5歳ひまわり組2021年度8月のまとめ

健康

時間や次の活動を考えて行動するようになり、当番活動も自分たちで進められるようになってきた。水着の着脱やプールの支度を自分でするようになり、安全に遊ぶための約束についても守ろうとする姿が見られた。しかし、気持ちが高ぶると話が耳に入らなくなり自制が効かなくなる場面も見られたため、一度活動を止めて冷静になれるようにし、なぜ危ないのか、どうしたら安全に遊べるかを一緒に考えられるようにした。感染症対策では、室内遊びの際はマスクを着用し、食事中は机にパーテンションを立ててなるべく会話をしないようにしたり、手洗い後にアルコール消毒をするようにしたりすることを子どもたちに伝え、室内の換気や消毒を徹底した。

人間関係

子どもたちだけでゲームや遊びが成り立つようになり、互いにルールを伝え合ったり、一緒に考えながら展開したりするようになった。その中でも、意見の食い違いやルールから逸脱することがあると、口論になったり手が出たりすることもあったため、保育士が仲立ちしながらルールを確認していった。子どもたちの中からも場を仕切ったり、遊びを整理しようと声をあげたりする子も出てきたため、あえて子どもたちに任せて見守る時間も作り、子どもたち同士で解決する力が育っていくようにした。

環境

高気温で外に出られない日もあったため、室内で制作や構成遊びがた楽しめるような廃材や玩具を用意した。一日の流れや時間を意識できるよう、ホワイトボードに時間とやることを書き込み、気付いて行動に移せるよう声をかけていった。部屋の片付けや自分の身辺整理もできるよう、保育士も率先して片付けをするようにし、気持ちよく生活することや、物を使いやすくするための整理の仕方についても考えられるようにした。プールでは危険な物や行動を避け、気温や水温にも留意しながら水遊びを存分に楽しんだ。

言葉

ふわふわ言葉とちくちく言葉を共有するようになったことで、友だちから言われて嬉しかった言葉を発表したり、聞こえてしまった嫌な言葉についてみんなで考えたりするようになった。また、話を聞かないということもちくちくするねと話し、言葉は発するだけではなく聞くことも大切だと言うことを伝えた。また、言葉遊びも楽しむようになり、難しい虫の名前や早口言葉を練習し、言えるようになると発表して喜んでいた。文字や数字の読み書きができるようになった子も多いため、当番活動や制作の中で自分の名前や数字を書く機会を作った。

表現

自分なりに工夫して制作をしたり、作ったものを売ってお店屋さんごっこをしたりして楽しんでいたため、制作の幅が広がるようなものを用意し、常に補充して自由に使えるようにした。友だち同士で協力しながら作る姿も見られ、構成遊びもより豊かになっていった。ホールではカプラで大きなタワーを作り、天井まで積み上げることを目標にほぼクラス全員で取り組む姿も見られ、見事天井まで到達すると喜んでいた。体操やプール活動では、音楽に合わせて踊ったり、色々な生き物になりきって泳いだりして体を使った表現を楽しんでいた。

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