4歳ゆり組2019年度6月のまとめ

健康

泥んこ遊びでは裸足になることを一瞬ためらうが、しばらくすると次つぎに裸足になり、泥・水・砂の感触を身体全体で味わいながら、様ざまな遊びを展開していた。子ども同士で「走りたくなっちゃったね」と言いながら、走る順番や「ヨーイドン!」のかけ声係を決めて、主体的に運動会ごっこを楽しむこともあった。これからも心と身体を開放し、健康的に思い切り遊べる環境を作っていきたい。

 

人間関係

散歩→英語で遊ぼう→眼科健診など活動が目白押しでも、あらかじめ一日の流れを分かりやすく説明すれば、混乱なく次の活動の準備をする姿が見られるようになった。「玩具もみんなで片づけたほうが早く終わるね」の声かけで、子ども同士が協力し合うようになったり、上手に片づけている子をほめると周囲の子の意識も高まったりしてきた。このような姿を認め、さらに育んでいきたい。

 

環境

公園では木の実から色水を作ったり、「ここの土はサイコー」と泥団子を作ったり、弱ったアゲハが飛び立つ姿に「がんばれー」と声援を送ったり、様ざまな自然環境と親しむ姿が見られた。梅ジュース作りのためにスーパーへ行くと「梅ってお店で売っているの?公園で拾うんだと思っていた!」と驚いたが、店内で商品を見て回り、レジで元気に挨拶するなど、買い物自体も楽しんでいた。

 

言葉

花や木の実や収穫した野菜のにおいをかぐと、「甘い香りがする」「マンゴーみたいでおいしそう!」「ツーンとさわやかなにおいだね」など、実感のこもった言葉で表現していた。「あめふりくまのこ」「にじ」などの歌詞を張り出すと、友だちと拾い読みしながら歌うようになった。「この言葉ってどういう意味?」と尋ねる子も増えてきたので、一緒に調べるなど丁寧に対応していきたい。

 

表現

傘とカタツムリの造形はハサミで切ったり糊で貼ったり、手先を使う作業が多かったが、みんな真剣に取り組んでいた。クレヨンで描いた上から絵の具を塗ると「はじき絵」となり「すっごくキレイ!」と感動していた。プール開きで踊った「エビカニックス」では、一人一人がエビとカニになりきり自由な身体表現を楽しんでいた。今後も子どもたちが意欲的に取り組める表現活動を増やしたい。

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