5歳ひまわり組2022年度12月のまとめ

健康

園内で胃腸炎が流行し、クラスでも多くの感染が見られた。保育室内で嘔吐する場合もあったので、看護師の指導の元、適切な嘔吐処理の仕方や感染防止に努めた。クラスでは鉄棒で遊んでいる際、落下し骨折をした子がいたので、職員の危機意識や見方の改善と共に、子どもたちにも普段の生活や遊びの中で「この遊びの仕方は大丈夫かな」と予測や、この先の就学に向けてより危機意識を持てるよう話し合いの場を設けた。行事では冬のパーティーでのご飯のバイキングがとても楽しそうな様子が見られたため、バイキングをきっかけにクラスでも給食のお当番さんが主菜・副菜もよそるようになった。

人間関係

胃腸炎など体調不良で休む子が多く、仲の良い友だちがいない場合、そこから普段関わりが少ない友だちと遊び、相手の良さに気がつく様子が見られた。また、お当番活動では、休みの子がいることに気がつくと代わりに手伝ったり、育てているヒヤシンスの水替えをしてくれる様子が見られた。友だち同士で協力し、助け合う姿を尊重し、見逃さず褒めるように関わった。今後も優しさや助け合いを大事にするクラス作りをしていく。

環境

クラスでベイを取り入れ、年末のため大掃除があったので、保育園・クラスの必要なことを話し合い、まずは集めることを目標にした。初日から気がつくと率先してホールの雑巾がけや靴箱の掃除をしてくれる姿が見られるなど、意欲が高まっていた。もらったベイを数えて友だち同士で自慢しあったり、嬉しそうに話す様子が見られた。来月のお店屋さんごっこでは、今よりもより深く、数の仕組みを一緒に知り、両替えなども取り入れていこうと思う。

言葉

おはなし会で、詩の紹介をしてくれたので、詩とはどういうものか、言葉の美しさや響きを感じられる機会を作った。また友だちが間違ってしまったときの伝え方や教え方が強くなってしまう場面が多く見られたので、相手の思いに寄り添いながら優しく伝えられるよう言葉添えをしたり、言葉を知らせるようにした。

表現

冬のパーティーで楽器(タンバリン・トライアングル・鈴、鍵盤ハーモニカ・木琴)を使いクリスマスソングメドレーの演奏をした。最初は指導がうまくいかず焦りもあったが、相談を重ねながら楽器別ごとに練習を重ね、本番まで無事に完成することができた。本番では自信をもって参加することができ、今までで1番上手な演奏を披露することができ、子どもたちも満足した表情を見せていた。今回の楽器演奏を通し、様々な楽器に触れる機会を多く作り、来月の生活発表会でも合奏を行い、思い出に残る演奏ができるよう援助していく。

育児あれこれ