5歳ひまわり組2017年度12月のまとめ

健康

上着着用で園庭に出てもサッカーや鬼ごっこで身体が温まり、すぐに脱いでしまう子どもたち。年末に「今年最後の散歩だよ」とわんぱく広場に出かけると、手足に力を踏みしめて木登りしたり、小高い坂の上り下りを猛ダッシュで繰り返したりしていた。また戸外あそびから戻ると、手洗い・うがいをサッと済ませる習慣も身についてきたようだ。

人間関係

テラスで乳児さんが靴はきに手こずっていると、「お手伝いしてあげる」としゃがみ込んだり、手をつないで優しく誘導してくれたりするようになった。砂場で大きな穴を掘っても「小さい子が落ちたら危ないね」とすぐに埋め戻している。観劇会の会場や散歩先の公園で他の保育園の子どもたちと出会うと、声をかけ合って仲良くなる姿も見られた。

環境

「〇△□の形を一つずつ入れる」という約束で切り飾りをした。図形は同じだが、その大きさや並び方には一人一人の個性がにじみ出たステキな作品ができあがった。時間や数字に対する興味も高まり、「いくつ数えたら1分なの?」といった質問も出るように。身近なものと関連づけながら、今後も数や図形、時計の読み方をみんなで考えていきたい。

言葉

生活発表会で行う演奏や歌、劇などの取り組みをしていると、セリフを書き写す子、手書きのプログラムを作る子、小道具の手紙の文案を考える子など、言葉と親しむ様ざまな姿が見られた。週明けには祖父母の家に行ったことやパーティーに参加した経験などを、思い思いの言葉で嬉しそうに発表し、聞き手も興味深そうに耳を傾けるようになった。

表現

曲の途中で昆虫やカエルに変身する踊りは子どもたちが大好きなもののひとつ。保護者の前で緊張していた子も、いざ曲が流れだすとあふれんばかりの笑顔で踊っていた。普段の保育でもタンバリンやカスタネットを用意すると、歌を口ずさみながら楽器を鳴らしたり、荒馬踊りのステップを踏み始めたりして、自由に音楽表現を楽しんでいる。

食育

「冬のパーティー」のお楽しみ給食会では、エプロンと三角巾をつけてテーブルセッティングのお手伝いをした。ゆり組やすみれ組の分も配膳するのが嬉しく、きれいに盛り付けられた料理の数かずにも目を輝かせていた。赤いランチョンマットを大切そうに持ち帰る子もいた。こうした特別食をみんなで楽しくいただく機会は、これからも大切にしていきたい。

育児あれこれ