5歳ひまわり組2021年度2月のまとめ

健康

2月から、自分のハンカチとティッシュを持参するよう呼びかけ、鼻水が出た時に自分でかんだり、外で手を洗う時は自分のハンカチで手を拭くようにしたりすることを促した。また、2月半ばからは午睡せずに1日を過ごせるよう生活リズムを変え、家庭でも早寝早起きを心がけてもらえるよう伝えていった。はじめは眠そうしていた子も、散歩などの活動時間が増えることを喜び、たくさん体を動かしていた。健康観察期間により登園を自粛することもあったが、手洗いやマスク着用を徹底していくようにした。

人間関係

3~7人ぐらいのグループで様々な遊びを展開していた。遊びの中でうまく行かないことや、意見がぶつかることがあると、自分たちで話し合ったり他の子が仲裁したりして、保育士が深く介入しなくても解決できるようになってきた。また、ルールを守りながら遊べるようになったことで遊びが充実し、子どもたちなりに工夫しながら遊びを展開していくようになった。また、自分の意見や要求を伝える中で、どう伝えたらいいか考える姿が見られ、相手の状況、他児との違いや良さにも気づけるようになってきた。

環境

午睡が無くなったため室内環境を変え、机上遊びのスペースに余裕を持たせた。環境が変わったことでやや落ち着かなくなることもあったが、動線を決めたことで次第に慣れていった。給食時の配膳もするようになり、どこに食器を置いたらいいか、何個数えたらいいかなどを考えながら取り組んでいた。室内では、構成遊びやお店屋さんごっこが充実するようにし、戸外では散歩の機会を増やしていった。午睡がなくなったことで疲れが見える子もいたため、1日を通して静と動のバランスが取れるよう活動内容を工夫していった。

言葉

話しを聞く態度や考える力が身につくよう、落ち着いて話ができる状況を作ったり、絵本を読んだりする時間を作っていった。友だちとの会話の中でも、どういう言葉で伝えたら気持ちよく話が聞けるか、どんな言葉をかけてもらうと嬉しいかなどを考え、言葉と心はつながっていることを伝えていった。劇ごっこや歌の練習では、台詞や歌詞を貼り出し、読んで覚えたり見ながら歌ったりできるようにし、覚えて言えるようになったことを褒めながら、気持ちを込めて言えるよう促していった。

表現

生活発表会に向けて練習する中で自分の役を表現することを楽しんでいた。台詞や動きがなかなか覚えられない子もいたが、友だちと一緒にやることで思い出したり、助けてもらったりしながら取り組んでいた。観客がいない状態での練習は、声が大きく出なかったり集中が続かなかったりすることもあったため、他クラスに見てもらいながら練習し、褒められたり認められたりすることで自信をつけていった。文集づくりでは、自分の顔や保育園での思い出を描いて振り返り、手型や足型をとって喜んでいた。

育児あれこれ