5歳ひまわり組2020年度12月のまとめ

健康

戸外に飛び出したあと、「寒いからジャンパー着る」と戻ってくる子、走り回るうちに「暑い暑い!」とすぐに脱ぐ子、いつも半袖半ズボンの子など、上着着用かどうかは自ら判断しているが、体調をくずす子も見当たらず、元気に外遊びを楽しんでいる。サッカー教室の試合では36対4という大差がついたが、みんな最後まで必死にボールを追いかけ、勝者も敗者もゲーム終了後にはしっかり挨拶を交わしていた。

人間関係

劇の大道具作りで段ボールの上に新聞紙を貼るとき、「私はのりをつけるから、〇〇ちゃんは貼ってくれる?」「OK!」と協力し合う姿が見られた。縦割りグループのお楽しみランチの配膳をひまわり組全員で手伝ったときは、様ざまな保育者に感謝され、嬉しそうだった。おやつの焼き芋紹介で乳児クラスに出向くと、小さな子のお世話に戸惑う子もいた。来月は乳児クラスと交流する機会をもっと増やしたい。

環境

公園で黄色いイチョウの葉っぱを発見した子どもたち。「フラワーシャワーできるね」と両手で拾い上げ、「お誕生日おめでとう!」と友だちとまき散らし合っていた。様ざまな石を形ごとに分類したり、お店屋さんごっこに発展させたり、石ぶつけゲームを考案したり、石だけで1時間以上も夢中になって遊んでいた。自分宛ての年賀状を書いてポストに投函。年賀状の慣習や切手を貼る方法に関心を示していた。

言葉

回文・なぞなぞ・ダジャレが大好き。「コトバあそび絵本」を読むと真剣に耳を傾け、「私も回文を考えたよ」「ダジャレを思いついた!」と披露する子も増えてきた。「どんな洋服が好き?」と尋ねられて友だちが戸惑うと、「ズボンとスカートではどっち?」「リボン付きがいいかな?」と具体的に問いかけ、答えやすくしてくれた。劇のセリフは、耳で聞いたり文字で読み返したりしながら、あっという間に覚えていた。

表現

劇「金のガチョウ」では一人一人が自分の役と向き合い、観客が見守る中、挿入歌やジェンカの踊りも含め、みんな楽しそうに表現していた。お別れ会ではお世話になった職員や転園する友だちに、歌「スマイル」「虹」をプレゼントしたが、心のこもった優しい歌声を響かせていた。人気アニメの刀剣作りがブームになり、色画用紙を丸めカラーテープを張り付け、試行錯誤しながら個性豊かな作品を作り上げていた。

育児あれこれ