健康
手洗い、うがいを自分で気付いてするようになり習慣化してきた。看護師からもくしゃみと咳がどのくらい飛ぶのか、鼻水はどうやってかむのかを教えてもらい、実際に絵で見て
学ぶことができた。また、朝の会や帰りの会で一日の流れを伝え身の回りの事や生活に必要なルールを守りながら、見通しを持って生活できるようにした。
人間関係
集団遊びのルールが定着し、互いに伝え合いながら守って遊んでいた。また、氷鬼では、鬼と逃げる人の人数のバランスを考え、自分たちで工夫する様子も見られた。話し合いの中で自分の意見や考えを主張する一方、相手の話にはなかなか耳を傾けられない姿もあったが、保育士が仲立ちしたり、話を整理したりすることで解決できるようになってきた。
環境
生活に見通しを持って活動できるように朝の会や帰りの会で子どもたちに予定を知らせ、部屋のホワイトボードに書いておくようにした。また、生活環境を整えることの大切さを知らせながら保育士が積極的に環境を整備していくと、使ったものを片付けたり、片付けを手伝ったりする子が増えてきた。綺麗な環境の中で生活することの心地よさや、片付けることで活動しやすくなることを感じられるよう働きかけていった。
言葉
正月に年賀状のやり取りをした経験から郵便屋さんごっこをして楽しんでいた。手紙をもらうことの嬉しさを感じたり、手紙を書きたいからと文字を描こうとしたりする姿が見られ、毎日ポストにはがきを入れていた。また、墨汁を使って書初めを行い、半紙に筆で字や絵を描いたり、自分の名前の頭文字から連想する絵を描き“おなまえかるた”の制作をしたりして、正月らしい遊びの中で文字や数字に触れることができた。
表現
異年齢交流の活動でおみせやさんごっこを行い、各グループで決めたお店の品物づくりを楽しんでいた。どんな素材を使い、なにを作るかなどに関心と意欲を持って取り組み、自分の所属するグループ以外の様子にも興味を持って「これどうやって作ったの?」と尋ねる姿もあった。制作の中で5歳児にやり方を教えてもらったり、3歳児を手伝う経験をしたりと、制作を通しての交流もみられた。