5歳ひまわり組2021年度10月のまとめ

健康

次の活動に見通しが持てるようになり、片付けや準備を進んでやろうとする姿も見られるようになってきた。
マスクの着用や手指消毒も習慣化し、マスクを外す時や食事の時にはなるべく会話を控えるよう促していった。
戸外活動や散歩の機会を増やし、気持ちよく身体を動かせるようにし、運動会に向けてかけっこやリレー、荒馬踊りや縄跳びなどの練習をし、様々な体の使い方ができるようにした。

人間関係

運動会の練習を通して、仲間や協力することの大事さに気づけるよう、クラスで考える機会を設けた。クラス内で起きた問題や友だち同士のいざこざについても共有できるようにし、自分の事だけではなく、友だちの事や先生の話を聞く大切さを伝えていった。また、地域の人や友だちの保護者の話も聞けるよう促し、守るべき社会のルールや、円滑な人間関係を築くための約束などについても分かりやすく伝えいった。思いや意見がぶつかり合う場面でも、少しずつ譲り合ったり、折り合いをつけようとしたりする姿も見られ、話し合って遊びを展開するようになってきた。

環境

室内環境を整えることを意識し、使ったものを片付けたり、遊びを完結させてから次の活動に移ったりすることができるようになってきた。戸外では、植物や虫、気温などから季節の移り変わりを感じられるよう、散歩や戸外遊びを増やしていった。運動会の練習をするにあたり、十分な距離で走れるような公園に行ってリレーやかけっこを行い、ホールや園庭でも荒馬踊りやパラバルーンができるような環境を整えていった。Tシャツを染める活動では、園庭を広く使えるようにし、染料を入れたり洗い流したりしながら、色の変化や仕上がりを楽しんでいた。

言葉

自分思いや考えの伝え方、相手に合った言葉の選び方を一緒に考えながら、相手の立場や気持ちにも気付けるよう、一人一人の気持ちを受け止めながら仲立ちするようにした。言い争いになったり、強い言葉で指摘したりすることもあるが、言い方や伝え方を自分たちなりに考えられるようになってきた。友だちとの関わりをより良いものにするための言葉かけや考え方についても伝えながら、話を聞くことの大切さに気付けるようにした。ハロウィンの時期には謎解きゲームをし、文章の理解力や記憶力、今までの経験を使って楽しめるような内容にし、考える力を育んでいった。

表現

運動会に向けて縄跳びや荒馬、パラバルーンなどを練習し、自信をもって取り組めるようにした。また、苦手な事にもあきらめずに挑戦する姿を認め、励ましたり褒めたりしながら、自分ができることを表現できるようにした。友だち同士で見せ合う機会を作り、刺激し合いながら楽しんでいた。ハロウィンの制作では、張り子でバッグを作った。根気のいる作業だったが時間をかけて完成させ、すぐに完成するものではなくても、見通しを持って作ることができるようになってきた。

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