出来事を楽しそうに保育士に話す姿が見られたり、ごっこ遊びの中で日常の生活で覚えたことを取り入れて遊ぶ姿が見られる。また、保育士や保護者との言葉のやりとりや絵本や紙芝居で生活に必要な言葉を獲得し、気になった言葉は「どういう意味なの?」と興味を持って聞いている。環境と関わり様々な感覚を味わう際に、保育士もその感覚を一緒に感じたり、感性が豊かになるような表現を取り入れている。
表現
クリスマス制作で初めて折り紙に挑戦し、三角に折った紙を並べてクリスマスツリーを作った。保育士の手本を見ながら、真剣に折っていて、できるだけ端と端に合わせるようにしようとす子もいた。クラスの前の廊下に飾ると保護者に自分の作品を嬉しそうに見せる姿が見られた。この制作を経験して折り紙に興味をもっているので簡単な折り紙を普段の保育で取り入れていく。…
健康
外から帰ると「手を洗ってくるね」と自ら手を洗いに行ったり、保育士に「泥んこついているから先生洗って」と言いに来る子に対しては、一緒に手洗いをし手が綺麗になる様子をじっと見ていた。手洗い後「見て、手がピカピカ」と嬉しそうにしながら、濡れた手を丁寧にタオルで拭くなど、清潔にすることへの意識が高まってきた。
人間関係
「先生、○〇君がパンツ持ってきているよ」と友達の持ち物に興味を示す。パンツをなかなか履きたがらない友達に「一緒にトイレに行く?」と誘い、手をつないでトイレへ行く場面がよく見られた。友達に誘われたことが嬉しくこの気持ちがきっかけとなり、オムツからパンツにスムーズにかえるようになった。友達と一緒で嬉しいという姿が見られるようになってきた。
環境
散歩に出かけ秋の自然に触れる。落ち葉や枝を集め焚火ごっこ。大きい葉っぱを魚に見立て、焚火の中に入れ焼き魚を作る。魚が焼けると「できたよ」とご馳走してくれる。
2歳児クラスは公園遊具の対象年齢に達していない為遊ぶ事ができないが、子どもたちから「やりたい」という言葉はなく、公園の自然の中で、見立て遊びや、友だちと一緒に追いかけっこなどで遊びこむ姿が見られた。
言葉
月曜日になると楽しかった休日の話しをしているが、「新幹線に乗って温泉に行ったよ」「パパとママと行ったんだよ」とどこに誰と行ったのか詳しく話すことができるようになった。「温泉で何を食べたの?」と保育士が質問すると「ご飯」と答え、このやりとりを聞いていた周りの子どもたちも、「○〇ちゃんはね、デパートに行ったの」と会話に加わり皆で表情豊かに話している様子であった。
表現
クリスマスツリーの制作をする。折り紙を半分に慎重に折ったり、糊を指につけて折り紙を画用紙につける。糊の匂いをかいだり、指にいっぱいついてしまった糊をティッシュで拭き取る姿が見られた。折り紙のクリスマスツリーに、丸いカラフルなシールを貼りオーナメントに見立てたが、自分で作ったクリスマスツリーをうっとりとした顔で見ているのが印象的だった。…
健康
気温差のせいか鼻水や咳の出る子が増えてきて、様子に応じ視診や触診または検温を行った。また、気温に応じ室内温度の調節や換気、水分補給の回数の考慮や子どもの衣服調節を行い健康管理に努めた。身の回りのことを自分でやろうとする子が増え、声掛けにより鼻水も拭くようになるが着替え後含め、仕上げは保育者が行い一緒に確認し合う場を設け、少しずつ自ら意識できるように援助した。食事は好き嫌いが目立っているが、楽しい雰囲気を大切にしながら量を加減するなど、少しでも食べたときは十分褒め、正しい姿勢や食具の持ち方も様子に応じ知らせていった。
排泄面はパンツの子が増えているが、気分によりオムツで過ごすこともあるが気持ちを大切に無理なく行うようにした。
人間関係
保育者よりも、数名の小グループで遊んでいることが多くなってきた。語彙が増えたせいか言葉のやり取りが続き、長い時間おなじメンバーと遊ぶようになってきた。時々、場所や玩具を取り合う場面もあるが、ほとんどの子が手は出ず言葉で伝えるようになり、譲ろうとする子も出てきた。やりとりを見守りながら様子に応じ、安全の為に保育者の立ち位置を考慮したり、互いの思いが伝わるように言葉を補い援助していった。また、好きな遊びを1人で集中し取り組む場面も見られた。
環境
集団生活の中で、簡単な決まりを分かりやすく伝えていった。散歩の道中や公園の決まりを繰り返し伝えできたが、少しずつ身についてきた為散歩の機会を増やした。公園では、ドングリや木の実を収穫し、友だちと一緒に見せ合い楽しむ姿が見られた。また、ミミズやクモなどに興味があり、触れたり、容器に入れて観察をしているが、大切に扱えるように声を掛けたり、側で見守るように
今後、簡単なルールのある遊びを、子どもの興味に応じ増やしていきたい。
言葉
一人ひとり様々であるが、語彙が増えてきた。やりたいこと、制作物が完成した嬉しさ、楽しい思いや不快な思い、経験したこと等を保育者や友だちに言葉で伝えたり、「かして」「ごめんね」や食事の挨拶など、生活の中で必要な言葉を活かせるようになってきた。また、相手が嫌がる言葉を言ってしまう場面においては、友だちが悲しそうにしている姿を伝えたり「じゃ○○ちゃんは、××って言われていいのかな?」など言われた人の悲しい気持ちが少しでも感じられるように、仲立ちし声掛けを工夫して行った。
表現
保育者と一緒に音楽に合わせ踊ったり、歌ったり楽しむ姿が見られた。数名は、恥ずかしさやまだ興味がない様子であったが、無理に参加させず見守るようにした。ほとんどの子が絵本や紙芝居を好み集中して見ていることが多く、同じ物語でも何回も繰り返してみたり、リクエストをしていた。そして展開を知りながらも分かったうえでの楽しさや、友だちと共有し合う姿が見られた。
制作物は、保育者の見本をよく見て意欲的に取り組んでいた。…
健康
園庭や散歩に行く前には、「お外に行くからトイレに行くよ」と声をかけると「ハーイ」と返事をして自分でズボンを脱いでトイレに行く子や「でたよ」と嬉しそうに教えてくれる子が増えてきた。
オムツにでている子は「でてたよ」と教えてくれる。トイレのタイミングは個人差がある為、その子にあったタイミングで進めてゆく。
季節の変わり目から、鼻水がでている子が目立つ。「鼻、鼻」と言っている子には、「ティッシュはどこかな?」と声掛けすると徐々に自分で鼻がかめるようになってきた。
人間関係
園庭ではタイヤの上にバスマットを敷き、その上にトレーやカップ、バケツを置いておままごとをする。少人数で遊んでいが、楽しそうな様子に「入れて」と友だちが増えていく場面が見られた。「いいよ」「あとで」の声も聞こえるが、自分たちでタイヤ、マットを用意して大きな輪を作り「これから、おじさんが遊びに来るんだよ」と嬉しそうに話しながら、お茶を用意したり、違う遊びを楽しんでいる子に「○○君、おいでよ。お兄ちゃん役ね」と声をかけると、誘われた子も嬉しそうに「じゃあ、学校に行ってから帰るね」と話し一緒に楽しもうとしている姿も見られた。
環境
散歩に出かける。車も通るので「はじっこを歩くんだよ」「車が通るから止まるよ」と声をかける合う姿がみられた。
公園では、ねこじゃらしを見つけ手に取り嬉しそうに走る。両手に持って「見て、見て、」と保育者に話すなど秋の自然に触れ楽しんでいた。
おままごとハウスの中では、葉っぱをちぎってご飯にしたり、枝でかき混ぜてスープを作る。木の実を持ってくる子もいて、皆で枝で黙々と潰して「ジュースができた、ブドウジュース」と見立て遊びをよく行った。
言葉
友だちが使っている玩具を使いたい時に、保育者に「○○君が持っているオモチャを使いたいんだけど」と伝える。「じゃあ、〇〇君に言ってごらん」と声をかけると「貸して」と声をかけ、「いいよ、終わったら返してね」とのやりとりが見られることが多くなり、相手の思いを考えることや通じ合うことの嬉しさを感じる表情や姿が見られた。
表現
運動会の応援ソング、ガンバリマンを歌う。テンポのいい曲なので子ども達も歌詞をすぐに覚える。「エイエイオー」の歌詞の時には、拳をあげて元気よく歌っていた。…
健康
気温が高い日が多かった為、玄関で水遊びをした。一日を通して健康に過ごせるよう、水分補給や室温調整に十分配慮した。トイレトレーニングでは、布パンツに移行した子が半数いるが、意欲的な気持ちで行える言葉掛けをしながら、個々の排尿間隔に合わせてトイレに誘っていった。食事前の手洗いでは、保育者がそばについて手洗いの様子を見守り、大切さを伝えて丁寧に行うように働きかけた。
人間関係
仲のいい友だちができ、子ども達同士で長く遊ぶ姿が見られるようになった。遊びや生活の中で言葉のやりとりを楽しんでいるが、ちょっとした思いの違いがあると激しい口調で言い、手が出る場面が見られた。子ども達同士で解決できなそうな時は見守り、上手く思いが伝えあえない時は保育者が仲立ちし、お互いの気持ちを代弁していくようにした。
環境
水遊びでカップや布を出してジュース屋さんや洗濯ごっこをしたり、寒天遊びをして楽しんだ。寒天遊びでは触ってみると「ぷにぷにしてる~」と嬉しそうに話していた子ども達。手でぎゅっと握ってみると「気持ちいいね!」言って感触を楽しんでいた。水遊びの中で玩具を用意すると、自分たちで遊びを考え夢中になってごっこ遊びを楽しむ様子が見られ成長を感じた。ごっこ遊びが盛んになってきている為、遊びの様子に合わせて玩具を用意し、より楽しめるようにしていきたい。
言葉
遊びや生活の中において、友だち同士で言葉のやりとりをする姿が増えてきた。クラスのお気に入りの遊び(ピタゴラス)をしていると「ここライオンのお家にしよう」「パンダさんかわいいね~」と楽しそうに話している姿が見られる。保育士に『おばあちゃんちに行ったの』「新幹線乗ったの」と休日の過ごし方の話を楽しそうにしている。豊かな言葉をたくさん吸収できるよう、紙芝居や絵本を読む機会をもっと増やしていきたいと思う。
表現
初めてにじみ絵を行い、花火の制作をした。和紙に水性ペンで描き霧吹きでシュッとかけ、様々ににじんでいく様子を楽しんでいた。制作後「もっとやりたい!」と言ってくる子が多く、今後も遊びの中に取り入れていきたいと思う。廊下に飾られると、自分の花火の作品を見つけて「あったよ~」と嬉しそうに保護者に見せている姿が印象的。…