5歳ひまわり組2021年度9月のまとめ

健康

次の活動に見通しが持てるよう時間を決めて伝えておくと、時計を見て片付けの時間を意識したり、生活の場を整えようとしたりする姿が見られるようになってきた。手指の消毒やマスクの着用なども定着し、自分で気付いてやろうとしたり、声をかけ合ったりしていた。肌寒い日には上着や長袖で調節できるよう声をかけ、自分で気付いてやれるよう促していった。過ごしやすい気候になってきたため、外遊びや散歩の機会を増やし、戸外で十分体を動かして遊べるようにした。

人間関係

感染症予防の観点からたて割り活動を見送っていたが、他のクラスのためにひまわり組でお祭りごっこをしようという話になった。それに向けみんなで話し合い、様々なアイデアを出して協力しながら準備をしていった。当日は3歳の子を連れてきて一緒に買い物したり、4歳の子に必要なお金やゲームのルールを教えてあげたりし、感謝されることを喜んでいた。なんの店を出すか、どうやって作るかも含めて自分たちで考え、一つの目標に向かってみんなで協力することの大切さや難しさを経験しながら、達成感を味わうことができた様子だった。

環境

出しっぱなしや使い過ぎに注意しながら、みんなが楽しく遊ぶために大切なことは何か考え、自分で気づけるよう声をかけていった。また、遊びを完結させてから次の活動に移れるよう、片付けを促したり一緒に掃除をしたりして心地よく過ごせるようにした。天気のいい日は園庭や散歩先でなるべく十分遊べるようにし、虫や自然物を見つけることができるような公園を選ぶようにした。室内でも工作用の素材を用意したり、カードゲームや塗り絵など机上で遊べるようなものを用意したりして、落ち着いて遊べるようにしていった。

言葉

友だちへの気持ちの伝え方や言葉の選び方、相手の気持ちを聞く姿勢や話し合う大切さを考えられるよう、絵本を読んだり、対話型観賞の活動を取り入れたりした。また、考え方や感じ方は人それぞれ違うことを伝えながら、一人一人の気持ちを受け止め共感しつつ、相手との違いを認め合えるよう促していった。言い争いになったり、他児の事を指摘したりすることも多いが、その言い方でいいかな、自分が言われたらどう感じるかな、と問いかけ、友だちとの関わりを見つめなおし、良い関係を気付くために大切なことを伝えるようにした。

表現

にじみ絵でできた色から自分のイメージを描いたり、ちぎり絵で絵本の世界を表現したりして、季節に合った制作活動を楽しむことができた。お祭りごっこでは、どんな素材を使って作るか、どうやって作ったらいいかを考え、今まで作ってきたものややってきた工作の技術を元に、自分たちで商品を作ることができていた。子どもたちの中から「こんな風にしてみたい」という意見が出た時は、助言したり必要なものを用意したりしながら、自由に表現や工作を楽しめるようにした。

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