1歳もも組2025年度7月のクラスだより
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6月3日(火)雨
綿棒を束にしたものに絵の具を付けて、スタンプ遊びを楽しんだ。大きな模造紙に、保育者が手を添えながら押しつけ、色が付く様子を不思議そうに見つめている。慣れてくると、綿棒を筆のようにして線を描き始めた子もいた。多目的室にはボールプールを出し、寝転んだりボールを投げたりし、歓声をあげながら楽しそうに遊んでいた。
6月12日(木)晴れ
気温が上がったので、戸外に出るのは控え、玄関で水遊びを楽しんだ。水を張ったタライを用意すると、水面を叩いて喜び、水が顔に掛かっても平気で夢中で遊んでいる。ジョウロで水をまいたり、シャベルで水をすくってバケツにためたりして、思い思いに水の感触や変化する様子を楽しんでいる様子が見られた。
6月20日(金)くもり
朝のうち気温が低かったので、園庭に出て遊んだ。久しぶりに戸外遊びができたので、思い切り園庭を走ったり、探索活動を楽しんだりして、開放的に伸び伸びと過ごすことができ、子どもたちも嬉しそうだった。園庭遊びに飽きた様子の子は、にしはら公園にでかけ、交代で手つなぎ散歩を楽しんだ。
6月25日(水)雨
食紅で色を付けた寒天遊びをした。最初は指でおそるおそる触っていたが、保育士等が手でつかんだり、力を入れてつぶしたりするのを見て、同じようにやろうとし、ひんやりと気持ちの良い感触が分かると、集中して遊ぶことができた。透明のコップにカラフルな寒天を入れて「ジュースだよ」と言ったり、友達と「かんぱーい」と言ったりして、見立て遊びを楽しむ子もいた。
健康
気温の高い日が続き、戸外遊びは子どもの様子を見ながら無理なく行った。散歩に行ける気温の時は、近所の公園や商店街まで足を伸ばし、交代で手を繋いで歩いた。歩きたい意欲が高まってきて、保育者や友達と手をつないで嬉しそうに散歩を楽しんでいる。疲れたら休息をとり、シャワーで汗を流すようにして、蒸し暑い季節も楽しく体を使った遊びを楽しめるように心掛けた。
人間関係
友達に親しみを持つようになり、同じ遊びをしたがったり、名前を呼んで一緒に遊ぼうとしている。自我の拡大により、お互いの思いがぶつかり、玩具や場所の取り合いになることも多い。「〇〇したかったのね」と気持ちを受け止めていると落ち着き、気持ちを切り替えて次の遊びへと向かえている。友達の洋服や好きな玩具や絵本を分かっていて「どうぞ」と渡すこともある。
環境
雨の降る日には、「あめ」「かさ」と言いながら外に出たそうにする。雨が上がった翌日には、みんなで泥遊びを楽しんだ。裸足でそうっと水たまりに入って、泥の感触を楽しんだり、ジャンプで飛び込んだりして、皆で水しぶきをあげて喜んでいた。保育者と一緒にシャベルで泥をすくってバケツに入れ、ぐるぐるとかき混ぜたり、「おもいね」といって泥の入ったバケツを持ち上げようとする子もいた。
言葉
語彙が増え、言葉の理解が進んでいる。お名前呼びをすると、「はーい」と返事をしたり、保育者の顔をじっと見つめたりして、どの子も自分の名前を呼ばれるのを待っている様子がある。お気に入りの絵本が出てきて、繰り返しのリズムや破裂音を保育者と一緒に口ずさみ、「おしまい。もういっかい!」と繰り返し楽しんでいる。
表現
手遊びや歌がみんな大好きで、曲が流れると全身を揺らして楽しむ子、ジャンプをする子、歌を口ずさむ子など、それぞれに音楽を楽しむ様子がある。「バナナのおやこ」の曲が好きで、「バナナ」と毎日のようにリクエストがあり、保育者と一緒に歌いながらカードシアターを楽しんだ週もあった。