健康
春が近づいてきたこともあり、上着を着なくてもいい暖かい日と、外に出るのもとても寒い日が交互に続くことが多かった。その影響もあり、発熱、咳、鼻水など風邪の症状で休んだり、早退したりする子が多かった。他にも結膜炎や花粉症などといった症状の子も多く、感染防止のため手洗いを促した。また、袖をまくる、拭く時は水滴をしっかりきってから拭くよう教えていった。気温が安定しない日が続いていくと予測していきながら引き続き様子を見ていく。
人間関係
夕方での室内遊びでのこと、女児と男児の何人かでままごとの近くに椅子をたくさん囲んでお家作りをする。しばらくすると気になった友だちが「いれて」というと「もうすこしまっててね」と声掛けをする。断られことにショックだったのか、泣いてしまい落ち込んでいる姿をみて、「広くしたからこっちにおいで」と優しく声をかけていた。以前だったらそこで衝突が多かったが成長をしていくにつれ、待つことや譲るそして入れてあげることが出来るようになってきた。いいところはたくさん褒めさらに向上できるようしていく。
環境
来月の移行保育に向けて、子どもたちが安心して遊べるよう雨の日や夕方にすみれ組に行く。ままごとでは野菜やトマトきゅうりを盛りつけサラダを作る。「はい、どうぞ」と出来あがったのを年上の友だちや保育士等に上手にみせていた。また、電車遊びや、折り紙を使って一緒に作るなど、いつもと違う環境や遊びに一人一人がとても集中していた。新年度がかわり新しいクラスになるため、子どもたちが好きな遊びを観察し、玩具を取り入れていく。
言葉
上旬の保護者会後に発表会をする。「三匹のこぶた」では「トントントン」と歌いながらリズムよくやっていた。特に「フーとふいたら」の歌詞でおおかみの真似をしながら勢いよくふき、上手に表現している姿が見られた。「手をたたきましょう」では、歌詞のフレーズである笑う、泣く、怒るなど、保護者に上手に見せながら楽しそうにみせており、誰一人も泣いていないところに成長を感じた。
表現
夕方、幼児クラスでのリズム遊びに参加する。やる前から「どんなことするの?」と初めてやる活動に待ち遠しい姿が見られた。ワニ、あひる、三輪車などお兄さん、お姉さんの姿を見ながら上手に真似したり表現したりしていた。また終わった後には、「楽しいね」「またやりたい」「すみれになったら毎週やるんだよね?」などすみれ組になることに楽しみや待ち遠しい姿が見られていた。