健康
外で楽しく遊んで部屋に帰ってきた時には石鹸で手を洗う。「手をキレイにしようね」「さっぱりしたね」と子どもたちに分かりやすく伝える。子どもたちは手を洗う行為が伴う心地よさの感覚と意味を結びつけ、手洗いの必要性を理解してきている。外遊びや食事の後に服が汚れると子どもの方から「汚れちゃった」と言葉や指差しで保育者に伝える。「キレイなお洋服に着替えようね」と声をかけ一緒に着替える。子どもたちが清潔で過ごせるように心がけた。
人間関係
着替えをした後の汚れ物袋を自分でフックにかけに行くが、「行ってきます」と嬉しそうに行う様子が見られ、低月齢の子も友だちの姿を見て進んで行っていた。時折、汚れ物袋を振り回して遊んでいる子もいる。そして、その姿を見て「楽しそう」という気持ちからか一緒になって袋を振り回す姿も見られたため、「振り回さないで汚れ物をかけに行ってほしいな。次は紙芝居だよ」と保育者の思いと、見通しが持てるように少し先の事を伝えるようにした。その後、急いで行い友だちと一緒に紙芝居を見ている姿が見られた。
環境
公園で大きなあおむしを発見。「大きいね」「動いているね」「ちょうちょになるね」と楽しそうな会話から子どもたちが集まってくる。保育者も子どものたちの発見に共感し、子どもの思いに添った言葉かけをした。ドングリや落ち葉、秋の自然物に触れ戸外遊びを楽しんでいる。
言葉
子どもたちの名前を一人ずつ呼び「ハイ」と元気よく返事をする。中には「次は自分の名前が呼ばれる」と期待をして待つ姿が見られた。「おはよう」「バイバイ」「いただきます」の挨拶が上手な子どもたち。毎日、同じ場面で繰り返し聞く挨拶の言葉の意味を理解してきている。
表現
公園で落ち葉の山を発見。その上を歩き“サクサク”と音がするのを楽しむ。落ち葉を“パ~”と空の方へ高く舞い上げ「葉っぱの雪だ~」と嬉しそうな声をあげる。またカップの中に、小枝や砂、落ち葉をキレイに入れて「葉っぱのお弁当です」と満足そうに友だちや保育者に見せる。